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お盆の過ごし方と睡眠
こんにちは!
日本はお盆のようで、暑い日が続いているようですね・・・・
みなさん体調には十分お気をつけください。
一方、バンクーバーはというと朝方は寒いくらいで、最低気温だと15℃前後まで下がります。
この前は本気で暖房入れようかと考えたくらいでした 笑
日中は暖かくなって、日陰だと涼しいくらいなのでとても過ごしやすいです。
さて、今日は睡眠について、前回でも取り上げた”別冊 Newton 睡眠の教科書”からお話ししたいと思います。
みなさん、長期休みや週末はついつい夜更かししがちじゃないですか?
ゆっくり眠れる―と思って0時過ぎて、気づいたら朝方になっていた・・・ということもあるのでは?
でも、週末でゆっくり休んで寝不足を取り戻せばいいやーと思っていませんか?
実はこれが大間違い。
週末や長期休みでいつもより長めに寝て寝不足を解消しようといわゆる”寝だめ”は2~3日の数日では全然解消できていないということが分かっています。
以前の記事で生活リズムのパターンは既に遺伝子と年齢で決まっており、おおよそ自分の寝る時間や起きる時間などは決まっていると書きました。(クロノタイプ)
例えば、私は朝方よりの昼型で朝は7時ころに起きて、夜は23時頃に寝るのが理想とされています。
しかし、毎日仕事が忙しくて眠るのが0時を過ぎることが多々あったとします。皆さんもきっとよくあるかと思います。
その平日の寝不足を土日に長めに寝て、昼頃にゆっくり起きてくれば疲れが取れる~ということは残念ながらできないのです・・・・
私のように23時に寝て7時に起きる8時間睡眠の人が、寝不足で平均の睡眠時間が7時間30ほどになっていたとしましょう。その場合30分の”睡眠負債”、睡眠の借金があるということになります。
この借金を取り返すのにどれくらいかかるでしょうか?
答えは約2週間ほどです。(雑誌内では40分の睡眠負債を取り返すのに約3週間かかると記載されている)
全然、土日の数日では足りないことが分かります。
前回の睡眠の記事でも触れましたが、体内のリズムを整えることはホルモンのバランスを整えることと密接な関係があります。
また、前回お話しした糖尿病のリスクも上がることが分かっています。
お金の借金もしたくないものですが、睡眠の借金もしたくないものです。
みなさんも、このお盆休みを機に一度ご自分の睡眠を振り返ってみてはいかでしょうか?
ではまた!
参照
木村直之. (2021). 別冊Newton: 睡眠の教科書 増補第2版. ニュートンプレス