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NOが言えた日

本人が意識しなくても 他人をコントロールしようとする人が居る。
いや、意識してコントロールしようとしてるかも 知れない。
すごい粘着性で絡め取ろうとする。

とても 嫌な気分。

今日は そう言うオバチャンを相手に 30分もバトってしまった。
最初は静かな声で 丁重に お断りをした。
でも
丁重なお断りを「奥ゆかしく遠慮している」と勘違いされた。
ますます 粘着力が強まる。
しつこさが 気持ち悪いレベルにまでいく。
静かな声で対応していたのでは あちらは引いて行かない。

声を大きくしてみた。
変化なし。
「そんな 若い人が遠慮するもんじゃないわよ〜」
しつこい。
そりゃ80代の人からみたら 50代なんて若いんだろうけども。
50代ともなりゃ もう若造ではないでしょう?

相手をリスペクトすることと 遠慮とは わけが違う。
こちらが嫌なことは 嫌ですと伝えなければ この関係性自体が終わる。

「遠慮では、ありません。はっきり申し上げますが、迷惑です。
 申し訳ありませんが、それは受け取れませんので、お引き取り下さい。」
「私とアナタの仲じゃないの〜。遠慮なんてするべきじゃないわ〜。
 そんなこと言える立場だと思ってるの? 生意気だわ。気に入らない。」
 急に怒ってみせる。何がしたいんだ。
「気に入って頂かなくて結構です。申し訳ありませんが、お一人だけ特別扱いを
 するわけには行きません。ご理解ください。もし、ご理解頂けないのであれば
 お嬢さんにご報告して 対処して頂くことになりますが宜しいですね?」
「どうして娘に連絡するの?娘に連絡なんてしないでよ!あんたが娘の代わりに
 ちょこちょこっとやってくれれば済むことよ。4月から隣組長なんでしょう」
「隣組長としては尚更 お一人だけ特別扱いは出来かねます。他の方が それを
 見たら どう思われるでしょう?逆のお立場なら嫌ではないですか?」
「だから、他の人に知られないように上手くやって!と言ってるのよ!」
「申し訳ありませんが、頼む方を間違えていらっしゃると思います。」
「だからアナタに菓子折りを持って頼みに来てるのよ!何よ、イジワル!!」
「申し訳ありませんが、受け取ることも出来ませんし、頼みを聞くわけにも
 行きません。ご理解ください。」

押し問答30分。
それでも叩きつけるように菓子折りを投げて行ったので 更に30分後に
ご自宅へ伺って お返ししてきた。すんなり受け取りはしなかったが
こちらは丁寧に玄関に置いて帰ってきた。
ついでに娘さんにも連絡して 事情を説明したら「謝りに伺いたい」と言われた
ので「私の所へ来るよりも お母さんの話を聞いてあげる時間を 作ってあげて
欲しいんです。」と伝えてみた。
「あ」
やっと理解できたらしい。
歳をとると 寂しい気持ちが増えるのかも 知れないね。

自分の心を守らないと 他人に関わる仕事なんて出来ない。
優しくなんて出来ない。
ただでさえ 老人4人の介護をしながら自閉症の息子を育て 同じ特性の夫と
暮らしている。
そうでなくても疲れるのに。

嫌なことは嫌と言っていい。まして 他人のブッコミ案件なんて必要ない。
たとえ行政の一端を担うことがあっても、あくまでもボランティアだ。
自分の生活を犠牲にしてまで関わらなくても良いはずだ。
こういう一人暮らしの高齢者がゴマンといる。先が思いやられるよ。

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四葉と話すネコ
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