自分軸手帳2021制作プロジェクト|手帳の「中身」を作っていますーVol.2
こんにちは #はろこみ手帳2021 、宣伝部の福山朝藻です。
はろこみ手帳2021には、8つのワークとリストがある
ということを前回の記事ではお話しさせていただきました。
「ワークとリスト・・・つまりは、どちらも自分と向き合いながら書く欄なんだよね?」
と思ったあなたに。(私がそうでした。)
なぜカテゴリが2つに分かれているのか。
中身チームの方のお話を聞くと、そこにもしっかりとした軸がありました。
これを理解することで、さらにワクワクしながら手帳に取り組めるのではと感じましたので、この記事でお伝えさせていただきます。
「ワーク」は価値観。「リスト」は積み上げ。
はろこみ手帳2021に盛り込まれるワーク
1.24時間の棚卸しワーク
2.引き算のワーク
3.足し算のワーク
4.お金の見える化ワーク
5.自分のトリセツ
6.学びのリスト
7.感謝のリスト
8.ごきげん発掘リスト
上記8つのうち1~4がワーク、5~8がリストとなります。
この「ワーク」と「リスト」がどう違うのか?(なぜ全部ワークじゃないのか?)ということなのですが、
はろこみ手帳2021では、下記のように考えています。
ワーク 問いに答え、価値観を明確化するもの
リスト 成長、変化の蓄積を見える化するもの
何となくわかるような、まだ少しふわっとしているような・・・
ワークとリストの具体的な使い方
というわけで、ワークとリスト、それぞれ1つづつどのように使うのか、細かく見ていきましょう。
24時間の棚卸しワークの使い方
時間の使い方のログを取り、時間軸に記入していく。
↓
それぞれの時間の使い方について、幸せを感じたことや、もっと増やしたい、減らしたいと思ったこと・・・など分解していく。
↓
理想の時間の使い方を、自分の想像力を働かせながら落とし込んでいく。(価値観の言語化)
ごきげん発掘リストの使い方
2つのリストを記入する構成。
「リセットリスト」
→自分がストレスを感じた時に備え、対処法をリスト化する。実際に体験して感じた効果に応じて取捨選択することで、精度を上げていく。
「私のほめリスト」
→自分の好きなところ、いいところ、他者からの褒め言葉で気に入っているものをリスト化。
経験を蓄積していくことで、それを常にそばに置いておけるので、自分の機嫌を自分で取れる。
・・・!
自分と向き合って書いていくのは同じですが、書いている情報の種類が違います。
「こうだったらいいな」「こうしたいな」というのを未来を想像しながら創造していくのがワークで、「こんなことに気がついた」「これを積み上げた」と、過去に自分のした行動と向き合って、一つ一つに意味をつけていくのがリストかな、と考えることができますね。
ここからは前回に引き続き、それぞれのワークについてのインタビューをお届けさせていただきます。
目をそらさない。大事な「お金の見える化ワーク」
お金が大事なのは分かっているけれど、つい無駄遣いをしてしまったり、でもなぜか自分へのご褒美を買うことを躊躇ってしまったり。誰にとっても、何かと心を動かされがちな要素だと思います。
このワークについてはasaさんがインタビューに答えてくれました。
こだわりポイントは?
ワークのこだわりポイントは、収入と支出を把握するだけでなく、そこから何を見直してみたいか、何を始めたり、やめたりしてみたいかまでを取り入れたことです。
収支を実際に書いてみることでどれくらいのお金を何に使っていたのかが明確になります。本当は使いたくない用途やもっと増やしたい使い道を一歩止まって考えることで、自分や家族の大切にしていることが見えてくると思います。
お金のワークに取り組むことで、手帳のコンセプトでもある”自分軸”でお金と付き合う方法のヒントになるように設計しました。
ご自身のどういう経験が生きたと思いますか?
自分自身はFP1級を持っていたり、Excelで独自の家計管理をつけたりはするのですが、お金のことは人とはあまり話さないため、そこに強みがあるとは思っていませんでした。しかし、ワーク作りを通して自分自身の強みを再発見できました。
これまでしてきた家計の管理の経験や本で学んだことなどを活かすことができました。
また手帳もお小遣い帳も小学生の頃から断続的に続けていたことでしたので、それらの経験をワーク作りに活かすことができました。
実際に作っていく上で大変だった点は何ですか?
