自衛隊を続けていく決心をしたあなたへ。これだけはしておいた方がいいこと。
どうも。元航空自衛官、現在経営者のアッシュです。
自衛官は定年退職年齢が早いため、50代半ばで一般企業に再就職をしなければなりません。
しかし、自衛隊の職務はかなり特殊なので、なかなか一般企業で使える能力ものがありません。
こういった場合どのような将来が待っているかというと、誰でもできる時間をお金に変える系の単純労働をし続けるというものです。
想像に難くないと思いますが、この手の仕事は時間をかけても稼げません。
つまり、何も考えずに自衛官を続けてしまうと、退職した以降もずっと働かないといけなくなってしまうということです。
自分は大丈夫、公務員だから大丈夫と思っている方、果たしてそうでしょうか?
ここから、社会保障制度が破綻しているということをお伝えします。
日本の社会保障制度は1961年にできました。年金や国民健康保険等が身近なものだと思います。
開始当初、年金の保険料は月々150円でしたが、現在は月々約17000円も支払っています。
これは、年金が国民の生活を支えているのではなく、国民が年金を支えているといっても過言ではありません。
しかも、その年金額は受給者が生活するには不十分であり、2019年の調査では、高齢者の約半数が生活が苦しいと言っています。
退職金も毎年2.4%の割合で減少しています。
我々が高齢者になるタイミングでは退職金は1000万円を下回るとされています。
年金受給年齢が今と同じで65歳だとして、どのようにそこまで生活すればいいのでしょうか?
少し知識のある方は若年給付金をあてにしているかもしれません。
しかし、若年給付金はある一定の金額以上に稼いでしまうと受給できなくなります。
つまり、自衛官は退職後もお金を持ち裕福になることを許されていません。
しかし、退職金と若年給付金があるから何とかなると思っている人は考えを改めた方がいいです。
さらに追い打ちをかけるようにインフレが進んでいます。
物価の上昇と金利の上昇は今後も続くでしょう。
多くの自衛官、自衛官だけでなく公務員の方は少なからず将来を案じているのではないでしょうか。
副業も厳しく規制されているのでなかなか資金を準備することは容易ではありません。
そこで、来年から枠が拡大するNISAを最大限活用することが一番投資効率がいいのではないかと思います。
積立NISAであれば毎月10万円まで可能なので、これをどれだけ使いきれるかがカギになります。
毎月10万円を月々の収支から捻出するのはなかなか難しいと考える人も少なくないと思います。
収入を急に増やすことは難しいので、コツは支出を削ることにあります。
支出の中でもインパクトが大きいものから順番に見直すことで収支改善もできるようになります。
では、支出のうち最もインパクトがあるものは何でしょうか?
一生のうちにする高い買い物ランキングの上位から見直すことをオススメします。
第1位は家賃/マイホームのローンです。
住に関する金額が大きくなるのは共通だと思います。
この家賃をいかに抑えるかが重要になります。
家賃を1万円減らすだけで毎月1万円の積み立てが可能になります。
家賃と間取り等は基本連動しますが、掘り出し物件はたくさんありますので情報をキャッチアップして少しでも家賃を抑えていきましょう。
第2位は保険です。
主に生命保険ですが、保険には積立機能と保証機能があると思います。
積立はNISAでやった方がはるかに効率的ですし、保証は不動産等の資産を持てば代替できるため、保証のためだけに毎月手数料を支払うのはもったいないです。
これを見直すことで、毎月2~3万円の収支改善につながります。
第3位は車です。
そもそも車は維持費がかかるので、持たないで良い人は持たないに越したことはありません。ただし、地方で車がないと生活できないところもたくさんありますので、維持費と燃費に注目して車種を選びましょう。
第4位はスマホです。
スマホの機種料金もそうですが、今ですとアハモやワイモバイルに変えるだけで月々の料金が数千~1万円程度改善しますので、まだ見直していない人はなるべく早く切り替えましょう。
その他として、光熱費があります。
電力会社等は自由化が進み、自分で選べるようになっています。
供給安定性と価格を比較して切り替えることをオススメします。
あとは税金について知識をつけることで還付をもらえる等、収入を増やさなくてもできることはたくさんありますのでひとつずつ進めていきましょう。
これらを全て改善すれば収支が劇的に改善すると思います。
仮に月々の収支が5万円改善すれば、毎月のNISA枠の半分は現在の生活水準を落とさずに積み立てが可能ということになります。
残り5万円の枠は毎月の貯金の感覚でコツコツ積み立てていくことが重要です。
積立NISAは複利で運用されるので、資産運用を進めるにあたり、5万円か10万円かは差額以上の大きさがあります。
まとめると、何もしなければ退職後もずっと安月給で働き続けなけれなりません。
自分の人生に責任を持ち、少しでも改善できるように動いていきましょう。
それでは!
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