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座談会企画~第1弾~役者編①
リバイバル、座談会企画!!
役者やチーフたちが、今公演の意気込みやジゲキの思い出を語り合います!
第一回の座談会は、
ベーム役:速浪ヒース
クルック役:デヴィン・カミン
ビューロウ役:三浦の厚焼き
ヘンチュ役:水弖美てみ
でお送りします。
――――自己紹介と自分の演じるキャラについて一人ずつお願いします。
デヴィン:デヴィン・カミンです。役名はアレクサンダー・クルックです、よろしくお願いします。やばい上司の役です。楽しいです。
三浦:芸名は確か……三浦の厚焼き、にした気がします。役名はカール・ビューロウです。まじめでお堅いけど、人情派な上司やらせてもらってます。
速浪:なんで芸名変えたん?
三浦:えーと…とにかく本名をアナグラム生成メーカーにつっこみたくて…。
速浪:俺前のほうが好きやったなあ。
三浦:あ、ほんとですか!でも前のも今のもあんまり芸名に愛着持ててないんですよね…。今後どうしようかな…。
水弖美:芸名が水弖美てみで、役名がヘンチュですね。めっちゃ偉くて、めっちゃ怖いでーす。
速浪:速浪ヒースです。今回やる役がベームです。クルックの金魚のフンですね。非常に楽しくやらせてもらってます(笑)
――――今回の役作りで意識していることをおしえてください。
速浪:これはデヴィンさん最初にお願いしますよ、この中で一番役者経験豊富ですし。
デヴィン:えー何やろ。なんか、自分の頭の中でキャラを思い浮かべて、そいつがどういう人生を歩んできたのかを考えながら動きやしゃべり方の癖とかを考えていくって感じですかね。え、どうですか?
三浦:いや、なるほどです。
速浪:え、聞いてる?
デヴィン:聞いてないですこれ。
三浦:いや聞いてますよほんとに! こういう先輩方の考えを参考にしなければと今、思っております。
デヴィン:座談会ちゃうやん(笑)
三浦:思っております!!!
一同:(笑)
速浪:え、役作りで意識してることですか? その場その場の役割というか、何のためにこのシーンにいるのかなっていうことを考えてセリフを言いたいなって思ったり、動きを考えたりするように今年からなりましたね。
デヴィン:今年からだそうです。え、なんで昔はやらなかったんですか?
速浪:昔は分からなかったからですね(笑)昔はセリフを覚えるので精いっぱいで(笑)
水弖美:私は普段威厳がないので…威厳のある人の動画とかを探して見て、マネしてます。
三浦:自分も普段ちょっと威厳のない人間なので…上司感みたいなものを出すために先輩方を参考にしながら、姿勢や発声から頑張っています。
速浪:具体的に誰を参考にしてるとかあるの? だってデヴィンさんとかはほら…ねえ?
デヴィン:僕なんて威厳のかたまりですからね(棒)
水弖美:誰が威厳あるの?
三浦:いや~デヴィンさんを参考にしたいんですけど…したいんですけどね……。
デヴィン:なんか含みある(笑)したいんですけど…?
三浦:い、いや~……今後ともよろしくお願いします。
一同:(笑)
――――ジゲキの魅力は何だと思いますか?
三浦:先輩方や同期たちはみんな不思議で素敵な人たちで。そんな人たちが集まっておもしろいことをやっているみたいな雰囲気が好きですね。
水弖美:いろんな部署がジゲキにはあるんですけど、それぞれが力を入れて、それがまとまって良い公演を作り上げているのが魅力だと思ってます。役者をやって部署の頑張りが改めて認識できてすごい楽しいです。
三浦:おお~パチパチパチ。
デヴィン:スタンディングオベーション。
速浪:スタンディングはしてないです(笑)
速浪:毎公演終わってからいろんな人が反省をするんですよ、今回どうだったかな、みたいな。みんなが次に進もうという意思を持っての反省ができて、よりよいものを作り上げていけると思うので、そこをお楽しみいただきたいなと思ってます。
一同:おお~(立ち上がって拍手)
速浪:スタンディングオベーションやめて(笑)
デヴィン:では部長として、ほんとに一番の魅力を伝えようかなと思います。
デヴィン:やっぱなによりも……学部の人とはいかない飯屋に行けるというのが一番の魅力ですね。
速浪:どういうことですか?
デヴィン:皆さん麻婆麺大学って店知ってますか?
