
自民反主流ならなんでもいいの?
小沢一郎、中村喜四郎、鈴木邦夫、古谷ツネヒラ、右から来たものを左へ受け流す的なムーディーなコウモリ商法はナウな左翼にバカウケです。赤旗を売って半世紀みたいな人はこういう現実をどう感じているでしょうか。
2012年12月22日。総選挙で自民党が大勝し安倍政権誕生間近の夜、私はNHKの生番組に出ました。その直前、安倍氏のFacebookの投稿です(その後削除)。それから7年8ヶ月、長く苦しい日々でした。ちなみに同番組でごいっしょした石破茂氏は心ある方で、いまも季節の挨拶を交わさせてもらってます。 pic.twitter.com/z6BKsrraWc
— 香山リカ (@rkayama) August 28, 2020
今、安倍晋三が何よりも恐れているのは「森友の公文書偽造の再調査」だ。しかし、石破茂以外が次期総裁になれば、この問題は現在と同じく権力によって隠蔽され続ける。仮にも先進国で、こんなことが許されても良いのか?権力者なら保身のために人を死に追いやっても良いのか?あたしは絶対に許さない!
— きっこ (@kikko_no_blog) August 30, 2020
ここ2、3年、妙に左派が織りなす石破茂賛美は一体、どういう現象なのか理解できません。反アベなら人類皆兄弟という極めて単純なロジックが作用していると思うんですね。有事法制、イラク戦争のあたり石破氏はかなり辛辣な評価でこの方がクリスチャンであることから、サビエルの肖像画を模したパロディ画像が作られたものですが・・。
もし石破氏を評価するとすれば、国民的論壇誌のあの『論座』など左派メディアの安全保障関係の取材にも応じて矢面に立った点でしょうか。
今現在は、石破推しの東京新聞ですら第二次安倍政権、幹事長時代にこう報じていました。「石破自民幹事長もくろむ軍法会議」ですよ、見出しが。
ある時期までは軍事オタクと罵り、戦争主義者の烙印を押していたんですね。それが今じゃあ待望論。石破首相を望む左翼をむしろ左翼界隈は軍法会議にかけてほしいですが、まあ「そうでしたっけうふふ」というやつでしょう。しかしちょっと考えました。
ということはですよ。もし示現舎が「今なお根強い部落差別がある」と言ったら全国津々浦々の人権の友たちが熱烈ファンになってくれるということでしょう。
ないない。