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長期投資を始めよう その2

まず初めに これは 私個人の体験や実績を記したもので
安易に 投資や投資信託をオススメするものではありません。
また 実績についても あくまで私自身の結果なので 
どなたにも当てはまるものではありませんので、ご承知おきください。

余裕資金が貯まったら


余裕資金を貯める心構えについて その1で申し上げましたが、
全員が1000万円貯める必要は無いと思います。
自分なりの余裕資金、
ある人は500万円かも知れないし、ある人は300万円かも知れません。

さて、余裕資金が貯まりました。それには手を付けずに
改めて 毎月 積み立てて行きましょう。
そして 積み立て始めたお金は 最低でも10年 ほったらかしにしましょう。

ここで 「え? 10年も放っておくの? それはどうして?」
となりますね。

どうして10年?


10年というのは 実に ざっくりとした期間です。
投資信託は 株式投資が基本ですので 市場の動向が元になっており
当たり前すぎますが、上がったり下がったりします。
上がっている時は「ウキウキ ワクワク」しますが
下がってしまうと「どうしよう、売る?売っちゃう?」となります。
不安心理が大きくなって 下がっている最中に 売って利益確定してしまう。
そんな勿体無いことはありません。
もし下がったとしても「この企業は良い企業だ」と理解していれば
持ち続けよう、応援し続けよう、と思えるハズです。
10年の間に 下がったとしても もう10年持ち続けていれば 
リカバリーする事は よく有る事なのです。
だから ホールドしたまま 10年忘れちゃう。放っておく。
もしかしたら それが増えてるかも知れない。
果報は寝て待て、の 心境とも言えます。

不安に押しつぶされていると長期投資は出来ない


長期投資、という言葉を聞いて 何年くらいをイメージしていたでしょうか?
3年くらいをイメージしていたとしたら 謝ります。
勘違いさせて ごめんなさい。

外国の、富裕層の資産は 代々続いているので 100年以上です。
日本に本格的な長期資産運用の考えを持ち込んだ会社が、25年ほどなので
日本で長期の考えが根付いていない事もありますが、10年は短い方です。
ちなみに 私は18年以上ホールドしています。多分、死ぬまでホールドします。
死んでも 信託財産として遺すことも出来ますし、その時、安くても 
売りっぱらう必要はありません。

若い人には 積み立て投資がオススメ


現在 20代の方であれば 65歳の定年まで 40年くらいあるので
長期投資という言葉がピッタリだと思います。
毎月1万円の積み立て投信を行えば 40年後には きっと増えているだろう、と
思われます。それは どうしてかというと 複利の恩恵を受けられるからです。
それに 振込手数料が 最低でも150円以上掛かるのを考えた時、
100万円預けても手数料分の利息が付かない今、毎月、150円以上の利息を貰って
いるようなものです。
何故かというと 自動引き落としの手数料は 投信会社負担だから!
単純計算しても 年間1800円以上。
この金額、大きくないですか?

今は 子供さんの口座を作る親御さんもいらっしゃるので 子供の進学費用と
して学資保険代わりに積み立てを行なっている方もいらっしゃると思います。
私の子供も口座を作っているので 生まれた時から持っている投信は
10年で投資額の 2倍以上になりました。
コツコツ積み立てるメリットは 時間を味方につけるという事だと思います。

どこの投信商品を持っているか


私は現在、4つの投信会社に お金を託しています。

さわかみ投信 
レオス キャピタルワークス
ユニオン投信
クローバー アセット マネジメント

独立系直販投信という会社


私が投資信託をしている会社には 特徴が有ります。
それは 独立系直販投信、という投資信託会社です。

どんな会社があるかというと
日本で初めて直販投信を始めた「さわかみ投信」、
noteで見られる所で言えば ひふみラボで有名な 
「レオス キャピタルワークス」、
青天を衝け で取り上げられた 渋沢栄一さんの玄孫 
渋沢健さんが会長をされている「コモンズ投信」など、
他にも いくつか会社が有ります。
これらの会社は 自分たちで 直接 株式投資したり、
または 証券会社を通さず 直接 株式投資する投資信託を集めて 
運用しています。日本企業の株だけではなく、外国企業の株式だったり
債券が中心の商品を持っている会社もあります。
特徴としては 運用している株式などの中身を じっくり見極めて投資している
ので どこの企業に何%投資しているか、答えてくれるという事です。

最近のことは分かりませんが、昔は 大手証券会社や地方の金融機関で扱う
投資信託商品で どの企業に何%投資しているか、その企業の何に注目して
投資しようとしているかを 的確に答えてくれる会社は ほぼ有りません
でした。
パッケージになっている商品を勧められても 中身がわからず投資すれば 
下がった理由も上がった理由も分かりませんから 不安は倍増するばかりです。
ちなみに 最近 地元の金融機関で投資信託を勧められた時、
その投資信託商品は どの企業に どんな理由で投資してるのかと尋ねたら
「すみません、お客様の仰る意味が解りかねます。」と言われて 
ビックリしました。この営業さんはおススメ商品を持っていませんでした。

投資信託商品の中身に興味を持とう

投資信託商品の中身、というと なんだか分かりにくいですかも知れませんが、
要は どの企業の株を持っているか、どの企業に投資しているかを知ろう、
という事です。
どういう理由で その企業の株を持っているか、と聞けば 
きっと こんな答えが返ってくるでしょう。
「世の中に無くてはならない企業」「世の中に有り続けて欲しい企業」だから。

さわかみ投信や レオス キャピタルワークスでは YouTubeで定期的に
発信していますし まずは 興味のある投信会社のサイトへ行ってみると
色々 見られると思います。

手数料よりも大事なこと

取引手数料や 口座管理料について とても気にする方もいるでしょう。
確かに チリも積もればで 手数料を軽視してはいけないかも知れません。が、
株式の運用をやっている人たちの 志や心意気みたいなものが見えると
「自分の大事なお金を信じて託す」という意味が 分かると思います。

口座を作って 積み立て投資を始めてみると まずはレポート(報告書)が
届きます。企業名をざっと見て下さい。知ってる企業、知らない企業、
色々な企業の名前が 沢山あると思います。
そして 様々な勉強会のお知らせが届きます。最近は zoom開催もあるので
遠方にいても時間を気にせず参加できて有難いものですが、勉強会などで
投信会社が「今月の投資状況や市場分析」などを話してくれるのを聞いて
質問があったら遠慮なく チャットなどで聞いてみることをオススメします。
どんな理由で、この会社の株を組み入れようと思ったのか、
この企業は 何をしていて どんな製品があるのか、ホームセンターに売ってる
ものはあるのか、とか スーパーで見かけるあの商品の会社だったのか、とか
実生活においても 興味を持ってみることが大事です。
そうすることで 自分の生活を支えてくれている企業の応援をするということ、
お金は 社会に巡る血液のようになものだ、という意味が 分かってくると
思います。

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四葉と話すネコ
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