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支援の輪を実感して:コンパスナビのイベント参加報告
先日、国際ロータリー第2770地区第1グループと一般社団法人コンパスナビの共催で開催されたイベントに参加しました。このイベントでは、社会的養護を必要とする若者たちへの支援の実態や課題、そしてそれを支える多くの方々の努力を直接感じることができました。
クラシカルエルフの温かい支援
これまで、レンタルスーツや衣服、交通費の寄付が若者たちにとってどれほど助けになっているかを実感してきました。特に、他県では交通費を自己負担するケースが多い中、寄付によってこれが賄えることは本当に有難いことです。
今回のイベントでは、これらの支援が株式会社クラシカルエルフによるものだと知り、直接お礼を伝える機会がありました。クラシカルエルフの方々の真摯な姿勢と温かい心に深く感動しました。特に印象的だったのは、単なる金銭的支援だけでなく、若者たちの具体的なニーズを的確に捉えた細やかな支援が行われている点です。このような支援が、若者たちの自立と成長を大きく後押ししていると感じました。
「福祉ガチャ」と施設間格差
イベントでは、「福祉ガチャ」に関する話題が一部のプログラムで取り上げられ、当事者の方から直接お話を伺う機会がありました。「福祉ガチャ」とは、入所する施設や受けられる支援内容によって子どもたちの将来が大きく左右されてしまう現状を指す言葉です。特に、施設間格差が子どもたちの人生に与える影響の大きさを、当事者の声からリアルに感じました。
施設によって、支援内容や質、さらにはスタッフの対応や環境が大きく異なる現状があります。この格差が子どもたちの将来に大きな影響を及ぼすことに、私は深い危機感を抱いています。
私の目標の一つは、この施設間格差を解消し、どの施設でも公平な支援が受けられる仕組みを構築することです。公平とは、個々の子どもたちのニーズに応じた支援を提供し、それぞれが最大限の可能性を発揮できる環境を整えることです。すべての子どもたちが、自分らしい未来に向かって歩み出せるような社会を目指していきたいと思います。
支援の輪の広がり
このイベントでは、現場で直接支援に携わる方々だけでなく、多様な形で支援に関わる多くの人々の存在を改めて実感しました。企業からの寄付、ボランティア活動、そしてイベント運営など、多くの方々の努力と情熱が一体となり、支援の輪が広がっていることに感銘を受けました。
特に、クラシカルエルフのような企業が若者たちの具体的なニーズに応じた支援を行い、その支援が子どもたちの未来を支えている姿は非常に心強く、印象に残りました。
これからの目標
このイベントを通じて、「福祉ガチャをなくす」という目標を改めて自分の課題として捉え直しました。特に、施設間格差をなくすことこそが、私自身が最も取り組みたい課題です。
まずは、この問題についてさらに理解を深め、周りの人々に伝えること。そして、自分にできる形で支援の輪に加わること。これらを一歩ずつ実践していきたいと思います。
支援の現場だけでなく、その背後にある多くの方々の努力と温かい心。このイベントは、その全体像を実感できる貴重な機会でした。この経験を糧に、これからもこの問題に関心を持ち続け、行動を続けていきます。
公平な支援の実現に向けて、私たちが繋がることで未来を変えていきましょう。