ジグラー(jiggler)という概念
私自身はジグラーオカダと名乗らせて頂いているが、ジグラーとは何かということをよく聞かれて、聞かれるたびに説明するのだが???というインプレッションを受けるので言語化したいと思う。
ジグラーは、ドルフ・ジグラーやガメラのジグラ、ジグ・ジグ・スパトニックでは無く、英語の動詞(jiggle:ゆれる)から来ている、日本でもリモートワークサボり検知防止のマウスジグラーというソフトウェア(マウスが定期的に震えることによりスリープ状態になるのを回避する機能)から聞いたことがある人もいるかもしれない。そして、jigglerは直訳するとゆれるものになりまさにその名の通り現世界でジグラーとよばれているものもゆれるものなのである。
ナーニがゆれるものだ、、、?アレなんか見たことありませんか?
昭和・平成の駄菓子屋等にはこういった、ショック系のゲテモノ玩具ってありましたよね、これらは通称ジグラーと故障されています、だって指で摘んで上下にふると末端がふるふるするしてるではないですか、だから"""ゆれるもの"""達なんです。わかりやすいですね。
"""ジグラー"""と検索しても国内の情報ソースはとても少なく、こういったゲテモノ連中がまさかそんな呼び名で呼ばれていると認知は多くないが、世界ではジグラーのSNSコミュニティがあったり、facebookにもそこそこアクティブなコミュニティグループがある。一定数奮い立ってふるえるものたちを収集したり、なんだっけな。。とノスタルジーを抱いている層がいるようだ。
ゆれる者たちは、表面がマットな素材なゴムで出来ており時代柄もあり、熱で変形したり、紫外線により褐色化して現代においてありのままだった姿でみつけることは結構珍しかったりする(当社比)なので、朽ちが近いものたちであるということ。そして人に作られたものでありながら、固有名詞を持たない、スクリーマーズ、スカベンジャーのような形態の概念がありながらも、、言語化されない、アレは結局なんだっけなというものたちに対して愛おしさを抱いてしまう。