9/2 ニュースなスペイン語 Fruncir el ceño:眉をひそめる
今日は首相(presidente del Gobierno)とか合意なきキス(beso sin consentimiento)とは全く関係ないお話。
普遍的に認識される顔の表情が7つ(siete expresiones faciales universalmente reconocibles)あるという。
これは微表情(microexpresiones)と言って、言語が異なっていても通じる、ことばによらない表現(expresión no verba)のこと。
具体的には、「喜び(alegría)」、「驚き(sorpresa)」、「落胆(desprecio)」、「悲しみ(tristeza)」、「怒り(ira)」、「嫌悪(asco)」、「恐れ(miedo)」 の7つ。
今日の記事のタイトルはちょっと不思議な問から始まる。
眉をひそめるのにいくつの筋肉を動かす必要があるか(Cuántos músculos se necesitan para fruncir el ceño)
あまり、小生は、普段からあからさまに「眉をひそめる」ことしないからか、こういう問を考えたこともなかったが、何と43の大小様々な筋肉を使うらしい(あと、「肩をすくめる(encogetse de hombros)」もやらないかな…)。
眉をひそめるのに大きな役割を果すのが、ひとつは、その名も「皴眉筋(しゅうびきん)(músculo corrugador superciliar)」という筋肉。
で、もうひとつが「眼輪筋(músculo orbicular de los párpados)」。
こんな筋肉があるなんて……。
他にも「顔面筋(músculos faciales)」と検索すると、出るわ、出るわ、日頃、意識しない筋肉が。
これらの筋肉のうち、いつと動かしてるのはどのくらいかな……。
日本語でコミュニケーションをしてると「眉をひそめる」ことも、そして、「肩をすくめる」ことも、、何故か、「苦笑」にとって代わる小生だが、このふたつの表現方法は、スペイン語を使っていると自然に出てくるのが面白い。
実生活に関わらない(≒どうでも良い)知識を、他言語から得るのは、ちょっと嬉しい。
写真は「眉をひそめる」のイメージ。
ちなみに、「喜び」を表す時は17ヶ所の筋肉しか使わないという。
ならば、眉をひそめるより、簡単にできる、喜ぶ方が、断然、経済的(だし、良い)。
出典
https://www.rtve.es/television/20230831/fruncir-ceno-cuantos-musculos-usamos/2454535.shtml