注射はやっぱり怖いもの
今日は月に一回打っているホルモン注射を打ちに行った。
打ち慣れているでしょ?ってよく言われるけど、
いや、注射って慣れないんですよこれが
今でも打たれる瞬間息を飲みます。笑
怖いものは怖い
俺は20歳の8月からホルモン注射を打っている
はじめはだいたい月に二回ほど打つ
色々種類もあるけれど、俺は「テストステロン」という男性ホルモンを打った
初めは少量から慣らしていって、最終倍の量を投与する
一発目のホルモン
今でも覚えているけどすっげー怖かったんだよね
いや、友達で打ったやつとかみんなチョー嬉しかったとか言ってたし、
確かにおれもホルモン打てるってなった時そりゃ嬉しすぎた
でも実際に待ち受けている色々な壁が大きすぎて
未知の世界に入り込む、その最初の門って感じがした
自分がどうなっちゃうのかなって
いや、っていうのも今考えても思うけど
本当に生半可な気持ちじゃ向かえない事だと思う
もちろんホルモンを打たないことが中途半端とかそんなこと言っているわけではなく、そんなこと1ミリも思わないし
それこそ人の数の分だけ感情があって、もちろん方法も違う
でもその中で、俺はホルモン注射を打つ=ゴールのないマラソンの試合に出る
そんな感じがした
だから本当に決死の覚悟で”スタート”するしかない
だから怖かったのかな
もう戻れないんだって思い込んでた節もるけど(もちろん戻ることにもリスクはあるし、基本はやるなら続けていくことが前提となる)
でもね、
うん
ホルモン注射しても、しなくても
みんな
”覚悟”して選択している
それは比べようのない、それぞれが選んだ道で
マジでどっちも計り知れないよ
今こうしてホルモン注射を打っているけど
死ぬまで打ち続けることになる
と言う事は、今後のこと考えたら色んな場面で困ったりもすると思う
例えば災害とかあったら、ホルモン注射の事が頭をよぎる
ちゃんと環境があるのかとか、対策考えなきゃとか
心配事を考えたらキリがない
けどね、
それを選択した事を後悔は一度もない
そう言い切れることに
今書きながら思った
これからも走り続けて
多分いろいろしんどいことも絶対あるけど
自分にしかみれないものもあるとおもうから
走り続けたいなと思う
だから注射は怖いけど、頑張って打っていかないと!
いつも打ってくださる看護師さん
ありがとうございます!笑
体の変化とか、そんなこともまた詳しく残していきたいな
遅いけど思い出して記録していきたい
とそんな事を書こうかなって
病院の待合室で思ったわけです
今日の一言。
腕かお尻に打つのをいつも迷って
恥ずかしくて腕にしてしまいがちです