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親のおもいは 同じだと思います
毎朝、行き合う男の子で 気になる子がいます。
顔色が悪くて 体も細くて こちらが挨拶しても、挨拶はおろか、
目も合わない。一人で体操着袋とかをグルングルン振り回して歩く。
去年までは 学校へ行く日の方が少なかったと思います。でも 息子のいる
支援学級に その子はいません。
一度、その子のお母さんが玄関から とても不安そうにその子を見送っているのを見ました。軽く会釈して「おはようございます」と言いました。すると
「うちの子は、変じゃありませんから!」と言うのです。思わず 立ち止まり
ました。「うちの子は普通です。おかしくなんて、ありません!!」
一方的に 玄関のドアがバタン!と閉まりました。
複雑な感情が 自分の中に渦巻きました。息子より多分 学年は上です。
行政の支援が十分では無かったのかも知れません。または 地域の目が気に
なって 必要な支援を受けられなかったのかも知れません。
うちも、幼稚園の面接受けて全滅で そこから初めて行政の支援を受けられました。あのとき、幼稚園に通ってたら、もっと支援が遅れて、学校へ行かれなかったかも知れないと思うと このお母さんと同じ対応してたかも。そう、きっと
きっと 同じ対応だったと思う。
親の想いは 一緒です。我が子が 少しでも楽しく 学校生活を送って
ほしい。毎日が少しでも楽しく 平和でありますように。この子の笑顔が
もっとたくさん、見られますように、って。そう言うことだと思うんです。
私の住んでる田舎では、自閉症のお子さんだけじゃ無く、身体に障害のあるお子さんの存在とか、今でも隠したがります。周囲に知れたら「かわいそうに」
「不幸な家だ」と言われてしまいます。
確かに障害のある子供の生活は、普通の暮らしから見たら、困難が多いです。
でも ご高齢のご家族がいればわかりますが、認知症じゃ無くたって、高齢者は暮らしが困難になることが多いです。それが 小さいか大きいかの違いです。
わざわざオープンにすることは無いけど そう言う人が周囲にいたって良いよって、何か手伝えることがあったら、するよって、そう言うことが じんわり
伝わって お母さんたちの顔が幸せな 世の中になると良いなぁと思います。
写真は この前 食べたカプリコ(たまに無性に食べたくなります)で 出てきた「カプすけ」。
今日も 読んでくれた皆さんに ラッキーなことがありますように。
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