水弖美:いや~知らないですね(目をそらしながら)
デヴィン:皆さんは――――
~🍜デヴィン、食への愛を語る(中略)🍜~
デヴィン:――――と、思っております!
速浪:ここ(書くのは)一言ですましていいよ(笑)
――――ジゲキで印象に残っている思い出を教えてください。
三浦:やっぱり僕は今年の新人公演(2023年度新人公演『Dear dreamers』)ですかね。最初と最後で自分たちの成長が目に見えて感じられて感動すら覚えました。
デヴィン:最初の通し(劇の最初から最後までを通しで行う練習)の映像今見れる?
三浦:いや~…見れませんね(笑)
デヴィン:見れないよね(笑)
速浪・水弖美:俺(私)は見させられましたけどね!
一同:(笑)
速浪:俺は去年の秋冬公演(2022年度秋冬公演『パンドラの鐘』)が大きかったですね。台本これなの―⁉って正直なったんですよ最初。でもすごく楽しかったし、あれがあったからいろいろ変わったなって。あと、一生いじられるであろうやらかしもあって…
デヴィン:あ、それも言っとく?
速浪:5回目の通しの時に、俺は舞台裏から言うセリフがあって、でもちょっと舞台裏で別のことを考えてしまっていたんですよね。
デヴィン:考えるなよ別のこと(笑)
速浪:で、その時ふと舞台上が静かになって、俺は「やばい、自分のセリフここや!」と思ってすぐにセリフを叫んだら、全然違うところでして……。
水弖美:(笑)
速浪:しかも舞台上で男女がいい感じになるシーンで、突然関係ないセリフを入れてしまったので……演出が爆笑してましたね。
一同:(笑)
デヴィン:普段なら絶対怒るような怖い演出補佐の人がいたんやけど、その時はもう一周回って爆笑しちゃって。
速浪:舞台裏で一緒にいた先輩も飛び上がっちゃって、大混乱させてしまったっていうことがありましたね。
デヴィン:絶対にダメです。役者をやる方は気を付けましょう(笑)
水弖美:でも、私も去年の秋冬公演が印象に残ってますね。その時初めて衣装チーフ(衣装をつくる部署を統括する立場)で参加したんですけど、ほんとに失敗ばっかりで……。でも役者が衣装を着てパフォーマンスする姿を見て、めっちゃきれいだなって感動しましたね。いろいろ大変だったけどちゃんとできてたんだなあって。
速浪:よかった。
水弖美:今回はそれをほかのスタッフさんに伝えられるように自分の演技を頑張りたいと思ってます。
デヴィン:めっちゃいいこと言うやん。え、もう終わる?
速浪:いや最後なんですからしっかり言ってくださいよ(笑)
デヴィン:僕は去年の新人公演(2022年度新人公演『広くてすてきな宇宙じゃないか』)ですね。演出だったんですけど、公演前日に主役の女の子が体調不良になってしまって、代役のオーディションをしたんですけど……なぜか僕がおばあちゃんの役をすることになって……
一同:(笑)
デヴィン:で、その日の夜に公演で猛練習して、次の日いけると思ってリハーサルをやったら、全セリフを間違えて(笑)
速浪:もともと小柄な女の子が突然180㎝くらいの成人男性になったんで(笑)
水弖美:そうそう、私その時一緒に出てたんですけど、とりあえず最初に会って、大きさにびっくりしましたね(笑)
デヴィン:代役やるときって元の衣装をそのまま着るんですけど…入らなくて(笑)。閉店間際の古着屋で衣装の方たちが俺におばあちゃんっぽい服を着せていくんですけど、ずっと首をかしげてて(笑)そんなことがありつつも何とか本番はやりきって、しんどかったですけどいい経験になったなって、思いますね。
――――最後に今公演の意気込みを一人ずつお願いします。
デヴィン;総戦力を挙げて頑張っておりますので、ぜひ劇場に足をお運びください!
速浪:どの部署も常に最高を目指して頑張っていると思うので、私たちも負けないように頑張っていきたいと思います!
水弖美:一年ぶりの役者なので、日々の新しい発見や、支えてくださる人たちの思いを本番で見せられるように頑張ります!
三浦:先輩方とやらせていただいて得るものはたくさんあると思います。今後とも成長していきたいのでぜひよろしくお願いします!
デヴィン:先輩へのメッセージ……?
速浪:卒業の時にやるやつやんそれ。
三浦:あーいやいや!先輩方の胸を借りて、僕が頑張りますので、ぜひ劇場へ!
――――ありがとうございました!