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R-1グランプリ吉住さんの「デモ」ネタに怒る人たち
夢がないと言われたR-1グランプリ
9日にR-1グランプリが開催されて街裏ぴんくさんが優勝しました。ウエストランドの井口さん曰く「夢がない大会」ということですがともかくおめでとうございます。
今回は優勝者よりも女性芸人の吉住さんのネタにリベラル界隈が激怒しています。
デモの女性参加者が結婚の挨拶に行くという設定で優勝は逃しましたけど、斬新というか着想が面白かったです。言動も不気味で不条理な世界観でした。
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ところがこれにリベラル界隈が激怒。デモへの偏見というのです。
そうでしょうか。せっかくの土日なのに場合によっては真夏に路上で声を挙げるんですよ。デモ参加者の中には世捨て人のような人も多数います。吉住さんの演じた女性なんてまだ可愛いもので。
このネタを見た瞬間、確実にメディアが飛びつくと思ったら案の定。東京新聞・松島京太記者が「不快感」とまで言いました。
R-1の吉住のネタ、デモをひたすら揶揄していて、抗議活動自体を馬鹿にしている不快感よりも、デモに対して一部の人達がこういう捉え方しているんだという生々しい偏見に触れてしまった不快感が強い。これでどれだけ多くの人が笑えてるのが気になるところ。
— 松島京太🍄まっしゅ (@water_insect) March 9, 2024
ネタが「デモへの偏見」だそうで。こんなことぐらいで怒るからデモ参加者や活動家は失笑されるんですけどね。なお吉住さんは決勝で警察の鑑識課の女性捜査官のネタをやりました。こちらは捜査場所が交際相手の会社という設定。典型的な不条理ネタというものでサイコパスな捜査官を演じています。
警察にすれば芳しくない演出かもしれません。しかしそうした声は聞こえません。
お客さん&仲間を馬鹿にされた気になった!
活動家が吉住さんのネタに激怒するのはありえることでしょう。活動家にとって「デモ」とはハレの日。少なくとも活動家にとっては「闘い」。それを茶化された気持ちになったのでしょう。
一方、松島記者のようなメディア関係者が怒るのはデモや活動家は取材源であり、協力者。特に当事者の言い分をそのまま垂れ流す寄り添い系記者にとっては客を馬鹿にされたのも同然です。
しかしそもそもこうした場合、怒ったら負けという気もします。むしろ吉住さんが話題になり彼女は優勝できなくても爪跡を残せたわけです。大成功ではないでしょうか。
それにデモ参加者の中には常軌を逸した言動をとる人もいます。一般人がみたら当然ながら怖いのです。そうこれは「デモ」というよりも「活動家」に対するイメージの悪さでしょう。
つまりどれだけ怒ろうが、偏見だと騒ごうが
一般人は活動家を「キモい」としか見てないんですよ~~。