ミスiDフェス2016〜お披露目ショーへようこそ〜③

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ミスiD2016受賞者お披露目&グランプリ発表

司会のゆっふぃー、キクチさんが下手(しもて)に移動すると、そこには講演台が。
ちなみに、上手(かみて)にはパイプ椅子とマイクが用意。
ゆ「司会っぽいですね〜」
キ「こういうの置かれると急に司会っぽくなりますよね」
ゆ「さて、ここからはミスiD2016を受賞した女のコたちに登場してもらいます。まずは、今年のミスiDの選考委員の方が何人か来ていますのでステージに上がってもらおうと思います。」
キ「呼び込んでいいですかね?」
ゆ「どうですかね?」
キ「きっと呼んだら来てくれると信じてます」

ということで、選考委員の方々が登壇。
1列目左から東佳苗、岸田メル、大森靖子、大郷剛
2列目左から小林司、吉田豪、やついいちろう、ファンタジスタさくらだ (※敬称略)
下手から上手の移動だったので、選考委員の方々全員が、挨拶らしい挨拶もなく、足早にイスに向かい着席したのはちょっと笑った。

キ「あとで選考期間の話をじっくり聞いていこうと思っています。選考委員の方々を見ると、さすがミスiDといった感じですね」
ゆ「この時点で何だかカオスな感じがね」
キ「ハハハハ」
ゆ「色んなジャンルの方々に来ていただいてます」
キ「それでは、ミスiD2016受賞者の9人に登場してもらいましょう」

Iris(ア)、一ノ瀬みか(み)、菅本裕子(菅)、大望(望)、長澤茉里菜(長)、藤野有理(藤)、保紫萌香(保)、弓ライカ(弓)、ロカ(ロ)が登壇。
(↑呼び込み順。risが上手、ロカが下手で一列で並ぶ)

キ「この時点で、濃いですね。大さん、顔怖すぎですから睨まないでください。」
望「ちょっと殺気が出ちゃってますかね」
ゆ「闘ってますからね」
キ「そうですね。では、9人には1人ずつ自己紹介とミスiDに選ばれた感想を一言ずつお願いします」

Iris
キ「まずはIrisちゃん」
ア「おはようちゃーん!Irisちゃんでーす!マレーシアから来たよ。今ちょっと緊張でーす」
キ「緊張している人の喋り方じゃないw」
ア「忘れちゃった言いたいことw 私の将来はシンガーなりたいです(=私は将来、シンガーになりたいです)。だから、(私という存在を世間に知らしめてくれた ※勝手な補完)ミスiDありがとね。えー。最後、頑張るぞぉぉおお!」
キ「ありがとうございました」
ア「ありがたやー!」

Irisが出るようになってから毎週『世界番付』を観てるんだけど、ステージで見たIrisはホント、テレビで観たあのまんま。
びっくりするくらい。きっと裏表がないんだろうな。
日本語はまだまだだけど、きちんと気持ちは伝わるし、その愛くるしい笑顔と大きな身振り手振り、そして歌声があれば、マレーシアや日本だけじゃなく、世界中のどこでも活躍できると思います!

一ノ瀬みか
キ「続いて一ノ瀬さん、お願いします」
み「こんにちは、神宿(かみやど)の一ノ瀬みかでーす。普段は神宿というアイドルグループで活動しています。担当カラーは赤です。今回ミスiD2016を受賞させていただきありがとうございます。CHEERZやアー写とかでお世話になった方々もここにいると思うので、感謝しています。ありがとうございます。今日は頑張りまーす…イェイ!」

良い意味で「The アイドル」という自己紹介。
テンプレの自己紹介ではあるけど、初めましての観客が多い状況を考えると、余計な情報を極限まで削ぎ落とした、このくらいシンプルな方が記憶に残る。
「イェイ!」が可愛かった!

