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天文台の床の材料作り|ベラ天・#3
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高床式天文台?
前回の記事で天文台の頭になる部分、すなわち漬物樽の話をしました。今度は床です。床といっても、ベランダの柵に(養生のうえ)乗せて固定する高床式です。
文字だけだと伝わりにくいので、今度完成予想図を描いてみたいと思います。樽のサイズが思ったより小さかったことから、完成予想図Ⅱになるのですが。なかなか、思ったとおりには叶えられません。
材料の調達
今のアパートに、この先どれくらい住むのでしょうか。それは、僕の未来予想図次第ですが、今回製作するベランダ天文台も一蓮托生です。数年は使うとしても、数十年には及ばないでしょう。
潤沢に資金や時間があるわけでもないのですし、そもそも天文台を作ることが目的ではなく早く天体撮影を再開したいのです。
そこで、材料もできるだけ手持ちのものから選びます。
床材に使うのは、ベニヤの単板(5.5mm×900mm×600mm)。これを4枚圧着して合板にして加工します。このベニヤ板は先日売却してしまった車の後部座席をフラットシート化していた際に使っていたものを再利用します。
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木工用ボンドで圧着
このベニヤ板を水性の木工用ボンドで4枚貼り合わせます。なぜ4枚かというと、4枚あったからです…笑 この適当さは趣味なので許してください!とりあえずこれで厚さが22mmの床材が手に入ります。
ベニヤ板の等級は「1等」で耐水性も「1類」です。屋外での使用なので、最終的に組み立てる際は防水シートでカバーをしたいと思います。
木工用ボンドで引っ付けていきます。面積が広いので十分な量とは言えませんが……。
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クランプも十分な数なかったので、筋トレ用のウェイト(めっきり使っていない!)を24kg分乗っけました。これも不十分な感じがするので、ある程度固化してきたらビスで固定して強く引っ付けてやろうと思います。
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次回はベランダの柵や三脚設置位置の寸法を測りながら、木材に墨を付けてノコで刻んでいきます。それから、これまた再利用できるイレクターパイプで脚も付けてみましょう。
※それっぽい言葉で書いていますが、DIYも天文も初心者なのでお手柔らかに……!