評価する事業をみんなで選ぶの巻〜プレイベントvol.1〜
7月7日七夕の日に
自分ごと化会議inよなご2024プレイベントvol.1
〜評価する事業をみんなで選ぶの巻〜
を開催しました。
スタッフMさんのアナウンスで始まり、
山口秀樹共同代表(前琴浦町副町長・米子市出身)が
始めのあいさつをしました。
山口共同代表のあいさつ
鳥取県琴浦町での無作為抽出手法を用いた住民協議会や事業評価(自分ごと化会議)の経験や鳥取県民、米子市民にとっての無作為抽出手法の有用性などについてお話しました。
自分ごと化会議って何?のエッセンスが短い時間にぎゅっと詰まっていますので、ぜひご覧ください。
「無作為抽出手法を用いいた事業評価について」福嶋共同代表によるレクチャー
続いて福嶋浩彦共同代表(シンクタンク構想日本理事・中央学院大学教授・米子市出身)から、さらに詳しく「自分ごと化会議」についてお話ししました。
・構想日本が全国の自治体でコーディネートする「自分ごと化会議」の様子
・人口減少社会における”無作為抽出”を用いた住民協議会や事業評価の意味
・民主党政権の事業仕分け「2位じゃダメ?」の議論の真実
ワークショップ「評価する事業をみんなで選ぶ」
参加者とスタッフが4つのグループに分かれて、
本番の11月17日に無作為抽出で選ばれた米子市民が評価する事業を選ぶための意見交換をしました。
𠮷岡共同代表が資料に沿って各事業の説明をした後のグループでの議論では、様々な意見がありました。
そもそも市民が事業を評価をしてどうするのか?
個別の事業についての質問
事業の候補はどうやって選ばれたのか?
質問には、各グループにいるスタッフの市議会議員が対応しました。
結果発表!
1人3事業を選んでいただき集計をしました。
🌟16票 市民の生活交通手段を確保するための路線バスへの支援
(生活路線運行対策事業)
🌟11票 市民の健康寿命を伸ばす取り組みとして、身体的・精神的な機能が徐々
に衰えるフレイルの予防
(フレイル対策加速化事業)
🌟9票 子どもたちのむし歯を予防するために小学校で行うフッ化物を使った
うがい
(むし歯予防コンプリート作戦事業)
⚫︎ 6票 市からのお知らせなどを市民に広く伝える「広報よなご」の発行
(広報よなご関連経費)
⚫︎ 4票 出産や育児で離職した方や非正規雇用の女性の就労やキャリアアップ
への支援
(女性の専門職資格取得助成事業)
⚫︎ 3票 給食の食材調達や給食を通じて食育の推進などを行う学校給食会
への支援
(学校給食会)
⚫︎ 3票 家庭から出る生ごみを減らす取り組み
(家庭系生ごみ減量化事業)
⚫︎ 3票 地域住民の生活環境を守るため、倒壊などのおそれがある空き家の
取り壊し
(特定の空家等除却事業)
⚫︎ 1票 市営の駐車場の指定管理や設備の維持など
(駐車場管理事業)
⚫︎ 1票 市営の駐輪場の指定管理や設備の維持など
(駐輪場管理事業)
投票の結果、上位の3事業に決まりました。
ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!
プレイベントの反省
終了後のスタッフのコメントから
私も含めて一般参加の市民がどういう役割なんだよというのがわかりにくかったのかも?と思います。 一般の人には馴染みのないことなのでもう少し詳しい説明が必要なのかもと思いました。
無作為抽出によって参加しない市民の皆さんんも傍聴でき、ネットでリアルタイムで意見を言えるようにすることを、もっと強調すればよかった。
評価した後どのようなアクションをするのか?(複数のグループで質問があった)
「自分ごと化会議」そのものの内容の説明や意義の説明をもっと分かりやすくしていくことと、無作為抽出されなかった市民もYouTube配信のコメントなどで参加できることをお知らせするという課題に取り組んでいきたいと思います。
今後のスケジュール
次はいよいよ❷の「米子市の選挙人名簿から約2000人を無作為に抽出」です。
具体的には、
米子市選挙管理委員会に米子市の選挙人名簿をプリントアウトしてもらい、
その中から約2000人を手書きで書き写します💦
パソコンに直接入力することもできますが、
写真を撮って保存したり、送信することは禁止されています。
根気のいる手作業となります。
ちなみに行政が実施する場合は、
住民基本台帳からデジタルでランダム抽出するだけです。
ここが住民主催の最大の難関です。
無作為抽出の作業は7月30日9時から
米子市役所4階401会議室で行います。
お手伝いできる方を募集していますので、
ご都合がつく方、このプロジェクトにご興味のある方は
共同代表𠮷岡までご連絡ください!
TEL 090-5262-8759
✉️ jibungotoyonago@gmail.com