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東京羽田ヴィッキーズ(番外編2)
私が最初に観た女子バスケットボールの試合は、学生時代の日本航空vs日本通運のゲームだった。当時は、まだWリーグ創設前で日本リーグと呼ばれていた時代である。CAが仕事をしながらバスケをやり、1部という日本の最高峰リーグに昇格した事でメディアに取り上げられていた。
その後は、自分の競技や仕事で忙しくバスケ観戦からは遠ざかる。
再度、バスケ観戦を行うようになったのは、
日本航空が経営破綻し、女子バスケ部を廃部するとの情報を耳にしたからだ。Wリーグ準優勝3回、全日本皇后杯優勝1回という実績を持つチームだけに非常に残念であった。
Wリーグ2010〜2011シーズンをもって、
チームは廃部することに。
(このラストシーズンは、vsシャンソンの2試合を大牟田市と福岡市で観戦した。)
プレイヤーに関しては新しい受入先を探した結果、現在の新潟アルビレックスBBラビッツにHCと選手5名が所属することになった。
ラストシーズンを迎えるにあたって練習拠点が、羽田から成田へ。また、廃部により所属していた選手も5名が荏原ヴィッキーズに移籍した。(現在の東京羽田ヴィッキーズの前身)
昨日、一昨日の東京羽田ヴィッキーズvs新潟ア
ルビレックスBBラビッツの試合を観て、チームの総合力で戦うヴィッキーズ。スクリーンプレイを使う新潟アルビレックス。何となく気になり調べて行く内に、羽田と新潟には、JALラビッツの血が脈々と受け継がれていると感じました。
youtubeに、JALラビッツがシャンソンを降して全日本皇后杯優勝時のゲームが有り、それを観ていましたが、なんとTV解説は現ヴィッキーズのHCである萩原美樹子さんでした。
萩原さん、当たり前だが若いです。ゾーンからマンツーマンDFを使い分けるチェンジングDFや当時JALラビッツが武器にしていたクロス=エイトクロスというスクリーンプレイから得点するシステムを解説されてました。このエイトクロスは、韓国の大物指導者だったイム・ヨンボHCが導入したシステムです。イム・ヨンボ氏は、JALラビッツ強化の為、日本航空が全力で招聘した人物です。他の有力なHCは既に所属チームが決まっており、イム・ヨンボ氏は最後の大物指導者でした。他チームは大物過ぎる
故に、高額な契約金が必要だと思いアプローチを控えてました。実際、イム・ヨンボ氏は、日本航空が出せる限度額で契約したと言われて
います。実力に対して、低い契約金だったらしいですが、日本バスケ界に貢献する為に金額に関しては重要視しなかったようです。
いや〜ほんと何かの縁を感じます。びっくり‼️するくらい。
現代バスケに通用するかどうか判りませんが、
萩原HCにチェンジングDFやエイトクロスを試して貰いたいです。