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U-25の若者へ、「政治活動」という非日常に逃げてはいけない3つの理由

朝日新聞が傷に塩を塗りたくる記事

https://www.asahi.com/articles/ASR4X5VSSR4QPTIL01L.html

朝日新聞が元「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)で活動していた旧メンバーに取材しました。なんでもSEALDsという過去を隠したいそうで(笑)。かつて同団体は大きな社会ムーブメントになりました。ところが現在、SNS上では元SEALDsの落武者狩り状態になっております。

「元全共闘」ならなんとなく「元」がサマになるから、朝日新聞か毎日新聞映えするし、歴史感もあるんですよ。

元SEALDsって…。個人的には政治活動における七五三祝いの領域なんですが。「若者の声に耳を傾ける賢人」を演じるマスコミ、野党議員、古参の活動家にとってはかけがないのない存在なんでしょうね。

ただ全共闘と決定的に異なるのは政治的立ち位置です。「若くてお洒落でキラキラなウチら」みたいなアピールだったから加齢に伴い痛々しくなるものです。聖子ちゃんカットは当時カワユクても、令和でやったらネタ扱いですもんね。

さて「SEALDs」についてU-25、25歳以下の若者は何を学ぶべきでしょうか。25歳以下と区切ったのは特に意味はありません。最近は40、50のオッサンも「ボクらワカモノ」とアジっているから、若者の定義が曖昧です。

ここではSEALDsの如く、「ウチら仲間」と全力で仲良しアピールする集合写真に入っていても違和感がない年齢。それをU-25としました。

左翼活動家ウォッチ30年の私がこれから日本を支えるU-25に教訓を授けます。

市民活動に夢はないぞ!

①市民運動にSEXを期待するな!

市民運動には綺麗なお姉さんがいます。すでに削除されましたが、かつてNAVERまとめに「SEALDs(シールズ)の美女が可愛い!戦争・徴兵制・安倍晋三に反対する若者たちの姿」という記事がありました。

https://togetter.com/li/849821

もしこうした言説を真に受けて、日本を変えたい、私も変えたい!と「彼女を作る」「童貞を捨てる」という願望があるなら断言します。絶対に無理です。なぜなら活動のお姉さんたちには立派な彼氏やいいパパがいます。名もないカネもないアナタになびくことはありません。かつての全共闘や一部のセクトでは「肉弾オルグ」といって女性活動家が肉体関係で活動家を勧誘するという話もありましたが、それはレアケースです。しかも童貞を捨て、さらに人生を捨てることになるでしょう。

まあともかく女性目当ての政治活動参加はやめましょう。

②しょせんアナタは団体の肥やし

市民団体になると、特に政党とも交流がある団体トップになりますと、メディアの取材を受けることもあります。活動家映えする人になると朝日新聞、毎日新聞、東京新聞が特報面でデカデカと扱ってくれます。

しかしアナタがその地位につくことができるでしょうか。

まず無理でしょうね。市民団体は決してトップが交代しません(代表者や幹部の死去、離脱を除いて)。有象無象の団体が星の数ほどあるのもこうした理由です。劇団と似ていますね。まあ劇団はわき役でも注目されることはありますが、残念ながら市民団体のわき役は肥やしレベルです。

③運動という非日常に逃げるな!

若者が最も勘違いしがちなのがこの③かもしれません。学生時代を思い出してください。遠足、修学旅行、臨海学校、球技大会、文化祭、体育祭、大学短大生なら学園祭…。学校におけるこうした非日常的な行事はとても楽しかったですね。

球技大会や体育祭前なんて普段は厳しい先生も「今日は授業はやめて練習するか」みたいなちょっとホッコリティーチャーになりますね。遠足、修学旅行、普段はあまり仲が良くない子がなぜか親切にしてくれる。こんな経験ありませんか。これも非日常の魔法ですね。

政治活動にはこれがあるのです。選挙活動も同様に。野党支持者や労組のオッサン、オバサンたちは応援した議員が落選しても「我こそ真の王者」の如く振る舞うのはなぜでしょう。それは選挙という非日常を味わえたからです。

政治運動には非日常があるんです。あの遠足や修学旅行のようなテンションを再現してくれます! しかしそれが終わったら何が残りますか。いつもの生活ですよ。政治活動は一見、非日常的な空間を味わえた上に、何かを成した錯覚に陥ります。ですが、なーーーーーんにもありません。

まあそれでも世を変えたいというのならば第二次SEALDsを結成するといいかもしれませんね。数年後、朝日新聞の取材に対して「過去を隠したい」とか言っているでしょう。

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