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歴史は浅いが名店揃い! 和泉明店街「沖縄タウン」でランチ

横浜の鶴見、大阪の大正区、東京は杉並に

甲州街道沿いにあります。代田橋駅から徒歩3分程度。

何かとお騒がせな朝ドラ『ちむどんどん』ですが、沖縄文化に関心が集まればそれは結構なことです。ちむどんどんは横浜市鶴見(鶴沖地区)の沖縄タウンが舞台。面白いものでこれまた賛否があった朝ドラ『純と愛』では大阪市大正区の沖縄タウンが出てきました。

鶴見、大正の沖縄タウンは歴史も長く有名で観光地でもありますが、東京杉並区の和泉明店街「沖縄タウン」も知名度は低いものの地元で親しまれています。京王線『代田橋駅』から徒歩3分程度でアクセスも至便。特にめんそ~れ大都市場飲食街がオススメということで行ってみました。

ちむどんどんのイベントも開催されました。
合法シャブはまた今度。

ムーディーなめんそ~れ大都市場

今回は「沖縄酒場SABANI」さんにしました。昼のみがいいってことでしたが仕事があるのでまた次の機会に…。

泡盛メニューが豊富。

琉球ハブボールを見た時の誘惑。悪魔のささやきを押し切りました。

やはりここはソーキそばでいこうかと。客層は若い人が多くて、とりわけアートな感じの方が多く見られました。スープと麺が選べます。いきなり番号で指定するお客さんもいました。常連でしょうね。

首里製麺の「沖縄そばナポリタン」というなかなかのパワーワードに惹かれましたが、今回は全部のせにしました。Wスープとゆで麺の組み合わせでいきます。

そーき(骨付きあばら肉)の量がなかなか凶暴でした。美味しいです。豚+カツオベースだからこってり風味と思いきや、とてもお上品な味に思えました。基本的に居酒屋さんだから飲んだ後もさっぱり食べられる気がします。

今年で17歳年目、和泉明店街「沖縄タウン」

さてなぜ代田橋の商店街が沖縄タウンになったのでしょうか。沖縄からの移住者が集まった鶴見や大正区と異なり和泉明店街「沖縄タウン」は商店街活性化で作られました。

同商店街HPでこう説明されています。

寂れた商店街を活性化させるために、商店街の強みである『個店の連なり』を最大限活かして街を再生させようとする、全国初の試みです。
杉並区は、『沖縄学の父』と呼ばれる『伊波普猷(いはふゆう)』や、『おもろさうし』の研究で有名な仲原善忠などの高名な沖縄の学者が住んでいたこともあり、23区内で沖縄関係の在住が多く、沖縄料理の店も都心では一番多いという背景に加え、昨今の物産ブームで商品力のある沖縄に着目し、街おこしのテーマを『沖縄』としました。

ムーディーなめんそ~れ大都市場の三線専門店。

各地の商店街が寂れていきますが、この和泉明店街も例外ではなかったそうです。そこで沖縄をテーマに街おこしをしたといいます。今年で17年目という若い沖縄タウンなのです。歴史は浅いですが、とてもムードがあります。

専修大学の学生さんがこんな冊子を作っていました。若い人がアイデアを持ち寄って町を再生するとは良い取り組み。今後の街作りの参考になるかもしれません。

沖縄料理好きはもちろん自分だけの隠れ家を探している、そんな人は和泉明店街沖縄タウンをオススメします。

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