メルカリでも生産性にこだわってみる ~私なりのルール~
昨日の自分を褒めたいこと。
それは、サイズアウトした子供服のメルカリ出品を終えたこと!
お金にもなるけれど、悩みも多い「メルカリ」
私も数年来のユーザーであるメルカリ。
かつては、「旅行資金を稼ぐ!」をテーマに売上金を貯め続け、毎年の家族旅行がメルカリの売り上げで決まる、という時代もありました。(笑)
(沖縄旅行の費用の大半を売上金で賄えたことも……!!)
けれど、やはり悩ましいのは、「売れ残り続けるものへの見切りのつけ方」。
長く購入者が表れなくても、「絶対売れない」とは誰も言い切ってくれないので、いつまでも「一応取っておくか……」と保管しがち。
あるいは、「次のシーズンが来たら売ろう」と、出品のための在庫保管もありますね。
いざ出品しようとしても腰が重い。
出品したらしたで売れるまでの場所を占領する。
だからといって「メルカリをやめる」と決めるのももったいない気がする。
どうしたもんかなぁ……と、悩んでいる方、いませんか?
「ゼロ円よりまし」と思ってない?
そんなモヤモヤを手放すきっかけになったのが、最近再読したちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」。
もちろん、「メルカリ族」のための本ではありません。(笑)
帯にあるように、「仕事よりも自分優先で生きる」ヒントというアプローチが主ですが、それ以外にいかせるエッセンスがたくさん!
今回のメルカリに関して結び付けたときに、私がハッとしたのがこんな考え方。
(エッセンスの要約なので、わたしなりの編集が入っています。
本文からの抜粋ではないので、あしからず。)
メルカリでたいしたお金にもならないのに片っ端から出品しようとすることも、結果気づいたら膨大な時間を費やしてしていることも、いつまでも諦められず売れ残りを保管して出品し続けることも――つまりは「ゼロ円よりはましだから」という思想が発端になっているのでは?
でも、この書籍の考えに触れて、改めて「出品にあたって、どれだけのコスト(広義)が発生しているの」を考えてみたんですよね。
撮影、説明文書きなどの「出品の時間」
在庫を抱え続ける「空間へのコスト」と「目に入るたびに心に芽生えるモヤモヤ」
モノによっては、「出品前のメンテナンス」(洗濯、クリーニング、計測など)
梱包材の「実費」(その梱包材を保管する「手間」と「スペース」もありますね)
発送の際の「移動時間」
と、ちょっと書き出すだけでもこんな感じ。
例えば、この対象物をさっさと手放したら、「メルカリ利益0円」だとしても在庫にスペースを占拠されることもなく、居住空間がさっさとすっきりして、さらに浮いた時間で別の仕事や家事、あるいは趣味に取り組めるかもしれない。
加えて「売らなきゃ」「いつまで売り続けよう」という思考もなくなり、ワーキングメモリの解放にもつながるはず。
つまり売れないものに執着し続けるのは、(広義の)コストを抱え続けているってこと!
やっと決めた!わたし的「メルカリルール」
メルカリにおいて生産性を高める。
つまり、「投入資源(時間・お金)を最小にしながら、達成度を最大化」するにはどうしたらいいか?
そこで、最近わたしはこんな「メルカリルール」を決めました。
①売れていないものはチャレンジしない
まとめて出品すると、ノリで「せっかくだから」ついついあれもこれも出品しがち。
怪しい気がするものは出品前に検索をかけて、直近のSOLD履歴がすくないものは潔く処分対象に。
②「利益の下限値」を決める
いまはメルカリの売り上げをカフェ資金に使うことが多いので、コーヒー1杯=500円を「利益の下限値に」。
(書籍などはバーコード読み取り出品で手間がかからず、保管もしやすいので、「利益下限=200円)
③確実×最高値で売れる時期を「出品納期」にする
利益が最大化しやすい上に、売れるはずの時期に売れなければ、あきらめもつきやすい
①~②を決めると、出品数がかなり絞られることに気づくはず。
数が絞られると、手間も減るので「出品が億劫で先延ばし」というスパイラルからも抜け出すことができ、③も実現しやすくなる、というわけです。
ちなみに、出品対象外になったものの取り扱いですが…どちらも先方のお気持ちや仕組みを予め確認したうえで
・衣服:幼稚園へお着換えストックとして寄付(それ以外はウェスや資源ごみに)
・書籍:図書館に寄付(先方判断で、「貸し出し用」「無料配布のリサイクル図書」「廃棄」に分類)
・食品類:フードバンクに寄付
…と、売れ残り品の扱いのルールも決めてしまっています。
かつては最後の手段=リサイクルショップとしていましたが、
これまた先が長い話になるので、最近は廃止!
ちなみに、こんな工夫も……
枝葉の話ではありますが……メルカリで面倒なのがコメントのやり取り。
購入した後に「よろしくお願いします!」とかいう、形式的なご挨拶の、あれです。
無視してしまってもいいのですが、気にする人は「コミュニケーションがなく不安なお取引でした」とかって一言とともに、最後の評価を下げられることもあるんですよね……。
それはそれで、こちらにはデメリットになるので、割り切りにくい部分も……
そこで、プロフィール欄や商品説明欄に「お礼のメッセージ等は不要です」とはっきり記載しています。これで、こちらの返信の手間も発生しない。あ~スッキリ!
おしまいに
季節の変わり目。まさに今、売り時!ですよねぇ。
悶々と「いつ出品しようかなぁ…」とまとまった時間を探すその前に、本当に利益を生みそうなものを選別するところから始めてみたらいかがでしょう?
な~んて言いつつ、
そもそも「本当に必要に価値あるもの以外買わない!!!」が本質なんですけどね!