銀座ロレックス専門店に大胆な強盗事件 謎のカメラ男の正体は「見届け人」!?
銀座の大通りで堂々の犯行
首相経験者への銃撃による暗殺事件、現職の首相へ爆弾を使った暗殺未遂事件———今、真剣に「治安」を考える時期ではないでしょうか。
先日の銀座強盗事件もショッキングでした。
8日、東京銀座の高級時計「ロレックス」の専門店に高校生を含む16~19歳の4人が押し入り、約1億円相当の腕時計を奪って逃走。4人はすでに逮捕されていますが、被害品約70点がまだ発見されていないということです。
現場は中央区8丁目大通り。人通りも多いのに大胆な手口です。ともかく犠牲者がなかったことは何よりですが、それにしても高級時計だけに莫大な被害額。10代の若者に盗品がさばけるとは思えないから何らかの犯罪ブローカーか専門のバイヤーがいるのでしょう。
もちろん背後には何らかの犯罪組織がいると考えられますね。そこで不思議な映像を提供してもらったので紹介しましょう。
なぜそこで強盗事件が起きると分かったのか
一台の不審なドライバー。同店付近にて停車しています。これから先はカメラ男と呼びます。
おそらくなんらかの合図があったのでしょう。カメラ男は急発進して現場に車を移動しました。
通行人がなんだという感じで見ています。
店内で犯人たちが傍若無人に商品を強奪しています。
白仮面もバッチリ写っています。
ここで異変を感じた女性が果敢にも止めに入りました。
ですが、かなうはずがなく逃亡。女性に危害が及ばず良かったです。
犯人が使用した逃走車です。カメラ男も車に接近しました。
カメラ男は見届け人!
この通り、犯行から逃走までこのカメラ男が記録していました。
ところがですよ。おかしいと思いませんか。なぜこのカメラ男はここにいたのでしょう。偶然、事件現場に出くわして「よーしTwitterに投稿してバズらせたろ」なんて訳がない。どう考えても不自然ですよね。最初から時計店を観察してたわけですから。
事件に詳しい人物によるとこの男の正体は「見届け人」の可能性が高いということです。
強盗を実行したのかを確認して、逃走経路などを組織に報告する役目なのでしょう。犯人たちは逮捕されましたが、10代という年齢を考えても所詮は、指示で動くコマ。背後の組織、あるいは黒幕まで突き止めることができるのか注目です。
日本の治安はどうなるのか
改めて現場周辺地図をみるとこれも頭を抱えてしまいます。
赤丸の事件現場から警視庁は目と鼻の先。その近くには霞ヶ関に国会議事堂。日本の中枢ような場所ですよ。
こんな場所で10代の若者が高級時計店で強盗事件を起こすとは怖いというよりもうすら寒さを感じました。
かつて「水と安全はタダ」と言われた日本社会。
確かに世界的で見ればまだ治安は良好な部類かもしれませんが、戦後の安全神話は確実に崩壊しつつあるのではないでしょうか。
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