最初に作ったものは会社の損益計算書と貸借対照表を家計に落とし込みしたようなもので、ワークのハードルが高くなってしまいました。お金の管理は、苦手意識のある方から毎月しっかり家計簿をつけている方まで幅が広かったので、どんな方に使ってもらうかのイメージを固めることが大変でした。
作ったワークをメンバー内でモニターを繰り返し、いろんな方の意見を参考にさせてもらいながらブラッシュアップしていき、使いやすいものになるようにしていきました。
こういう風に使ってほしいなど、利用者へのメッセージ
これまでお金と向き合ってこられなかった方、なんとなくで稼いだり使ったり貯めたりしてきた方にはこの手帳をきっかけにお金を向き合う時間を作ってもらえたらと思います。
またしっかり管理しているという方にもStep2の見直しのパートをぜひ使ってみて欲しいと考えています。
生きていくために必要なものではあるけれど、最重要ではない。そんな人生と切っても切り離せないお金との付き合い方を見直すきっかけにしてもらえたら嬉しいと思います。
FP1級をお持ちで、お金のプロであるasaさんが考えたお金のワーク。苦手意識のある方に対しても、考慮した内容となっています。
ついお金のこととなると「きっちりやるぞ!」と力が入りがちだと思いますが、お金の使い方から、自分や家族の大切にしたいことも理解していけると思うと、優しい気持ちで取り組める気がしますね。
自分を360度から見つめる「自分のトリセツ」
まさに自分自身と向き合うためのワークである「自分のトリセツ」。
こちらについて、ようこさんにお話を聞きました。
こだわりポイントは?
自分にとっての当たり前は基準になってしまいやすいのですが、自分のトリセツを、この3点から書き溜められるようにしたことです。
・強み診断などの客観的指標
・得意、不得意など、自分で感じている主観的な特徴
・パートナーなど身近な他者との関係からの気づき
ご自身のどういう経験が生きたと思いますか?
私自身トリセツ好きなので、このリストの内容は普段から手帳に書き留めています。
自分のトリセツは自分でよく分かっているつもりでいても、改めて書き出してみると、得意分野は伸ばそう、苦手分野は人に頼ろう、などと傾向と対策も考えることができます。
実際に作っていく上で大変だった点は何ですか?
ワークやリストは、コアメンバーで作成してからサポートメンバー含めてモニターしてもらい、最終的に、校正メンバーに客観的な視点でレビューしてもらっているのですが、最後の校正ステップで、パートナーなど身近な他者との関係からの気づきは自分のトリセツではないのでは?との指摘があり、この項目の立ち位置を練り直し、「+αのトリセツ」としたところです。
こういう風に使ってほしいなど、利用者へのメッセージ
「自分ってこんな人」を強み診断などの客観的なモノサシに照らしてみると、自己受容がとても楽になります。自分の強みにフォーカスでき、弱みの部分に努力することを手放し、生きやすくなります。
ご自分のトリセツを書き留めるほかにも、ぜひパートナーなど身近な他者とも一緒に診断をして、その結果も書き留めておくことをお勧めします。
自分の得意なことって、自分にとっては当たり前にできることだったりするので、自分の強みだと認識していないことも多いと思います。強みに気付くためには、他人が言ってくれた言葉を取っておいたり、客観的に自分を知るためのツールも活用する必要もあります。
日々の生活ではどうしても「できないこと」が印象に残りがちです。手帳をそばに置いておく事で、どんな時も「自分の強み」を思い出せる。このリストは、そのためのトリガーになってくれそうです。
積み上げた軌跡を見える化で、モチベーションアップ。「学びのリスト」
何歳になっても学び続ける事。目まぐるしく世界が変化していく中で、さらに重要性が高まってきています。
そんな学びを集めていく「学びのリスト」についておかぴーさんにお話を聞きました。
こだわりポイントは?
読書やセミナーは働く上でとても大事な学びのきっかけになります。
でも、どうしても受けて満足してしまってそこから生かすのがなかなか難しいと思っていました。私がまさにそうです。
なので、学びを受けたものをリスト化して、それをどう生かしたかを記録出来るようにそれでいて苦しくならないようにこだわりました。
ご自身のどういう経験が生きたと思いますか?
そんなときに有名な樺沢さんのアウトプット・インプット大全を読んで、読んだ本や受けたセミナーについて、読んだ・聴いたことを書くことが大切だけど、それに対してどのように行動したか?も重要であるとあったのでそこ大事だなと思って参考にしました。
こういう風に使ってほしいなど、利用者へのメッセージ
読書やセミナー受講はずっとずっと継続すべきことだと思いますので、行が埋まるだけ書いていただいて、足りなくなって学びノートを作ってしまった!という流れが理想です。
みんなでたくさん学びをインプット&アウトプットしてきましょう!
大人になってからの学びというのは、働く中で必要と迫られるもの、資格、自分が好きなものを読書やYouTubeで学んだり・・・等色々なパターンがあります。
資格のように目に見えやすい物であっても、「それをどう活かしたのか」までこれまできちんと言語化してきたかと言われると、私は「今まで深められていないものが結構あるな・・・」と、インタビューを通して気がつきました。
学びっぱなしにするのではなくて、何かを学んだ後、それをどう活かしたかまでの過程を見える化するのが「学びのリスト」です。
予約・購入方法について
はろこみ手帳の購入を、2020年末にかけての楽しみの一つにしていただけるお声もたくさんいただいており、大変嬉しい限りです。
購入や予約についてもこちらのnoteで情報の更新をしていく予定です。ぜひフォローしてくださいね。
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文責 福山朝藻