菅本裕子
キ「では、菅本裕子、お願いします」
菅「(センターマイクに近づきながら)みんな緊張してるんですか?ホントに。菅本裕子と申します。えーっと、私かまさか、またこうやってステージに立って、またライトを…ね、浴びるとは思ってなかったので。人生とは何が起こるか分からないなーって感じです。普通の21歳に比べたら波乱万丈な人生を生きてきたとは思うんですが、今、その過去の記憶が全く無くてですね、今までのことは全部、このスタートのための序章だったのかって思ってます。今日から、楽しい毎日が…あの〜…うっ…ん〜…なんだろ…何て言うの?楽しい毎日が…続いていけばいいなって思います!」

何だかんだ言ってもルックスがずば抜けてる。
自分の良さをどうすれば伝えられるか、目の前の人が何を求めているのか、それを瞬時に察知して実践してる。
過去は過去としてバッサリと切り捨て、新たなスタートの意志表示、とても良かったです。
ちょっと気になったんですが、緊張してましたよね?w

大望
キ「大さん、お願いします」
望「皆様、改めまして、大望です。ミスiD受賞に関して感想を言えって言われたんですけど、私、このステージに立ってる9人の中で、唯一アイドル活動何もやってないんですよ。ブラジリアン柔術っていう格闘技やってて、筋肉ゴリゴリで、顔がキレイな、そのくらいしか持ち味無いんですけど」
(会場から笑い声と拍手)
キ「今言っただけでもかなりありましたよね?」
望「あとは殺気がめっちゃ出ちゃってるくらい。アイドルって笑顔が大事なのに、怖い顔になっちゃったりとか、アイドル的要素が無さすぎて、受賞して逆に何かすみませんw ホント、申し訳ない気持ちでいっぱいです。ここまできちゃったんですが、ぶっちゃけると、この先自分がミスiDとして何やっていけばいいのか正直分からないんですよね。格闘家としてはやりたいこといっぱいあるんですけど。でも、せっかく皆さんに選んでいただいたので、ミスiDとして新しい大望を見つけていきたいと思いますので、どうか皆さん、大望を、応援してねッ!ありがとうございました。」
ゆ「最後、別の顔が見えましたね」
キ「「ねッ!」で何とかもっていきましたね」

言葉通り、登壇してからずっと表情が堅く、殺気立ってました。
目線が合わなかったから良かったものの、合ってたら殺されてたと思いますw
ただ、この表情が、最後の「応援してねッ!」のフリとは予想してなかったです。
顔も整っていて、言葉に力強さがあり、意見もしっかり持っていて、笑いも取れる。
完全にやられました。

長澤茉里菜
長「皆さん、こんにちは。放課後プリンセスの妹ユニット放プリユースのまりちゅうこと長澤茉里菜です。私はミスiDにエントリーして、一般投票で1位になって、ミスiDになることが出来ました。今、私がこのステージに立てているのは、いつも応援してくれてるファンの皆様、ミスiDで私のことを知ってくれたファンの皆様のおかげです。本当にありがとうございます」
(会場から拍手)
長「でも、私は選考委員の方に選んでもらった訳ではありません。これから、選考委員の方々にしっかり認めていただけるように、たくさん頑張っていきます!そして、応援してくれてるファンの皆様にたくさん恩返しできるように頑張っていきます!」

長澤さんも削りに削った自己紹介。
感謝の言葉が多かったので、とても良い印象でした。
そして、一般投票1位について、ここまできっぱりと言うとは。
「既にアイドルとして活動していて、ファンが応援してくれた結果のミスiD」と、「選考委員が寝る間も惜しんで悩みに悩み抜いて選んだミスiD」は、同じくミスiDという称号でも意味が違う。
このことを、選考委員とヲタクに気づかせたことは、とても意味のあることだ思います。

藤野有理
藤「藤野有理です。えっと、緊張して何言っていいか分からないし、声が小さいんですけど、ミスiDに応募した理由は、堀越千史ちゃんが好きってことと、誰か他人に自分の存在を見つけてもらうためっていうことです。なので、こうやって、応援してくれた人やミスiDの人、審査員の方に会えて、ホントに私の人生がこのミスiDに出会えて良かったと思ってます。これからも、お母さんとかみんなのために頑張っていきます。主にお母さんのために頑張っていきます。ありがとうございました」
キ「お母さんのために頑張ってもらいましょう」

