1/16は 亡き母の誕生日
いつもありがとうございます。⬆の写真は、八幡宮の花手水です。
今日1/16は、亡き母の誕生日だったなと、朝目を覚ました時思いました。
命日にお墓参りをしますが花手水に惹かれ神社に参拝に来ました。
出生日と名前
母は567が猛威を振るった2020年3月に103歳で亡くなりました。
長生きしたと思いますが、生前中にいつも聞かされた話です。
母は昭和の前の大正6年生まれです。
当時は食糧事情や病気で、赤児が産まれてもなかなか育ちません。
なので、昔の人は何人も子供を産む人が多かったようです。
祖母は、母を産む前に赤児二人を亡くし、母も弱かったそうです。
今回も駄目だろうと、役所に出生届けを出さなかったそうです。
暫く間を置き、
祖母がまた妊娠してやっと届け出て、出生日は1月16日に。
名前は、『尊子』たかこ だったのが、親戚が届け『タカ』に
たかちゃんと呼ばれ、誰も気が付かないまま、戸籍は『タカ』に
小学校入学式で、自分の机に◯◯タカと書かれて大泣きしたそう。
自分の名前じゃないと大泣きして家に帰ったそうです。可哀想…
結局戸籍は1月16日生まれで、名前は『タカ』になったそうです。
実年齢は3歳多いそうで、母の姉から聞かされていたそうです。
因みに母の姉も108歳で亡くなったそうで長寿でしたね。
運について
占いをみる場合、姓名判断、四柱推命、星座占いなどあります。
この場合、氏名と生年月日が重要になると思います。
母のように生後、名前と生年月日が事実と変わってしまった場合、
母の運はどのように捉えてみれば良いかな?と思ったりしました。
母の人生
身体は病弱だったのに、60歳過ぎて割と元気になり、
タカ=鷹 をイメージしてしまうくらい、強い人だったんです。
父が亡くなって35年間、一人暮らしで自分で生きて来た人。
97歳で老健施設に入るとき、ワタクシは、こう言うものですと、
何十年も前の『◯◯タカ』の名刺を差し出したのにびっくり。
私だって名刺持ってないのに…
施設に入り、意識が無くなる前まで、ボケてはいませんでした。
ボケてはいないから、6年間は母も相当きつかったと思います。
介護は、する方もされる方も施設の方もやっぱり大変なのが事実。
しかし、生きようとする執念は凄く、どこにそんな力があったの?
家に帰りたがりましたが、自力で立てず、私も介護は出来ません。
仕事もあり1週間に2度洗濯物を取りに行って話をしてました。
未だに長生きが良かったかどうかは分かりません。
1/16で、つい亡き母の事を思い出してしまい、失礼しました。
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