自分軸手帳2021制作プロジェクト|手帳の「中身」を作っていますーVol.3
こんにちは #はろこみ手帳2021 、宣伝部の福山朝藻です。
手帳の中身であるワークについて、2回に渡ってお伝えしてきました。
前回までの記事はこちら↓
手帳の中身作りについてのインタビューは今回で最後となります。
どうしてあなたは手帳を書くのか
あなたが最初に手帳を書こうと思ったきっかけは何だったでしょうか?
「時間をうまく使いたいから」
「充実した日々を過ごしたいから」
「自分の目標を達成したいから」
など、人によって様々だと思います。でも、このきっかけの元を辿れば
幸せになりたい
という一つの目的に集約されるのでは?と思います。
わざわざ時間をとって手帳を書く理由は、あなたが一生懸命自分の人生を幸せにしようと試行錯誤していることの証なのではないでしょうか。
ぜひ「手帳を書いてみたい」と思った気持ちを大切にして欲しいと思います。
はろこみ手帳2021に盛り込まれるワーク
1.24時間の棚卸しワーク
2.引き算のワーク
3.足し算のワーク
4.お金の見える化ワーク
5.自分のトリセツ
6.学びのリスト
7.感謝のリスト
8.ごきげん発掘リスト
今回のインタビューでご紹介する2つのワークは、ダイレクトに「幸せ」を運んでくれるような内容のものです。
それでは「感謝のリスト」と「ごきげん発掘リスト」について、まめたろうさんのインタビューをお届けさせていただきます。
「ありがとう」は幸せのトリガー 「感謝のリスト」
毎日、誰かに「ありがとう」と言う機会はどれくらいあるでしょうか?もしくは言っていなくても「ありがたいなぁ」と感じていても、日々の中ではつい流れてしまっていませんか?
「ありがとう」は言っても言われても嬉しいし、心の中で思うだけでも幸せになる気持ちです。せっかくの嬉しい気持ちを流しっぱなしにするのではなく、拾いあげていくのが「感謝のリスト」です。
こだわりポイントは?
感謝することは、心身に好ましい影響を与えるとされています。
毎日を慌ただしく生きていると、その時は感謝しても、結果的に流れてしまうことが多いと思います。
人によっては感謝と聞いてあらたまったイメージを持つ方が多いかもしれませんが、このリストは、そんなうやむやになってしまっている感謝を可視化するツールです。リストとして目に見える形にすることで、充足感が高まります。
また、継続的に感謝を行っている人は、他者との関係性が良好である可能性が高いというデータも出ています。最初は少し違和感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、習慣化していくことで、リストを書くことも見返すことも楽しくなってくると思います。いいことづくしなので、やってみる価値はあります!
ご自身のどういう経験が生きたと思いますか?
他人と自分を比較しては落ち込み、毎日不安な時期がありました。解決策を探る中で、行き着いたのは感謝でした。普段当たり前に思っているようなことを書き連ねていくと、自然と感謝の気持ちが沸き、自分はここにいていいんだと腑に落ちる感覚を体験しました。それから、身の回りに感謝の習慣をシェアしてくださるはろこみメンバーさんがいらっしゃったのも大きいです。
そして、このリストの担当をさせていただいてから、さらに感謝の力の偉大さを実感することが増えました。これは、メンバーの皆さんが、感謝の力をうまく利用してコミュニケーションしていることが大きいかもしれません。これらの経験が活きているなと実感しています。
実際に作っていく上で大変だった点は何ですか?
こちらはガイド文に苦戦しました。感謝は心身共に良い影響があることは事実なのですが、それを強く意識しすぎてガイド文が若干強制に近いトーンになってしまっていたように思います。
ここでもメンバーの方や、ちひろさんにご協力頂き、気軽に始めやすいような声かけになっています。
こういう風に使ってほしいなど、利用者へのメッセージ
感謝というと気分のいいときにするイメージがあるかもしれませんが、気分が落ち込んでいるときであっても、好ましい効果が期待できるそうです。この効果を利用して、ご自分のご機嫌を取ったり、大切な方々と繋がれることを願っています。
「何もうまくいかない」そんなネガティブな感情を持った時こそ、一度深呼吸をしてこのリストを見直せると良いなと思いました。
「こんなにみんなに支えられて、案外幸せじゃないか」
と自分が誰かに感謝をした気持ちに気づければ、意外とすんなり前向きになれるような気がしてきます。
自分の機嫌は自分で取る 「ごきげん発掘リスト」
毎日忙しくしていて、気が付くと一人でモヤモヤイライラ。その感情が頭の中をグルグルし始めると、どんどん悪い方向に思考がいってしまって「誰か私の機嫌を取ってよ」と不機嫌になってしまうことも。
そうなる前に、自分でケアしよう!というのがこのワークです。
こだわりポイントは?
