パラレルワールドとタイムトラベルの思考実験・現実に始りがあった

パラレルワールドとタイムトラベルの実現性について思考実験をした。
SFの世界だけだと思っていたら、メタバースが人類の進化を加速し、現実のパラレルワールドの始まりがあった。SNSにも既にその始まりがあった。
パラレルワールドは人類が作り出せるものであった。

はじまり

正月に佐藤 航陽さんの「世界2.0」を読んだ。 

すると40年以上前にに読んで衝撃を受けた小松 左京氏の「ゴルディアスの結び目」を思いだした。 4篇構成でその一篇が、地球上の人類を含む全生物の個別の生態情報を巨大コンピューターに入れて、人類と全生物はデータとして存在し、メタバースの様に取り出しも可能で、不死の存在になり遥かなる希望の宇宙を目指す話だ。

メタバース(仮想空間)の技術が更に進化して、1千万年後、1億年後の人類はそのような進化もあるかもしれないと思える。私達のような旧人類とは全く違うデジタル新人類です。

それでも小松左京氏の表現の様にコンピューターの中に不完全な存在としての人の気概が残れば愛おしい。

こんなちょっとした読書感想と感慨から始まり、それが思考実験まで広がるとは思ってもいなかった。

Twitter

今回の記事は先日Twitterに発信した記事がベースになっています。 2023年1月8日の2つのツイートと、2023年の1月17日から1月22日の間に連続発信した16個のツイートです。

Twitterは140文字の制限があり、意図を上手く説明できていない部分もありました。 それに加筆して分かり易くしました。

SF小説

パラレルワールド、タイムトラベラーは面白い考えだが、現実には存在しない映画やSF小説だけの世界と考えていた。 

しかしアバター等の仮想空間はIT機器の加速的な進化に合わせて同じように加速的に進化する。 そうなるとその環境に合わせるように人類が脳の情報処理を中心に進化を重ねる可能性もある。

人類のデジタル進化

仮想空間の進化の環境に合わせるように、コンピュータと人類が脳の情報処理を中心に進化を重ねると 地球上の全ての人類、生物、物質の情報が一つの巨大コンピューター中に情報として存在するようになるかも知れない 。

それが起きるのが100万年後か1億年後かは解らないが思ったりも早いかも知れない

未来のコンピュータが作るパラレルワールド

地球上の全ての人類、生物、物質の情報が一つの巨大コンピューターに情報して存在できるようになると、その技術を持つ未来では 同じ巨大コンピューターは何個も作る事ができてる。 

すると情報のコピーも同じように作る事ができる。
メタバースの様に取り出しも可能なら
それは正にパラレルワールドです。

SF小説の世界にあったパラレルワールドがコンピューターの中で生きるデジタル新人類によって現実の姿となった瞬間です。

SFの世界ではパラレルワールドは漠然と最初からあるという前提で話は進みます。 量子力学の超ひも理論でも同じです。数学の世界での話ですが、11次元を問い、パラレルワールドが漠然とあるのでないかと言われています。

既にパラレルワールドがある話から始まっています。
実はそうでなく、コンピューターの中で生きるデジタル新人類が自らパラレルワールドを作る。 

人がパラレルワールドを作り、人は神になります。

デジタル新人類は神に成れるか?

デジタル新人類は巨大 コンピューターに情報して存在でき、コンピュータ自身が維持管理できる。

不死の存在が生まれ、パラレルワールドを作る事ができると
巨大コンピューターは神なのか?

それは否だ。

なぜなら不完全な存在である人類の情報から成立するコンピューターはミスをしない絶対的な神には成れない

タイムトラベル

巨大コンピューター中に生きるデジタル新人類が作りだすパラレルワールドであれば、その中の時間軸は自由に作り出せる。 

昔の時点でに遡って、条件を変えてシミレーションを何回でもやり直せる。

パラレルワールド内の時間

巨大コンピューター中に生きる人を、アバターとしてメタバースの仮想空間に取り出せるなら、その時間は管理者である巨大コンピューターが作りだす。

メタバースの仮想空間では移動体の速度が光速に近づいても時間の進み方を早くすることもでき、光速の不変性と速度の制限も無くなる。

そうなると、私達が今いるこの3次元の世界の物理法則はいったいなんだとなる。 …考え中

今の現実は誰かが作りだしたパラレルワールドか?

