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後立山連邦縦走

白馬大雪渓から白馬岳へ・栂池自然園下山(1泊2日)
日本三大雪渓のひとつ白馬大雪渓から花の名山白馬岳を目指し、雲上の高山湖・白馬大池を経て栂池自然園に下山する人気のコース

1日目
村営猿倉荘(1,250m)→白馬尻小屋(1,560m)→白馬大雪渓(大雪渓ケルン)→村営頂上宿舎(2,730m)→白馬山荘(2,832m) (テント泊)
【歩行時間 約7時間】

村営猿倉荘のある猿倉登山口から始まり、白馬大雪渓を抜けて白馬岳頂上へ至り、そのまま進んで小蓮華山、白馬乗鞍岳、白馬大池を経由して栂池自然園へ下山する白馬岳満喫コースで、今回はテント泊が初めてという知人をアテンドするため、白馬岳頂上直下に位置する頂上宿舎で1泊し、2日目に栂池方面へと下山するコース設定。

大雪渓は雪道かつ上部からの落石があるため、アイゼンとヘルメットが必要。去年来た時もよりも雪渓が残っており非常に登りやすく感じましたが、真夏日が続いたせいか1週間後にはクレバスが成長しすぎて通行禁止になってました。
雪渓を登ると緑が広がり、時期的に8月下旬の終わりでしたが、夏期には雪渓の上部が日本有数の高山植物のお花畑となり、その美しさから『白馬のお花畑』と呼ばれています。

白馬頂上山荘のテン場はあまり風に影響されない快適な場所です。この日は夕方から雨予報でかなりの雨量で夕飯を早く済ませテント内で過ごすことに。その分、ゆっくり体を休めることができました。

翌朝、昨晩の雨で空気が澄んでるせいか、雲海と日の出が非常に綺麗で満足!
2日目の行程もやる気が出てきます。

2日目
白馬山荘(2,873m)→白馬岳(2,932m)→三国峠(2,751m)→白馬大池山荘(2,380m)→天狗原(2,220m)栂池自然園(1,829m) 【歩行時間 約7時間】

頂上山荘小屋から白馬岳山頂経由で、白馬大池までの稜線を満喫。
天候は曇りのち雨でちょっと心配でしたが、時折見せる青空もあり快適に歩くことができました。

何度も後ろを振り向きたくなる稜線は最高の一言!

白馬岳から白馬大池に向かう稜線からの展望は素晴らしく、白馬大池は北アルプス北部白馬乗鞍岳直下に位置し、標高2,379mにある雲上の湖です。夏期には白馬大池周辺に、チングルマやハクサンコザクラ、ハクサンイチゲなどを中心とした高山植物のお花畑が広がり、登山者の目を楽しませてくれる人気のエリアです。

白馬大池からの登山道は…でしたが、初めてのテント泊にはなかなか良いコースだったと思います。


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