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自分軸手帳2021制作プロジェクト|手帳の「中身」を作っています。ーVol.1

こんにちは #はろこみ手帳2021 、宣伝部の福山朝藻です。

7月中旬より始まった、こちらのプロジェクト。

お盆休みをはさみながらも、積極的なコミュニケーションの中でプロジェクトが進んでおります。

裏チャンネルでもご紹介いただいている通り、コミュニケーションは主にTrelloやDiscord、そして必要がある時にZoomによるオンラインミーティングが行われています。

プロジェクト発足当初から、手帳の中身については熱い議論がされておりましたが、この部分がかなり固まってきました。

この記事では、その中身について詳しく、どんな方がどんな思いで形にしてきたのか、メンバーのご紹介とともにお話ししていきたいと思います。

そもそも、手帳の中身ってなんだ?

「そもそも手帳の中身って何?マンスリーとか、ウィークリーとか、予定を記入するページのこと?それって、どの手帳でもそんなに変わらないのでは?」

とお考えの方。

#はろこみ手帳2021では
手帳=スケジュール張
ではなく
手帳=自分らしい日々を過ごすためのツール
と考えております。

これについては1本前の記事で詳しくお話ししました。


手帳はスケジュールを把握するためのツールではなく、自分のありたい姿に向かって行動していくための道しるべ、のようなもの。

だからこそまずは、自分自身を知ることが大切なのです。

とはいえ、
自分自身を知るために何をすればいいの?
と迷子になってしまうことを防ぐために、様々なワークをこの手帳では用意することになりました。

ワークやリストに一つずつ取り組んでいくことで、自分のやりたいこと、やりたくないこと、時間とお金をどう使いたいのか・・・などを言語化して行くことができます。

言語化=目に見える形にして行くからこそ、手帳が道しるべになるのです。

価値観を明確化するためのワーク。 成長、変化の蓄積を見える化するリスト

はろこみ手帳2021には合計8つのワークとリストが盛り込まれます。

そのどれもが、中身チームによりじっくりとコミュニケーションを重ねて(しかし迅速に!)作られていきました。

はろこみ手帳2021に盛り込まれるワークとリスト
1.24時間の棚卸しワーク
2.引き算のワーク
3.足し算のワーク
4.お金の見える化ワーク
5.自分のトリセツ
6.学びのリスト
7.感謝のリスト
8.ごきげん発掘リスト

上記1~4がワーク、5~8がリストです。

それでは、この中から今回はの3つのワークについて、どんな風に作られたのか、中身作りチームのインタビューをご紹介させていただきます。


理想の1日を過ごすために、現状を知る 「24時間の棚卸しワーク」

本当はこんな1日を過ごしたい。そんな理想はありますか?理想を叶えるためには、まずは現状と理想にどれだけのギャップがあるかを把握することから始まります。

自分の時間の見直しをする「24時間の棚卸しワーク」について、手帳部部長のようこさんにお話を聞きました。

24時間の棚卸し

ワークのこだわりポイントは?

現状のログ取り→プチワークで自分の価値観に向き合い、引き算・足し算したいことを洗い出す→理想を設定して、現状とのギャップを埋める、というステップにしたところです。

棚卸しをするだけでも、SNSやTVで時間が蒸発していることや、家事や仕事に無駄があることに気づき、改善をすることはできるのですが、さらに理想を設定することで、現状とのギャップに気づき、日々の行動が変わりだすといいなと思っています。

ご自身のどういう経験がワーク作りに生きたと思いますか?

今年の4月にはろこみ手帳部でりぃさんが「在宅勤務の理想の1日を書き出してみた」という投稿をされたのをきっかけに、私も時間の棚卸しと理想の1日の設計をするようになりました。それなりに効率化や優先順位付けをしているつもりでしたが、書き出してみると目から鱗の気づきが多く、この時から24時間の棚卸しと理想の1日の設計は定期的に行っています。

理想の1日を書くというのは、「本当にやりたいこと」を実行すること。そこから、幸せの瞬間や、幸せを妨げる瞬間を手帳に書き出すようになり、自分の喜怒哀楽の源泉=自分軸を見つけ、磨くヒントになっています。

実際にワークを作っていく上で大変だった点は何ですか?

