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生まれ与えられた使命
「ぐるっとママ」を知っていますか?
妊娠中から保育園・幼稚園、小学校、中学生になるお子さんの子育てをがんばるママのため、2018年に立ち上げられた情報サイトです。
地域社会との関係が薄くなり、孤独感を抱いている現代の子育て世代。
ぐるっとママは、インターネットを活用することで子育てに良い情報を提供し、地域・学校・家庭の三者連携で健全な子供の育成を目指して、どんどん全国展開しています。
このぐるっとママを立ち上げられたのが、山本欣子さんです。
この方の自分史サイトに学びと感動が詰まっていて、本当に素敵だったので是非紹介させてください。
私の記事では主に感想を書いていきますので、是非とも実際のサイトに書いてあるナマの文章を読んでみてほしいです。
生い立ち
1955年、栃木県生まれ。
25歳で結婚してから始まった同居で、お姑さんとの関係が上手くいかず非常に悩んだ日々を過ごされたそう。
関係に悩んで悩んで、妊娠中に家出した日の描写は読んでいる私も胸が苦しくなりました。
お姑さんとの関係に悩みながらも、自身のキャリアを磨いてきた過去があるからこそ、バイタリティ溢れる今があるのだなと思いました。
仕事
【バイタリティ溢れる】
そう思ったり理由の一つが大学進学です。
普通に高校の後進学したってことではありませんよ。
コンプレックス克服のために54歳で大学に通い始めたそうなんです。
しかも、その10年以上前に起業されているので経営者として働きながら、ですよ。
「死に物狂いで頑張った4年間」と書いてありました。
想像できないほどの努力や葛藤、辛さがあったと思います。
そして、63歳の時にそれまで行っていた事業を息子さんに継承して、2018年にぐるっとママを立ち上げるに至ります。
もはや生い立ちと経歴だけで自伝を1冊読み終えたかのようなボリューム…凄まじいです。
使命
涙が出たのはこの【使命】の部分を読んだ時。
娘さんが離婚をされ、お孫さんにその事実を告げた時、お二人とも「自分のせい」と泣いたそうです。
雷に打たれたように脳裏に蘇りました。
両親の離婚を知らされた時、自分もお孫さんと同じことを思ったことを。
しかも、その時の私は上のお孫さんと同じように泣けず、じっと我慢をしてそのまま大人になりました。
ここで、山本さんがお孫さんの様子に気づいてかけた「泣いていいんだよ」の言葉。
自分にかけてもらったのかと錯覚したのか、気づいたら涙が出ていました。
自分のせいだと思っていたから
自分がいい子にしていなかったから
だから、ここで泣いたらダメなんだ、我慢しないと、いけないんだ
そう思っていた当時の気持ちを今でも覚えています。
自分史を読ませてもらっていて、まさか当時の私を救って頂けるとは思ってもいませんでした。
そして後々のお話。
「今が一番しあわせ。なぜならママが笑っているから」
こう語られたお孫さん達。
サイトには、このお孫さん達からのコメントも載っていてほっこりしました。
山本さんは使命についてこう述べています。
今やインターネットは良くも悪くも情報のるつぼです。ネットの情報が子育て中のママに与える影響は大きく、翻弄されているママがたくさんいます。
本来、子育ては子どもの成長に合わせて行うものなのに、他の子どもと比較してはストレスを抱えてしまうママが数多くいます。
そんなママ達に対し、先輩としてママの笑顔の為にも全国津々浦々に「ぐるっとママ○○」を広めていきます。
ぐるっとママは
私が生まれ与えられた
使命だと思っています。
なんて素敵な使命なんでしょうか。
今私自身がまさに子育て真っ只中。
仕事への向き合い方について大変悩んでいる中で山本さんの自分史を読み、「自分の可能性を信じたい」と感じました。
今後もさらに山本さんの愛がぐるっと日本全国のママ・パパ達に広がり、1人でも多くの子供の笑顔が増えますように。