【初体験】日蓮正宗の勧誘チラシをもらってみた
街頭の勧誘活動、実はちょっと好き
新興宗教の信者が駅前などで勧誘活動をする光景。目撃する人は多いと思います。おかしなもので私、結構声をかけられるんです。ちょろいヤツと思われるのかなぁ。後学のために話を聞くことがあります。
50~70代の女性信者が多いです。服装が小奇麗で、言葉遣いが丁寧な印象があります。特に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)、エホバ、実践倫理宏正会など。
職業を聞かれて「ケーキ職人」と答えると「まぁ素敵」ってすごいリアクションをしてくれるからちょっといい気分になれます。
からかって「宇宙刑事」と答えた時の反応もスゴイ。
「私たちも宇宙を大切にする教えなの。どんな活動をなさるの?」
「え…いろいろその…」
負けたよ。負け。勧誘活動のツワモノだからこういう返しも上手いんです。なお統一教会の方でした。統一教会って地域に名伝道師と呼ばれるオバちゃんがいるのはこういうトーク力かもしれませんね。
昨今、印象的なのは冨士大石寺顕正会。かなり攻撃的で自民党の街頭演説でも機関紙『顕正新聞』を掲げて一種の“カウンター活動 ”を行っています。仏教団体の中で最も活動的ではないでしょうか。
日蓮正宗の街頭演説は初めて
顕正会はもともと日蓮正宗の信徒団体。前身の妙信講から顕正会になりました。
先日、日蓮正宗の勧誘パンフレットを先日初めてもらいました。創価学会や顕正会など派生団体とは過去、何度も接触がありましたが、日蓮正宗は初めて。
顕正会は若者もいるけど、今回遭遇した日蓮正宗信者は地味目な中高年男性の一行。こんなパンフレットをくれました。
顕正会の場合、配布した機関紙に担当者の連絡先が貼り付けてあります。また他団体だと実践倫理宏正会の場合、連絡先と一言が添えられたメッセージカードをもらいます。創価学会の場合はご近所さんだと「選挙お願いします」とか「炊き込みご飯を持っていきましょうか」とかよりダイレクトなアプローチです。
日蓮正宗はパンフレットに信者の氏名、携帯番号、メールアドレスが記入されていました。
今回はお手紙が入っていました。なかなか丁寧な文面です。
この辺り創価学会や顕正会を意識したかのような記述です。ウイルスは病原体で悪鬼のせいではないと思いますが、これが信仰というものでしょう。顕正会なら機関紙で他教派を「邪宗」扱い。聖教新聞もコラム「寸鉄」だとドギツイことが書いてあります。
それに比べれば控えめ目な文面。パンフレットをくれた信者たちも他宗派に比べて淡白でユル広宣といったところでした。
これが50~70代の女性信者ならもっと前のめりだったかもしれません。
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