テレビCMで流れるACジャパンCMをまとめてみた【後編】
こんにちは、ジョブホッパー宮崎です。
現在、渦中のフジテレビ問題でCM差し止めがされた場合に
放映されるACジャパンのテレビCMについてまとめてみました。
後編です!
前段
前編はこちら。
ACジャパンの存在については、下記noteで紹介しておりますので、
ご興味がありましたら覗いてみてください!
上記noteを読むの面倒くさい方や、
そんなに詳しくACジャパン知らなくてもOKという方向けに↓。
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ACジャパンを一言かつ超簡略的に言うと、
広告を通じて社会に役立つメッセージを発信する公益社団法人、です。
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このnoteをお読みいただくと、
テレビCMで流れているACジャパンのCMについて理解が深まり、
家族や友達、恋人、会社や学校で少し自慢できる、
話のネタになるかもしれません!笑
おさらい(ACジャパンのキャンペーン)
前編noteをご覧いただいた方はご存知かと思いますが、
ACジャパンのCMには幾つかキャンペーンの種類があります。
全国キャンペーン
広報キャンペーン
地域キャンペーン
支援キャンペーン
ACジャパン・NHK共同キャンペーン
ACジャパン広告学生賞
今回は全国キャンペーン以外を紹介
前編noteでは全国キャンペーンについて触れましたので、
今回は全国キャンペーン以外について紹介していきます。
支援キャンペーン
年度毎に支援キャンペーンのCMも変わりますが、
今回は2024年度の8つをご紹介していきます。
①がんばれ、全国のすずめたち。
子どもたちを支援することで、支援する側も前向きな気持ちになれる。
そんなメッセージを、より多くの方に、
より馴染みのある形で、より深く伝えたい…。
そこで、新海誠監督の映画「すずめの戸締まり」の主人公で、
震災で親を亡くした高校生・すずめに、
遺児の代表として登場してもらいました。
すずめが親を失ってもなお前向きに
日常を送る様子を描きながら、
支援していただく方の想いをお伝えする、
思わず胸が熱くなる作品です。
支援団体:あしなが育英会
②アイフレイルの歌
目の病気の一歩手前を教えてくれる
大切なサイン「アイフレイル」。
ちょっと覚えにくい「アイフレイル」という言葉と症状、
そしてセルフチェックの重要性を、
みなさんご存知の「Froschgesang(フロッシュゲザング)の替歌」に
のせて、楽しく印象に残るようにお伝えします。
大きな目が特徴的なカエルのキャラクターで、
気になる症状をわかりやすく解説。
どこか愛嬌のあるカエルさんを通して、
幅広い年齢層の方に興味をもって親しんで
いただける表現を目指しました。
自分のことかも?と気づいていただければ嬉しいです。
支援団体:日本眼科医会
③救われた人は、救う人になる。
学校に通えなかった女の子が
プラン・インターナショナルの支援を受けたことで
学校に通い、教師になって子どもたちを救う存在になったという
実話をもとに、プランの支援によって
世界に良い連鎖が生まれていることをお伝えし、
支援への参加を呼びかけます。
TEZO DON LEEさんのイラスト、アニメーションと、
有村架純さんの語りによって作り出される、
あたたかく希望のあふれる世界観で、
胸を打たれる仕上がりになっています。
支援団体:プラン・インターナショナル・ジャパン
④なかやま、検脈!
心房細動の早期発見のためには毎日の検脈が大切です。
心臓の不調が気になる人だけでなく、
健康な人にも興味を持ってほしい。
そして気軽に検脈していただけるようになれば…。
そこでご登場いただいたのが、
健康の象徴である「なかやまきんに君」さん。
絶妙なコピーで検脈のハードルを下げ、
思わず真似してみたくなるポーズで、
検脈の方法と健診の大切さをお伝えしています。
シンプルな表現と健康的で前向きなパワーで、
正しく気軽に検脈していただけることを目指した作品です。
支援団体:日本心臓財団
⑤こども食堂は、あなた食堂。
こども食堂は誰のためにあるべきなのか、
様々な意見があると思います。
どんな意見も正しいです。
ただ、「こども食堂」は誰でも来ていい場所なのに、
そのイメージにはギャップがあります。
そこで、テレビドラマ『孤独のグルメ』で
"ひとりで食べる"イメージの強い俳優 松重豊さんが"
みんなで楽しく食べる"ことで、
「誰でも来ていい、みんなの居場所」という
メッセージをお伝えすることにしました。
子ども食堂にふらっと訪れる方が増えることで、
地域のコミュニティづくりにもつながるよう
願って制作された作品です。
支援団体:全国こども食堂支援センター・むすびえ
⑥つながっている
「海外での支援活動が日本の医療にも貢献している」ことを、
ひと目見ただけで感覚的に、
かつポジティブに伝えることを目指した作品です。
一歩踏み込んだメッセージで
新しい海外支援団体像を表現しています。
海外の、日本の、ひとつでも多くの命を
救うことにつながっていくことを願って制作されました。
ドラマの医師役でも強い印象を残してきた
江口洋介さんにナレーションでご協力いただいています。
緊迫したドラマとはまた違った温かみのある語り口が印象的です。
支援団体:ジャパンハート
⑦往年のアイドル
加齢による難聴は年を取れば誰にでも訪れる症状ですが、
実は放っておくと認知症やうつ病などにも
繋がる危険があります。
特に身も心も若い今の50〜60代は
自覚症状が無いこともあり、
定期的な聴力検査は国民的な課題です。
そこで、ご自身も2024年に還暦を迎えた
現役アイドル近藤真彦さんから同世代に向けて、
「聞こえにくさ」を感じたら聴力検査をと投げかけていただきました。
コンサートのコール&レスポンスで
聞こえにくさに気づくというユーモラスな演出も見どころです。
支援団体:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
⑧スタートライン
9人に1人が貧困家庭に生まれている
と言われる現在の日本で、
貧困は、明らかな教育格差を生み、
子ども本人の努力だけでは解決することができない
理不尽な状況を作り出しています。
その様子を陸上競技のスタートラインに
なぞらえることで表現しました。
「生まれながらにスタートラインが他の子どもたちと異なり、
周り以上に努力を強いられている」というリアルな現状をお伝えし、
子どもたちに寄り添うキッズドアの活動への
理解を深められればと企画された作品です。
支援団体:キッズドア
編集後記
今回は支援キャンペーン8つをご紹介しました。
フジテレビをつけていると、
よく見かけるテレビCMが多いかと思います。
※正直、私はフジテレビを見る気は失せています、、、
本noteを読んでいただいた方の年齢層や、
置かれている環境・状況によって理解できることや、
新しい学びもあったのでないかと思います。
私は子供を育てる親として、子供に関連する
下記4つは心にグッとくるものがありました。
①がんばれ、全国のすずめたち。
⑤こども食堂は、あなた食堂。
⑥つながっている
⑧スタートライン
フジテレビをつけていると
ACジャパンのテレビCMに触れることが多い時期ですが、
改めてACジャパンのテレビCMを見て、
自分がどうすれば良いのか、
自分は微力ながら何ができるのか、
後世のために何ができるのか、
などを考える機会が増えました。
お知らせ
フジテレビのテレビCM差し止め企業まとめnoteを公開したところ、
大反響をいただきまして、Google検索でも上位表示されるようになりました。
ジョブホッパー宮崎については下記noteをご覧ください!