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週刊文春「木原報道」が“ しくじり弾”になった3つのポイントを読む!

今度は違法風俗で攻めてきた

堀新弁護士も疑問視。

岸田首相の側近、木原誠二官房副長官妻の元夫が2006年に不審死したことに関する週刊文春の報道が連続しています。

木原官房副長官問題は 政争! 右も左も 小躍りした文春報道は 自民選対が ネタ元?

私はこのネタに便乗ではなくて情報源などについて取材しました。そして木原氏を追い込むための政局であり、自民中枢のリークから始まったという結論に至りました。

そして17・24日合併号でこんな記事が出ました。
木原副長官は違法風俗の常連!

週刊文春17・24日合併号

「俺はエッチを我慢できないから」

どうでもよくないですか。議員の性癖なんて。そもそも木原妻の元夫の不審死に関する捜査への介入が問題でした。

それがいつの間にか木原氏の個人攻撃に変化してしまって(笑)。性癖まで持ち出して週刊文春編集部も当初の目的を忘れてしまったのではないでしょうか。

一説にはもう木原氏サイドと週刊文春は手打ちが出来ておりこの問題もフェードアウトしていくという話でした。しかしその上で違法風俗ネタは鼬の最後っ屁かもしれません。

もとは面白いネタだとは思うんです。正直、木原氏は女性スキャンダルを抱えており、その上に妻の元夫の不審死というのはミステリー要素が強い。週刊誌ネタとしては最高の材料です。

なのになぜ文春は間違えてしまったのでしょう。

元取調官の記者会見は明らかに無駄

私は7月28日に開催された元警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係・佐藤誠氏の記者会見が明らかに「無駄」で報道の迷走を深めたと思います。

本件をご存知の方は会見で佐藤氏がZ氏=木原妻の父が犯人とする根拠を問われ「勘」と言ったのは失笑を買いました。

すごい話ですよ。記者会見場には左派メディア、ジャーナリストも多数。普段は「警察の不当捜査」「警察の横暴」と訴えている人たちですよ。それが「デカの勘」みたいな話を支持するという不思議な構図。

このため反自民のメディア関係者からも苦言されていました。

会見に集まって来た面々も到底、こんなややこしい取材ができるとは思えません。それにあの一派の知見ではこの問題の本質が「政局」であることを見抜けなかった訳です。

ただ声は大きいし相応に発信力もあるため、拡散しやすいというメリットもあります。文春としては報道機関・ジャーナリストというより声の大きな活動家風情を集め燃料投下が目的だったのでしょう。

ところが「木原許すな」という左派ユーザーたちのSNSを見ますとほとんど事態を飲みこめていない人が多数でした。というよりも新聞・テレビの記者も正確に事実関係を把握できているのか怪しいです。

「木原が悪い」

この一点で凝り固まったのではないかと。木原氏を追い込むというならば単純に「捜査介入の可能性」で攻めれば良かったのに。ところが「犯人捜し」に変化してしまったのです。仮に事件化して犯人が木原氏周辺人物だったとしても木原氏自身は無関係のこと。犯人捜しと木原氏は無関係です。

文春砲しくじり弾3つのポイント

それではまとめです。

  1. 警視庁の捜査に木原氏が介入したのか、また影響があったのか、この事実関係に特化すべきだった

  2. 佐藤氏の記者会見は無駄。特に「勘」発言によって根拠が揺らいでしまった

  3. 自民アンチの活動家肌のメディア関係者に騒がせた結果、犯人捜しになってしまった

この3つが文春しくじり弾になった原因だと考えます。どういう幕引きか分かりませんがとりあえず本件は終了でしょう。状況を見て小ネタで続報を掲載しつつフェードアウトと予想します。



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