紙の手帳という限られたスペースでどのようにログ取り→プチワーク→理想の1日を入れるか、配分や記載方法に苦労しました。スマホのスクリーンタイムなど、入れたかったけれど紙面の都合で泣く泣くカットした要素もあります。
このワークには記入例もつけるのですが、どのようなことを例に書けば参考になるのかも、手帳の中身メンバーでアイデアを出し試行錯誤しています。

こういう風に使ってほしいなど、利用者へのメッセージ

手帳のワークは誰かに見せるものではなく、ご自分自身のために行うものです。
24時間の棚卸しはぜひ正直に、今できていることもできていないことも、ありのままに書き出してみてください。そして、どのように過ごせたら自分は幸せなのか?心の趣くままに「理想の1日」を書いてみてほしいです。

理想に掲げたことが全て叶うわけではないかもしれませんが、自分で「こうしたい!」と決めればそこに近づく方法を無意識に探すようになります。
時間の棚卸しをすることで、この手帳のテーマでもある「自分軸を見つけ、自己効力感を得る」楽しさを感じてもらえたら嬉しいです。

時間の使い方を考える時にまず「現状を知る」ことが大切ですね。

それを助けてくれるワークがあれば、ログをとった後「どうしていくのか?」ということが深掘りできてよさそうです!ここをしっかり具体的にしっかり落とし込めれば、そこからの自分の行動もどんどん良い方向に変わっていきます。

何かを得たければ、まずは「引き算のワーク」

現状を把握した後は、そこから何を減らしていくか?ということです。あれもこれも欲しい気持ち、とってもわかるのですが、誰しも24時間しか持っていないのです。そのためにまずは引き算をすること。

こちらはなっこさんにお話しを聞きました。

引き算

ワークのこだわりポイントは?

ポイントは、やりたくないことをただ書き出すだけではなく、「じゃあなぜやりたくないのにやっているのか?やめるために何が必要か?」を分解する2ステップ形式にしたことです。
書き出したものを見返してみると、仕組みを作れば簡単にやめられそうなものもあれば、これをやめるのはなかなか難しいな…というものもあることに気付くと思います。

やりたくないのにやっているのは、何かボトルネックがあるから。それは環境だけでなく自分自身の「〜べき」「~した方が良い」という考え方だったり、周りの視線だったり、家族の反対だったり、複数が絡み合っているものもあります。

書き出す、という1ステップだけだと、やめるのが難しいものの引き算はなかなか実行できません。そこで、何がボトルネックになっているのかを分解し整理してみることで、100%やめられなくても少しラクをするヒントが見つけてもらえたらいいな、と思って設計しました。

ご自身のどういう経験がワーク作りに生きたと思いますか?

3月にワーママはるさんの『ワーママライフの足し算引き算』セミナーを受けたのですが、その中で「ワーママこそ引き算が必要。やりたくないことを引き算してみよう」というお話がとても印象に残りました。

当時私は育休中で、自分は何も出来ていないという焦りがありました。仕事していない分、家事も育児も頑張らなきゃ、あれもこれもやらなきゃ、自分の勉強もしなきゃ…と気付けば足し算することばかりに目が向いていました。家事効率化はある程度導入済みだったのに、本当に余裕がありませんでした。そんなときに「引き算していい、むしろ引き算しなきゃ!」と気付けたことで気持ちがすごくラクになりました。

そこで、早速セミナー後にやりたくないことを本音で書き出してみたら、ビックリするくらいたくさん書けてしまったんです(笑)自分がいかに「~すべき」思考に囚われているのかに気付くきっかけになりました。でも、実際に書き出したものをやめようと行動してみて、書いただけではなかなかやめられないことにも気付きました。この「なぜやめたいのにやめられないのか?」とモヤモヤ考えた経験が、今回のワーク作りに活かせたのではないかと思っています。

実際にワークを作っていく上で大変だった点は何ですか?

