強迫性障害 #3 自己傾向
強迫性障害と言っても色々あって当てはまるもの、そうでないものがあると思います。僕はそれ程不潔恐怖はありません。
僕の強迫性障害の苦手分野
手続き
太字で書いてみました笑
ちゃんと書類は出しているか、間違っているんじゃないか、間違っていたら何の損害があるのか云々‥
まぁ実際間違っていたら間違ってるよと言われて終わりなんだと思うのですが、違っている事で不利益が付いてくるのではないか、と間違っている前提で頭の中が働きます。
大丈夫に導く考えと駄目な場合の考え、多岐に渡り考えを巡らせるのでぼーっとした表情で物凄い頭をフルに回転させます。
事務仕事は病症以降は苦手になりましたね。というか時間がかかります。
加害恐怖
結構これもあります。周囲に対してもしかしたら危害を加えているのでは無いか、危害を加えていたらどうしよう云々
ニュースや会話の中から拾って当てはめて自分を苦しめるという強迫です。
なんとなくですが、家庭を持って妻や子供がいる事で、守っていく為に害を産んでは行けないという感情から来ている気がしています。
不潔恐怖はあまり無いと冒頭で書きましたが、僕が汚れている事で他人が辛い思いをする事の恐怖の方が強いですね。
キーワード
自分の傾向として、他愛もない会話から急に強迫をするきっかけのワードを拾う事もあるので油断なりません。
「もう一人の自分が語りかける」ので自分が突っつかれると気に病むことを知ってるんですよね。
例えば、会議が苦手になってしまいました。
今まで会議では発言する事に抵抗はないタイプだったのですが、飛び交う会話の何かが気になるキーワードになって強迫的観念に陥る事が結構あります。
数年の強迫性障害生活で行ってきた対策
気にしないのが1番なのですが
気になってもネット検索しない
これは重要だと思ってます。検索しても悪い事ばかり見つけてしまいますし、そこからまた深掘りして悪い検索をして、また気になる言葉を悪い見方で検索したり‥どんどんドツボにハマります。
知りたい事があったら書籍で調べた方がそこに正しい言葉で記載されているので安心感があります。
強迫性障害を擬人化して拒否する
これは文献を読んですごく納得したもので、強迫性障害という「もう一人の自分」が嫌がる事を語りかけているので、この「人」を単純に拒否するという考えです。
強迫性障害という自分が言われて嫌な事を良く知る自分が、ネチネチと何かを言って自分を攻撃しようとしている、あなたの話は聞きません、というスタンスで対策する手段です。
ある程度時間をおく
単純ですが、結構効果があります。自然と頭にあった強迫が薄くなるので葛藤しつつも日常生活を続けます。忘れたら勝ちです。
こんな風に客観的にかいてますが、なんだかんだ大小様々な強迫性障害に苦しんではいます。
まだ発症前の自分に戻りたいという気持ちが強いのですが、治すというより付き合うが第一なのかもしれません。
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