金のなる木
いつもありがとうございます。⬆の写真は、わが家の『金のなる木』の花です。
金のなる木は、園芸名は「花月」とも言います。
英語名は、マネーツリー、ダラープラントともいいます。
葉が硬貨に似ているのが名前の由来だそうです。
中華料理店には繁盛を祈り、金のなる木が置いてありますね。
金のなる木
25年も前に、長女が大学生の頃買って来ました。
長女の手を見ると、両手に小さな可愛い鉢植えを抱えていました。
「金のなる木だから大事にしてね」
「お母さん、枯らさないようにね」
「去年家を建てたし、私が大学にも行ってるし、大金が出て行ったでしょ」
「大金を使ったから、金運をあげなくっちゃ」
と、渡されたのでした。
婆ちゃんは1度、実家から貰った金のなる木を枯らしていました。
実家の母から
「まんの良い木だからね」
と言われていたのですが、
新居に引越しした時、外に出したまま霜にやられてしまいました。
やっぱり、
「金のなる木は物入りがあったときは、枯れてしまうね」
と、夫と話していたのを長女は聞いていたのでしょう。
それで、買って来たのだと思います。
目につくように、台所の出窓の陽が射す場所に置きました。
金のなる木をリビングに移し、元の鉢に葉っぱの落ちたのを挿しました。
挿し木したものもぐんぐん伸びて、鉢の数も増えていきました。
ある年からは蕾がつき、ピンク色の可愛い花がつき始めました。
昔話の『花咲か爺さん』を思い出します。
昔は、葉っぱに5円玉を吊していたら、『珊瑚』のようにも見えました。
長女が大学生の時、家計の心配をし買って来てくれた金のなる木。
『藁にもすがる』と言いますが、
自然の生物にも頼ってしまうような、わが家の家計でした。
26年経った今も、わが家の中で私達家族を見守ってくれている木。
鉢もどんどん増えて何人もの人に譲った金のなる木。
今も元気にしているのかな?
金のなる木は、根を張らなくて、棒状のようになっています。
ポキッと折れてしまうことがあります。あぁ~寿命かなあぁ~
金のなる木が枯れなければ、どうにか暮らして行けるのでは?
と本当に思っていました。
金のなる木は『金運』の効果があったと言えるのでしょうか?
上を見ても切りがありません。
『老後が困らないようになる』
金のなる木が家にやって来たときから思い続けていることです。