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ドーム下部を作る|ベラ天・#7

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お皿を作る

前回の記事では、無事ドーム部分が完成しました。そうはいっても、まだもう少し改良したいところはありますが。今回はガラ空きの下部にお皿を作って、望遠鏡全体を密閉できるようにしたいと思います。

三脚が若干傾いていますが、これはベランダと赤道儀の位置関係上どうしようもなく……。これはまた別の機会に補強する予定です。とにかく、このように穴が空いている状態では、上からの雨風は防げても跳ね返りの雨やホコリ、湿気はどんどん入ってきてしまいます。

ちょうど樽に付いてきた内蓋が使えそうなので、完全にその場の思いつきでしたが、これを使うことにしました。三脚の位置を写し取って、穴を空けていきます。これがなかなか苦労しました。手持ちの電動ノコギリでは、このアールの曲線に沿って切るのは至難の業で、怪我をしそうだったため早々に諦めました。結局、ドリルで円周にそっていくつも穴を空けてやり、中心部分をパコッと外した後、内側をやすりで綺麗に整えることでなんとか思うような穴を空けられました。ここに一番時間がかかったかもしれません……。

3つの穴が空いたら、各1本だけ線を切ってやり、そこから無理やり脚を入れました。脚と穴の隙間は、シリコンでコーキングしておきます。さらに、防水シートでカバーをして、ダクトテープで補強します。現物合わせの手作業にしては比較的精度がよく、ちゃんと水平に固定できました。

側面を作る

それから今度は側面。これはもうシンプルに、防水シートを張るだけです。お皿を紐で吊って……とも思いましたが、穴あけが面倒なのとある程度三脚に固定されているという理由で、これは省略。完全にバケツのようになっているため、上から雨水が入ったときに溜まってしまうと思い、この時点で少々お皿に勾配をつけました。あとで排水溝や、配線ボックスを取り付けていきます。

どどん!ドームを被せてみました。怪しい……。

ドームの開閉が結構しんどそうです。雨や夜露で濡れていると、まあ、落とすことはないと思いますが、服や部屋がびしょびしょになるのでいやですね。これも考えてなんとかしましょう…!

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