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わたしにとっての、今年一番の発見

元来ひとりで何かをするのが好きな性格なので、チームで動くとか、組織の一員になるとか、そういうのは自分には合わないのだ、と思っていた。

そんなわたしの思い込みを、華麗にささっと拭いさったのが、今年じぶんジカンと古性のちさんで作り上げた『最高の1日を考えるノート』での経験だった。

のちさんと共に進めたものづくりが心地よかったことについては、過去にもnoteに書いたのだけれど。

誰かと一緒に何かをするにあたって、「妥協をいられず、最高を目指せる」というのは、わたしにとってとても重要な点だと気づいた。

だけどもう一つ。
時間が経って、わかったことがある。

それは、最初から最後まで、つまり「ものづくり」から「届ける」ところまで、ていねいに、一緒に進めていけること。生まれた商品を、いつまでもお互いが大切に思っていること。

それも、わたしが感じた "心地よさ" の、もう一つの源泉だったようだ。

この「最初から最後まで一緒にものづくりをする」と正反対なのが、「外注」という言葉かもしれない。

部分的に何かをお願いして、その相手は成果物を渡したら、そこで終わり……といったような。もちろん、そういった "エキスパートに一部を任せる関係性" のほうが上手くいくことも、たくさんある。じぶんジカンも、わたし達ができない分野のこと(例えば印刷とか)は、外の会社にお願いしている。

でも。

今年『最高の1日を考えるノート』で経験したように、お互いの良いところを組み合わせて、一緒に考えながら、届けていく。そしてその後も、また磨き上げていく。

そんなものづくりの良さを、今年は教えてもらった気がする。

正直なところ、コラボの話をもらったときは、こういうものづくりの仕方を自分が楽しめるのか、とても不安だったのだけれど。

でも蓋を開けてみたら、そこには自分がこれまで知らなかった楽しさがたくさん詰まっていて。新しい扉を開けてもらえたような、急に視界が開けたような、そんな感じ。

これが、今年1年のなかで、わたしにとって最も大きな発見だったかもしれない。

そして来年は、こういう「お互いの良さを活かせる」ような "ものづくり" や "場づくり" を、もっと広げていきたいなと思っていて。

お互いが、最初から最後まで真剣になれるような。頼りあって、良いところを引き出しあえるような。そんなものづくり/場づくりを。

場づくりに関しては、ずーっともんもんと「一緒に何かできたら…」と思っていた人たちに少しずつお声がけさせていただいていて。それが来年実を結びそうで、今からわくわくしています。

先日も、辻堂のお気に入りのカフェへ相談に。

お互いの良いところを活かして、一緒に空間を作り上げる提案をしたり、してもらったり。こんなに温かい「仕事のすすめ方」ってあるんだなあと、心がほくほくしていて。きっと、来てくれる方にも、この温かさが伝わるんじゃないかな。

ものづくりも、臆せずお声がけしたり、もしくは声をかけてもらえたりしたら嬉しいなあと思っています。

来年も、わくわくすることを。
ユーザーさんを含め、周りの大切な人たちと一緒に。



おわり
***

「じぶんジカン」は、自分と向き合う時間をつくるノート達を販売しています。

ご注文から4日以内に発送しまし。自分を見つめるきっかけに、ぜひ。



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じぶんジカン松岡
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