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2024年冬至と3か月予報

2024年は12月21日が冬至。1年で最も昼[陽]の時間が短く、夜[陰]の時間が長い日です。つまり陰のエネルギーがピークに達したことを表し、ここからは陽のエネルギーが少しずつ大きくなっていきます。

星よみでは春分が1年の始まりと言われています。1年を4分割して「起・承・転・結」にあてはめると、冬至は「結 (結果、結び)」のシーズンであり、冬至図では春分から始まった1年の残り3か月が、どんなクライマックスを迎えていくのかが読めます。

冬至から3か月の動きを星よみ、各月の動きを数秘をベースに読んでいきたいと思います。


1. 振り返り

(1) 2024年のテーマ

詳しくは「春分と3か月予報」に書きましたが、星よみからみた1年のテーマはかに座、数秘からみた1年のテーマは数秘8です。

ここから出てきた2024年のテーマは
『新しい時代を迎えるために、これまで築き上げてきた土台を壊し、自分だけではなく、身近な大事な仲間たちと一緒に、安心して過ごせる環境を創っていこう』ではないかと思いました。

数秘8は土台を意味する数秘4からできているので、ここから見ても、国、会社、家族…そういった自分たちの生活(心の安定)の土台となる事柄に関することがテーマになりそうな1年と言えます。

(2) 秋分から3か月のテーマ

「起・承・転・結」の「転」にあたる秋分の期間。
自分らしい人生、安心して過ごせる環境を勝ち得るために、周りの状況をよく観察して、自分がどこでどう行動していくのか、より具体的に頭脳戦で進んでいくことがテーマ。何が好きで何が嫌いなのか、本当はどうしていきたいのか…自分の本心を問われて「自分の直感的に手が伸びる方はどっち?ワクワクする方はどっち?」と情報に試されるような3か月でした。

2. 冬至から3か月のテーマ

ゴイスネット四季図 (2024.12.21冬至)

冬至からの3か月のテーマをみるASCはかに座(25度)。秋分からの3か月間で自分らしい情報の選び方を学んだことで、どの情報を「信じる/信じない」、「取り入れる/取り入れない」がはっきりしてくる期間のようです。

取り入れる情報が同じ人たちは自然と仲間となり、その環境で世の中の情報に対して意見を出し合い、わかちあうことで、自分の考え方がブレなくなってくるんだと思います。自分と価値観のあわない情報に対して攻撃的になる場合(世界)もあるかもしれませんが、自分の内側と心地いい環境に目を向けたときには、自分に合わないものからは自然と離れていくような行動になるのではないでしょうか。

これがこの1年のテーマである『新しい時代を迎えるために、これまで築き上げてきた土台を壊し、自分だけではなく、身近な大事な仲間たちと一緒に、安心して過ごせる環境を創っていこう』のエンディングにあたる3か月になりそうです。

ちなみに、数秘でみる今年の冬至の日は「8の年、3の月、5の日」。コミュニケーション、工夫(破壊と創造)、協力というキーワードが浮かびました。多くの情報が飛び交い、会話や議論も活発な陽のエネルギーを感じますが、新しい時代・ステージが目前に迫ってきている今、安心して過ごせる環境を創っていくためにも、アイデアを出し合うことで一度何かを壊して、みんなで進んでいこうとするエネルギーが動いているように感じました。

3. 3か月予報

ここからは数秘をベースに3か月の流れを読んでいきますが、年が変わるため、数秘からみる2025年のテーマにも触れておきます。

2025年は数秘9(完結、準備)の年、9年1ステージの最後の1年にあたります。

2024年:数秘8(循環、協力、実り)に人との交流、仲間と協力してできる大きな力を学び、自分に合うもの/合わないものが明確になって進む方向が見えてきたことで、不要になったものを手放し、新しい9年のステージにむけて必要なアイテムを準備する年になるんだと思います。

数秘でも1年を4分割する考え方があり、1~3月は序章、助走のような期間になります。本格始動は4月以降なので、結果を急ぎすぎず慣らし期間として過ごしてみてくださいね。

(1) 1月:数秘1(整理、種まき)

