RHEL8のApplication Streamsで長期サポートされるパッケージについて
こんにちは。goghowです。
RHEL8がリリースされて約1年ぐらいですね。
当初RHEL8のApplication Streamsの各パッケージはライフサイクルが2〜3年程度と宣言されていて、今後のバージョンアップはますますスピード感をもって対応しないとイケないんやな・・・とみなさん唾を飲んでいたかと思いますが、
2029年まで長期サポートされるパッケージが公開されていました。
php 7.4
ruby 2.5
postgresql 12
mariadb 10.3
git 2
については2029/5までサポート(バグ・セキュリティfix)が継続されます。
嬉しい人には嬉しいニュースです。
Application Streamsとはなんぞや
RHEL8ではパッケージ構成が見直されて、
BaseOSと
Application Streams
の2つのリポジトリにわかれました。
BaseOSについては、その名の通り基本的な OS 機能のコアセットを提供します。(Kernelやvim,lessなど)
これらのパッケージはRHEL8のサポート終了まで、サポートされます。
Application Streamsは、主にミドルウェアを扱います。Pythonやruby等の各プログラミング言語、mariadb等のデータベースなどです。
ベースのパッケージよりも頻繁に更新されることを想定し、各パッケージは短いライフサイクルに設定されています。
Application Streamsの各パッケージのサポート期間はRed Hat Enterprise Linux 8 Application Streams Life Cycleで確認することができます。
あれ、httpd(Apache)はいつまでサポート?
Red Hat Enterprise Linux 8 Application Streams Life Cycleに記載がないので、調べてみます。。
(おそらく2029/5までと思いますが)