エントリー理由、1つめは「お、おうw 確かに喋り方や雰囲気が似てるなw」ってなったけど、2つめで背筋がぞわっとした。
個人的に、これぞまさにミスiDだなと思うエントリー理由だったから。
当初はお母さん想いの面を前面に出すつもりはなかったと思うのですが、会場の空気を読んでもう一度言うという応用力の高さはとても良かったと思います。
えっと、めちゃくちゃ美人でビックリしました。

保紫萌香
保「こんにちは、保紫萌香です。私は、肩書きとかなくて、まだ何者でもないんですけど、言えることはただ『保紫萌香』であるということだけです。えっと、どうしようかな。(少々沈黙)そうですね。今日はお忙しい中、足を運んでいただきありがとうございました。」
キ「(何か言ったけど思い出せない)」
保「ほっとくと1時間半とか喋り続けちゃうんで」
キ「それは困りますw」
保「この辺でやめときます。最後まで頑張ります」

何者でもない、ただ確固たる『自分』を持っている点は、これから先、何者かになったとしても曲げてほしくないです。
パッと見た感想ですが、大きな力に流されたり、長いものに巻かれたり、そういうタイプの人じゃない気がしました。
言葉に詰まる場面があったけど、言葉一つひとつを大切にしている表れなのかと思った。
素足で寒くなかったか、ずっと心配してました。

弓ライカ
山口百恵の『ひと夏の経験』をアカペラで。
弓「ライカは皆さんの心を撃ち抜く弓を持っています。その弓で撃ち抜いた心に、ライカをちょっと詰め込むから、皆さんの人生の一部になりたい。そんな私ですがよろしくお願いします」
ゆ「ドキドキしちゃった」

いきなり靴を脱いで何かと思ったら熱唱。
見た目通りの清涼感のある声質、その体のどこから?と思う声量で、圧倒されました。
キャッチコピーなのか分かりませんが、いい言葉ですね。
まんまと撃ち抜かれたので、ちょっと詰め込んでおきました。

ロカ
ロ「こんにちは、ロカです。僕は、1950年代に、エルヴィス・プレスリーが生み出したロカビリーという音楽がすごく好きです。ロカビリーというのは、この時エルヴィス・プレスリーが生み出さなければ、今もロックは無かったのかもしれない、ロカビリーというのは生まれたてほやほやのロックンロールだった訳です。だから、その頃の音楽は、シンプルでストレートでみんながすぐ歌って踊れるような開放感のある音楽でした。僕がロカビリーを好きな理由は、コアでマニアックだからというわけではなく、コンピューターミュージックのような複雑化した音楽の中で、こういうストレートな音楽もいいよっていう事を伝えたいです。僕の好きなエルヴィス・プレスリーは21歳の時に『Heartbreak Hotel』という曲が全米ヒットしました。21歳の時にヒットしました。僕は今年21歳になります。この歳にミスiD2016を受賞しました。僕も何か新しいロックンロールを生み出せたら良いなと思い活動しています。ではここで1曲、PR動画でも歌ってたですけど、『C'mon Everybody』。」
エディ・コクランの『C'mon Everybody』をアコギ弾きながら。
ロ「ふー、緊張した!」

繰り返しが多い印象でしたが、何一つ無駄なものがない、全ての言葉に意味がある。
足しては削りを繰り返した歌詞のように思えました。
21歳という言葉を3回言いましたが、前の2回があったから、最後の1回を言った時、会場にいた殆どの人が「なるほど、そういうことか」と思ったはずです。
格好や喋り方は男性っぽいですが、ふとした表情や言葉の端々に女性っぽさが見えるのが、また良いですね。

キ「ホントに同じコンテストなんですかね?」
ゆ「本当に」

次回はいよいよ、ミスiD2016グランプリの発表です。
まだまだ前半です。
長くなりそうですが、最後までお付き合いいただけるとありがたいです。

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