阪急交通社がまさかの「福島原発見学ツアー」どんな人が行くんだ?
いわゆるフィールドワーク?
通常、市民団体はよく「フィールドワーク」ってのをやるんですよ。例えば第二次世界大戦中の関係施設や廃墟、あるいは歴史的遺物、成田闘争の三里塚周辺だったり、まあいわゆる「活動家」が好みそうな場所ですね。
東日本大震災、それから福島原発事故関連でもフィールドワークは開催されました。もちろん参加するのは脱原発運動に関わる、または共鳴する人たちですね。参加者といえば1km先から見ても世捨て人と思しき面々(笑)。
ところが阪急交通社がなんとこんな企画。
福島第一原子力発電所内部視察と福島県浜通りホープツーリズム 3日間
設定期間 2024年12月13日~2025年1月17日
料金は7万9900円。高いのか安いのか。私はかなりお値打ち価格だと思いましたよ。
ルートは以下です。
1日目
伊丹空港→仙台空港or山形空港→道の駅なみえ→震災遺構 浪江町立請戸小学校
→とみおかアーカイブ・ミュージアム→広野町泊
2日目
東京電力廃炉資料館→福島第一原子力発電所内部視察→東日本大震災・原子力災害伝承館→富岡町泊
3日目
広野町熱海トロピカルフルーツミュージアム→浜の駅松川浦→道の駅伊達の郷りょうぜん→仙台空港or山形空港
注目は2日目。活動家がいうところの「フクイチ」こと福島第一原子力発電所を内部視察。
これ一体、どんな人が行くのでしょうか。そもそも阪急交通社自体、ターゲットは富裕層の高齢者です。「意識高い系」の高齢者を当て込んだのでしょうか。「ラグジュアリーツアー」とまでいえるのか分かりませんが普段、「フィールドワーク」といっているような活動家な面々が参加するとは思えません。
読者の皆さんはどうですか。私はちょっと興味があります(笑)。