一ヶ月家出をして
昨日まで家出してました。
21歳、反抗期。
もっとすべきなんだろうけど一旦昨日で家出は終了。
もっと早くに反抗期を迎えているべきだったと思う。
家出をした経緯。
僕は大学入学と同時に休学をしたいということを話していた。
その頃から明確にやりたいことが決まっていたわけではない。
ではなぜ休学をしたくなったのか。
周りにいる仲間や友人、尊敬する人の中で休学やギャップイヤーを取っている人が多かったからである。
学生の価値観でよくあるのが「ストレートで大学を卒業して早く自立を目指すことが正義である」ということ。もちろん、一昔前に比べるとこの価値観は薄くなっているのかも知れないが、それでも僕の同年代の多くはやりたいことよりも社会性や社会人として1人前になることを優先する。
そんな中で僕が高校時代から活動していた仲間は少し変な人達だった。
大学に行かないという選択を取ったり、大学をやめたり、休学したり。
そもそも義務教育を受けていない人すらいる(今では親友なんですが)。
どちらがいいとか悪いとかではないけれど、自分にとっては後者のほうが憧れてしまった。
自分のやりたいことやその方向性の中でご縁をもらいながら流れるようにイキイキと生きる、そんな生き方に理想を抱いてしまった。
ただ、逆に社会の荒波に揉まれてきた方と話すとこれは幻想にすぎないんじゃないかとも思う。
実際問題社会に出たら、価値を求められ、競合との競り合いに勝ち、生き残らなくてはならない。
だから、理想は理想だけど、そんなの頭の中での空想物語にしかならないからやめておこうと自分で抑えていた。
でも、就活を迎えてやっぱり我慢できなくて休学をしたくなった。
それは逃げでもあると思う。ただ、このまま社会に出たときにお金や経済を優先させて生活や自分の幸せ、本来人間が感じることのできる五感が薄れてしまいそうな感覚に襲われて、ここで逃げなければ終わると思った。
当時の自分(今もだけれど)は、口下手で生ぬるい自分は今の自分の気持ちや将来、親の気持ちを考えきれず、「休学したい」しか口に出せていなかった。ここまで育ててもらっている親の気持ちになったら「やばい子に育ててしまった」と思うだろう。
当然親からの許可はもらえず、それに怒り、諦めの境地になり、覚悟を決めて、もう帰ってこれない気で家を飛び出した。
1ヶ月しか経っていないけれど今でもその選択は後悔していない。
そのおかげで親としっかり向き合うきっかけも作れたし、色々な人から応援・支援いただき、暖かさを感じることができたから。(沢山の恩をもらいすぎているからこれから返せるように、また、恩送りできるようになりたい)
反抗期ってすごく大事
このひと月で感じたのは、反抗期って意外と大事であること。
家族や親子は切っても切れない縁で繋がっている(良い家族に恵まれているからそう言える面もあると認識しつつ)。だからお互いに調整をしながら心地よい関係を探って行けたら良いのかなと思う。けれど、自立したいという気持ちが強ければ強いほど、この関係はその自立心を阻む「しがらみ」にもなりかねない。(なんだっけ4象限で親子の関係と自立のタイプがあった気がするけど忘れちゃった。)
とにかく言いたいことは、中高時代、反抗期の人をバカにしていたけれど、あの時間って親子と自立(自らの道を自らで選択決断する人生)の2つにとってものすごく重要で貴重な時間なんだと思った。
家に戻ってきてこれからどうするのか。
まだ完全に決まっているスタンスはないけれど、違和感はお互い口に出そうと親と話し合った。
親からすると子のことは手に取るようにわかっていたつもりだったけれど、実際違っていることなんてたくさんあるということ、またその逆もしかりだということを今回の件でお互いに少し実感できたと思っている。だから、今後はそのすれ違いを蓄積しすぎて爆発させてないように、また、そのすれ違いを認識して調整をしていけるように言い合おうとなった。
でも自分としてはめちゃくちゃ怖い。だって、これまで親という関係性の人にそれをしたことがないから。でも家にいる以上やるしかない。
と思っていたら、早速初日朝から始まった笑(ここらへんはまた違うタイミングで書こうかな)
ひとまず、
心配・応援してくださった方々に感謝
エンタメとして楽しんでくださった人にも感謝
これからも人生楽しんでいこうと思ってます
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