SF小説の世界にあったパラレルワールドとタイムトラベラーが未来の巨大コンピューターによって現実に生まれる一つの可能性を示したが、 そのパラレルワールドの世界は最初からあったものでなく、進化した未来の人類(巨大コンピューター)が作りだすもであることが分かる。

進化した未来の人類(巨大コンピューター)がパラレルワールドを作り出せるなら、 今の現実は、「誰かが作りだしたパラレルワールドの一つかも」と考えがち。

それは違う、なぜなら
答えは…考え中

佐藤航陽氏著の「世界2.0」の与える影響

佐藤航陽氏著の「世界2.0」を正月に読んだ。本の帯にある「メタバースとは神の民主化」は感じなかった。

代わりに仮想空間の普及が人類の進化に影響を与える可能性を感じた。

ゲームから始まり、次に生活の利便性を高めるツールに広がり、それに人類が適応し変化していく可能性を感じた。

量子力学の超ひも理論

量子力学の超ひも理論は11次元を問い、パラレルワールドが漠然と言われています。それは本来は数学の世界での話ですが、一般的なSF小説のように語られています。

旬のメタバースが未来を切り開いて、人類が生みだすパラレルワールドの具体的な姿を数学でなく自然言語で示した。

メタバース(仮想空間)のゲームとネット社会

メタバース(仮想空間)のゲームがある。そのゲームは1台のPCにソフトと全ての環境が入っている。 そのゲームで100時間遊んだ後に、バックアップ用に完全DISKコピーを作る。

このバックアップDISKはマイクロなパラレルワールドと見なせるか?
もしYesなら、人類はパラレルワールドを既に作り始めている。

個人とネット社会

メタバースのゲームが入った1台の個人PCがある。同じようなメタバースのゲームPCが世界中に多数ある。  一台のPCには一人の個人しか繋がっていない。

しかしそれらのPC達は共通のゲームを通して相互にネットで繋がっている。 
個人の小さいゲーム仮想空間が、実は膨大な参加者がいる実社会の様な仮想空間である。

この事実から
実は新しい社会が既に生まれている。

既にある新しいデジタル社会

仮想空間ゲームはアバターと言う分身を使って仮想空間で活動します。アバター振る舞いをゲーム参加者にお互いに伝える。

振る舞いと言う情報をゲーム参加者で相互に交換し合っていると考えられます。 アバターに目を奪われますが、実は情報を効率的にやり取りできる新しいデジタル社会です。

新しいデジタル社会の管理

仮想空間ゲームは情報を効率的にやり取りできる新しい社会だ。
その管理者はゲームを供給している会社だ、今は。

パラレルワールドのはじまり

パラレルワールドのはじまりである新しい社会は情報を発信したり受け取ったする。 情報の受け渡しなら何もメタバースでなくてもできる。

例えばTwitterでも行われている。
中国ならTikTok、韓国はLine。
それらは新しい社会を作ろうとしている
Twitterは先頭を走ろうとしている

みんな目の付け所がいい

残念ながら日本にはない
日本はこの分野は苦手だ
これからの情報社会ではこの分野が重要だ
日本が世界のIT先進国から取り残されたり、
追い越される事を心配している
まずいよね

SNS

最初はパラレルワールド、タイムトラベラーはSFの世界だけと考えた。
次に遠い未来に現実のパラレルワールド、タイムトラベラーを人類が自ら作り出せると分かった。

メタバースはその未来を加速する。
更に考えるとパラレルワールドとタイムトラベラーは既にメタバース中にあった。

メタバースで行われている事は

個人がネットに繋がり情報を発信したり受け取ったりして相互交換を行う新しい社会です。

その視点でSNSを眺めると、同じ事がSNSで行われていた。
メタバースにパラレルワールドの始まりが見えるなら
SNSにもパラレルワールドの始まりがある。

これまでの人類の進化

原人は今から200万年前に現れ。 人類の直接の祖先である新人のホモ・サピエンスは今から20万年前に現れた。 

人類が進化し巨大コンピューターの中で存在し、現実のパラレルワールド、タイムトラベラーを自ら作り出せる時期は?

人類が巨大コンピューターの中で存在するようになるには生物的には劇的変化になる。 普通に考えると気が遠くなる時間が必要です。 1千万年やそんな時間の単位になると思います。 

しかし既にSNSの中にパラレルワールドの始まりがあり、
IT技術の加速的な進化とメタバースの進化があると
その時期は予想以上に早いかもしれない。

常に現実が先行する

量子力学の超ひも理論の中で、ああでもない、こうでもないと堂々巡りをしている中で、政治、社会も同じです。

デスっている訳ではありません、少しデスっているかも知れません。

現実にはSNSの中に既にパラレルワールドの始まりがある。

常に現実が先行する

人間が作りだすパラレルワールドでは
一般的な時間の概念もなく、
一般的な物理法則さえも及ばない。
私の中では大きな気づきで驚きです。

まとめ

最初はパラレルワールド、タイムトラベラーはSFの世界だけと考えた。
しかし未来の巨大コンピューターとその中で生きるデジタル新人類はパラレルワールドを作りだせる可能性が分かった。

個人がネットに繋がり情報を発信したり受け取ったり相互に交換を行うのが新しい社会です。その社会はデジタル化されているので社会全体のコピーができる。それは一種のパラレルワールドと言える。

メタバースは人類の変化を推し進めるし、パラレルワールドの始まりは既にSNSの中ある。
そして新しい社会が生まれとしている、そこには大きな変化が生まれる。


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