・自分自身のケアを通して自己理解を深めること
日々の慌ただしい生活の中で、他者を優先して生きていると、どうしても自分自身に対するケアが手薄になってしまいます。このワークを通して、自分を労ること、それによって生まれた気付きから自己理解を深めることが可能だと考えています。
・二部構成のリスト
ご機嫌発掘リストは「リセットリスト」、「私のほめリスト」の二部構成になっています。
「リセットリスト」では、自分がストレスを感じた場合の対処法(コーピング)をリスト化します。予め行動することが決まっていると、思考の無駄遣いがなくなり、感情的にならずに問題に対処することができます。また、自分のストレス下での行動パターンを認識するきっかけになります。
もう一方の「私のほめリスト」では、自分の好きなところ、(自分と近い関係の)他者から褒められたところをリスト化します。このリストに挙がる項目は、自分の原点とも言えます。定期的に振り返り、更新していくことが自己効力感や自己肯定感の向上に繋がると考えています。
ご自身のどういう経験が生きたと思いますか?
・大人になってからの学び
30を過ぎて大学を卒業したのですが、その際に行動心理学と脳科学を学びました。また、3年前に講座でマインドフルネスを学んだので、これらの学びを活かせたのではないかと思っています。
実際に作っていく上で大変だった点は何ですか?
・「自分のトリセツ」ワークとの差別化
モニターでも、「自分のトリセツ」との類似性が挙げられ、違いがうまく言語化できず困っていました。しかし、ワークのモニターをしていく中で、トリセツは「社会生活の中での私」を深堀するワークであるのに対し、こちらのリストは「個としての私」を、深堀するワークなのだな、と納得しました。
・「どうしたら興味や関心をもってもらえるか」を考えすぎた結果、思考がゴリマッチョ化
感謝のリスト同様ガイド文にとても苦労しました。ああでもない、こうでもない、と思考をこねくり回した結果、出てくるアイディアが驚くほどストイックになってしまいました。
例:コーピングの一案として「イライラした時はスクワット10回!」
「不安に感じたときは深海を漂う自分をイメージする」など
本人は無意識なんですが、ようこさんに(極めて)やんわりとご指摘頂いて、はっと我に返りました。今思うと格闘家か!と自分でツッコミを入れたいぐらいなのですが、その時はそれがシンプルな答えだと思っていました。最終的に、Tamiさんにタイトルを、ちひろさんにガイド文を修正して頂き、行動認知療法に馴染みのない方でもチャレンジしやすい仕上がりになりました。
こういう風に使ってほしいなど、利用者へのメッセージ
このワークで自分のご機嫌を取り、自己理解を深めていただければ幸いです。習慣的に自分のケアを行うようになれば、ご本人にとっても周囲の方々にとっても大変有益だと思います。
自分が「幸せだな」と思う瞬間を、積極的に探して書き留める→その気づきをまた自分の日々の生活で再現する→そこでまた「幸せだな」と気が付く・・・というループが回り始めると、本当に毎日が幸せでいっぱいになっていきそうです。
そうして自分がいつも機嫌よくいることが、周りの人にとっても嬉しい。まさに手帳で幸せになる、ということだなと感じました。
ウィークリーページの作成過程【番外編】
ここまでの中身制作チームのワークに対する思いを見てきて、本当にこだわりがすごいな・・・とは思っていたのですが、そのこだわりはワークだけにとどまりませんでした。
「手帳の中身はワークだ!」
と繰り返し言ってきたものの、やっぱり日常的に記入していくページはウィークリーやマンスリーのページ。
その中のウィークリーページについて、中身制作チームとデザインチームがどのように関わって作り上げてきたのか、チョコベリーさんが詳しくnoteに書かれていますので、ぜひご一読ください。
手帳の名前が決まりました
そして、ついに名前が決定しました!
次回、お待ちかねのロゴの発表となります。
名前の決定に伴いTwitterのハッシュタグも変更になりますので、引き続き #自分軸手帳2021 で進捗を覗いてみてくださいね!
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文責 福山朝藻