ワークの原案を作って、数名のメンバーにモニターをしてもらったのですが、そこでいただいたフィードバックをどう反映させるのか?に苦労しました。
例えば「やりたくないことがあまり書き出せない」という意見には、どういうフォーマットなら書きやすくなるか、記入例を入れてイメージしやすくするなど試行錯誤しました。

そのほかにも、記入例の内容やスペース配分、チェック欄など細かいところにもモニター結果を取り入れて、たくさんの方に使いやすいよう工夫しています。

こんな風に使って欲しい、利用者へのメッセージ

やりたくないことを書き出すときに、思う存分ワガママに、自分に正直になって思いつくままに書いて下さい!
まずは家事だったり物理的な行動としてやりたくないことが思い浮かぶと思いますが、それが思い浮かばなくなったら、ぜひ思考の面でもやりたくないのにやってしまっていることを書き出してみて下さい。

このワークの表テーマは引き算をして余白を作ることですが、裏テーマは、自分の価値観=自分軸に気付くことです。何を引き算したいか知ることで、自分軸を浮かび上がらせるお手伝いが出来たら良いなと思っています。

子どもを持つと、物理的にも精神的にもつい「あれも、これも!」と足し算からになりがちです。「引き算」についてじっくり深く考えてきたなっこさんの経験と思いのこもったワーク、そして裏テーマまで・・・!このワークにワクワクが止まらないのは私だけではないと思います。

ワクワクの種まき「足し算のワーク」

引き算の次は、そこに何を足していくかを考える。こちらについてはチョコベリーさんにお答えいただきました。

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ワークのこだわりポイントは?

手帳を使う方が、自分が本当にやりたいこと、ワクワクすることをたくさんかけるようにしたことです。

100個の記入欄を設け、下線のみにすることで、書くスペースを広く取れるようにしました。見開き1ページで書けるので、どんなことを書いたか確認しやすくなっています。また、チェックボックスを設けて、達成度を可視化できるようにしました。書くときに、何を書いたらよいか迷ってしまう方も多いと思います。そんな方のために、カテゴリの事例を用意し、やりたいことのヒントが得られるようにしました

ご自身のどういう経験がワーク作りに生きたと思いますか?

私は今まで、逆算手帳、ジブン手帳、CITTA手帳を使ってきました。こうした様々な手帳を使ってきたことが、今回のワーク作りに生きています。

今まで使った手帳の中にも、自分のやりたい事を書くページがあり、私自身がやりたいことリストを書いてきました。こうした書いた経験をもとに、より使いやすく、書きやすいフォーマットを考えることにつながったと思います。

実際にワークを作っていく上で大変だった点は何ですか?

やりたいことを考えるヒントのためのカテゴリ事例をどこに設けるか考えるのが大変でした。

最初、カテゴリ事例は、行番号と同じ場所に表示していました。行番号とカテゴリ事例、10個の記入欄が並んだ後、次の行番号に次のカテゴリ事例も表示する・・・という形式でした。こうすることで、そのカテゴリ事例を意識することができますが、そのカテゴリ事例で必ず書かなければいけないという意識になってしまいます。それは問題だと感じたため、最終的に記入欄の一番上に事例として表示することにしました。

このようにしたことで、書くスペースも広くなり、好きなカテゴリ事例を選べるようにもなるので、よかったと感じています。

こういう風に使ってほしい、利用者へのメッセージ

手帳を使う方が、本当に心からワクワクすること、やってみたい事を書いて、楽しい世界を広げてほしいなと思います。

子育てしていたり、お仕事があったりすると、様々な制約があって、できることが限られてしまう方が多いと思います。けれど、文字を書くという事は、誰にも制限はされません。自分の気持ちに正直になって、ワクワクすること、やりたいことをたくさん書いていただきたいです。

そして、それを1年後、どれだけ叶ったか振り返っていただきたいです。叶っているものも多いでしょうし、まだ叶っていないものも、次の年につなげる、もしくは別の夢に変えたりして、その時のあなたにあったものに変えていただけたらと思います。

是非、あなた自身の自分軸にあったやりたいことをたくさん書いて、叶える喜びにつなげていきましょう!

私が一番印象に残ったのは「文字を書くということは、誰にも制限はされません」という言葉。実際に手を動かしながら、前向きなこと、自分がワクワクすることを書いていく。自分自身と対話するすることで、自分の理想や、思いがかなっていく。これこそが手帳の醍醐味なのではないでしょうか?

次回以降、残り5つについても紹介させていただきますので、お楽しみに!

Twitterでも進捗が見れます

今回は、メンバーの声をたっぷりと紹介させていただきましたが、実は皆様Twitterでも随時進捗状況やそれぞれの思いを呟いております。

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文責 福山朝藻


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