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第4話 ”ディスレクシアの検査を受けたいと担任の先生に連絡する”
私が、ゆうちゃんはディスレクシアだと確信したのは、ゆうちゃんが5年生になったばかりの頃。(韓国は3月2日から新学期です)
ゆうちゃんも、検査を受けることに納得してくれたので、早速担任の先生に連絡して、読み書きがどんなに努力してもなかなか覚えることできないことや、今まで感じていたことを話し、『ディスレクシアだと思うので、ディスレクシア(難読症)の治療費の支援金の申請をしてほしい』とお願いする。(学校から私たちが住んでいる韓国京畿道に支援金の申請が必要です)
先生からは、「ディスレクシア(難読症)には見えませんよ」との事。
5年生なので、全く書けない訳でも全く読めない訳でも無かったので、ディスレクシア(難読症)には当てはまらないと言う事だったのだろうと思う。
このわかりにくい原因は、多分私が日本人であったことが先生にも私にもディスレクシア(難読症)であると感じさせるのが遅くなったのではないかと思う。
ハングルを間違えてしまうのも読むのが遅いのも発音が悪いのもお母さんが日本人だから仕方ないと思われて、気付かれにくくしていたのではないかと思う。
国際結婚していて海外に住んでいるお母さんたちの中にも同じ環境の方がいるのではないかな。
(もし良かったら、繋がってくれると嬉しいです😊)
とりあえず、先生に熱弁し3月末に書類を出すも、結果は5月だという。
遅い。
でもまあ待つことに。
で、結果は・・・
200人に支援金が出るところ、600人の申し込みがあって、落選。
第2話の記事にも書いているが、コロナウィルス流行での全学年zoom授業で、子供の出来ていない所が見えたお母さんたちが、沢山申請したのではないかと思います。
低学年の全く読み書きが出来ない子達から、対象になったとの事。
だよね・・・それはそうだね。
先生に『2次の申し込みがありますが、しますか?』と尋ねられたので、お願いする。
7月、結果はやっぱり低学年の子限定。
(もう、自分で実費で行くしかない。)
と思ったが、その時点で7月。8月は楽しい夏休み。日本に帰省するので秋に検査に行くことに。
ゆうちゃんからは、『まだ検査に行かないの?』と催促されるほど。
やっぱり読めるようになりたいのね。ごめん、待って。
9月も終わり、先生に近くの治療センターの場所を聞き自分で行くと報告すると、先生から『3次の申し込みをしますか?』と尋ねられる。
ここまで待ったのだから、とりあえずまたお願いしてみる。
10月の終わり、なんと検査費用だけ支援金が受けられる枠に入れたとの事。
ぜひお願いしたいと、支援金申請の手続きを済ますことに。
一週間以内に検査の予約を取ることと書いてある。(期限が短すぎ)
早速、どこの治療センターにするか調べ始める。
次回は、
第5話 ”韓国のディスレクシア検査と治療方針”
です。
韓国の、治療センターの先生からディスレクシアについての説明を受けました。日本との違いがどうなのか、感想をいただけると嬉しいです。
是非見てください!