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合板の加工と設置|ベラ天・#4

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合板の加工

前回の記事では、材料となるベニヤの単板を圧着して合板を作りました。

2022年3月12日、いよいよベランダに材料を組み始めました。日曜大工もとい土曜大工ですね。ベランダの柵を養生して、合板を乗せて番線で固定。さらに脚を1本付けるところまでがこの日の目標です。

合板のサイズはおおよそベランダの一角にぴったりだったので、基本的にはそのまま使うようにしつつ、パイプや蛇口などにぶつかる部分は墨をして切っていきます。差し金が手元になく直角を出すのに一苦労。何度か測り直しました。

天文台の屋根?蓋?になる部分は大きくアールを描いてやります。

そして、電動ノコギリで切断します。広い作業スペースがなく、どうにかこうにか固定しながら少しずつ刃を進めました。ベニヤだからかバリがすごく、のみで突いたりヤスリをかけたり剥がれた部分はボンドで修復したりしながら、仕上げていきます。

合板の圧着は水溶性のボンドですし、あまりきれいな感じではないので最終的には上から防水シートでカバーをしてやろうと思います。化粧にはならない、ということですが角は鉋をかけておきます。

合板の設置(仮)

仮で置いてみましたが、まあまあよさそうです。ここまでで、指を1本犠牲にしています(笑) のみの一刀でスパッと……さすがに地はだくだくと出ましたが、ノコのようにザリザリと切ったわけではないので痛みも少なく治りも早いです。

同じように大きな円も切っていきます。合板の大部分を除くため、切断の途中ぐらぐらと不安定に。やむなく2つに分けて切り進めました。精度があまく若干隙間ができましたが、樹脂素材の樽の弾力性に助けられ形になりました。

最終的には番線もしっかり効かせて、隙間もシリコンで埋めていきます。

脚の取り付け

この合板の上に乗るのは重させいぜい5kgの漬物樽くらいなのですが、脚も付けておきましょう。素材はおなじみ、先日売っぱらったデミオで使用してたフラットシートの残骸から、イレクターパイプを流用します。何かに使えるだろうと取っておいてよかったです!

こんな感じ。ジョイントの部分もそのまま使いました。

余談

ベランダで作業をしていると、お隣の戸建のベランダから奥様が「あーた、さっきから一生懸命何してるの?」とお声掛けが。

電動ドリルや電動ノコギリの音が響いていたので、「ああ、うるさくしてすみません!」と咄嗟に謝ってしまいました。

「いやいや、それは全然いいんだけど、不思議なものを作ってるから気になって」
「はい、ここに望遠鏡を置こうかなと思ってまして」
「あら、望遠鏡で何を見るの?」
「星を……カメラを付けて撮影するんです」
「へぇ~ここからも見えるのね(空を仰ぎながら)、まあがんばってください」
「ありがとうございます、もうすぐでうるさい時間は終わりますので」

アパートのお隣さんとはお付き合いがありますが、まさか向かいの建物の方とも話す機会があるとは。世の中まだまだ捨てたもんじゃないですね。

さて、このあたりでいったんお昼休憩です。
鶏肉、ほうれん草、ぶなしめじを煮込み、キムチを添えていただきます。コカ・コーラゼロもすっきり喉を通っていきます。すっかり春の陽気です。

次回はこの日の午後パート。望遠鏡を仮設置して具合をみつつ、蓋を被せてみることにしましたが、予想しかしていなかった事件が発生するのです。



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