1月が数秘1となると、始まりのエネルギーが高まっているようなイメージがします。何か始めようと思っている方には動きやすい期間になりそうです。

先ほども述べましたが、1~3月はまだ慣らし期。見た目にわかりやすく行動することだけでなく、頭に思い描いているものを言葉にする、紙に書き出すのもはじめの一歩です。あきらめるのも、やめるのも後でできるので、今はたくさんアウトプット(種まき)して頭と心の整理をしてみましょう。

2025年の数秘9という数字とあわせてみると、一番小さい数字と一番大きい数字がならび、行動が極端に振り切ってしまいそうな気もします。心の整理がついていないまま先走ってしまうこともあるかもしれません。

また、1月は冬土用の期間があります。地球が冬から春へリニューアル工事する期間のため、天気・地盤、心身が揺れやすく、負担がかかりやすい期間と言われています。大変革を起こしたい!なんて場合には、あえて活用してみるのも手ですが、感情を司るかに座が強調される期間も重なり、心の揺れ動きがかなり大きくなりそうなので、一度整理した上で行動することをおすすめします。

<1月情報>
・二十四節気:1/5~ 小寒、1/20~ 大寒 (冬土用:1/17~2/3)
・月:1/14 かに座満月、1/29 みずがめ座新月

(2) 2月:数秘2・11(ひらめき、動揺)

1月にアウトプット(種まき)したものが、どこかに着地or受け止めてもらえるような月。もしかすると思ってもみないところに着地して、おもしろい展開が起こるなんてこともありそうです。

または、1月のアウトプットしたものやアウトプットする手段に別のアイデアが浮かんで、さらに種まきするというパターンも。でもそれは、1月にたくさんアウトプットしたからこそ、ひらめいたアイデアでもあるので、1月は思い切り出しておくとよさそうです。

暦の上では春の始まり(立春)で、心身ともに上昇方向に向かい始めますが、この期間は陰(感情、内面)のエネルギーを持っている数字・暦・天体が多いため、感情を刺激してくることが多く、思うように動けないこともありそうです。
自分の心が心地いい環境、状態になっているかを見直して、意識的に自分ケアをすることをおすすめします。

<2月情報>
・二十四節気:2/3~ 立春、2/18~ 雨水
・月:2/12 しし座満月、2/28 うお座新月

(3) 3月:数秘3(露/顕(あらわ)、"決")

2月に着地した種の殻が割れ、中から芽が出てくる月。これからの成長が楽しみになりますが、これまで隠れていたもの(種の中のもの)がむくむくと表に出てくる変化の月という意味でもあるので、物事の展開によくも悪くも心躍ると考えられます。

この月のキーワードはなんといっても情報、おしゃべり。
いろんな情報が飛び交い、その情報も二転三転して、情報の本質を見失いそうな期間でもあり、そんなストレスの中、気分転換になるのは気楽なおしゃべり(情報)でもあるという感じです。

この月は、2章での冬至からの3か月のテーマであるどの情報を「信じる/信じない」、「取り入れる/取り入れない」がはっきりしてくるという体感を一番感じられる月になるのではないでしょうか。

どの情報を取り入れ、どんな仲間たちと意見を出し合いわかちあうのか。
自分の意思で決定し、場合によっては何かを決断する、決別する…かなりリセット感が強い月ではありますが、決めた後は清々しさも感じられるとも思います。心苦しいこともあるかもしれませんが、1つ1つ乗り越えたごとに、自分にご褒美をあげて、乗り越えた自分を認めていきましょう!

<3月情報>
・二十四節気:3/5~ 啓蟄、3/20~ 春分
・月:3/14 おとめ座満月(月蝕)、3/29 おひつじ座新月(日蝕)

3. 個人的な体感(まとめ)

星でも数秘でも2025年は大きな動きがありそうな年でもあるので、1~3月は慣らし期間といいながら、わりとハードな3か月だなと思いました。

ただ、すべては情報と人間関係のもとに成り立っているし、そこに対して自分がどう向き合うのか、どう行動するのかということが問われている(だけ)なので、日常的に接しているものに正直に向きあっていけばいいのだと捉えれば、自然と向かう道は現れていきそうな気もしています。

簡単には形にできませんが、1つずつ少しずつクリアして、ととのえていきましょう!

よいお年をお迎えください。


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