「金融関係の犯罪」
この人今話題になっている
今度本も出るそうだ
私はメガバンにいた
正直、金融関係の犯罪なんて
捕まっていない人は山ほどいると思っている
まあ彼ほどひどくやればそれは捕まるのだろう
とにかく知的産業の多くに見られる
隙間というのは
どうやっても出てきてしまう
いわゆるグレーゾーンだ
そこに入り込む人は山ほどいる
一生懸命に監査しようとしてはいるが、それよりも
やはり人間の欲や弱さには勝てないという感じがする
あと、当時銀行にいて思ったのが
こんな話で申し訳ないが
とにかく驚いたのが
不倫や男女関係の話だ(今は知りません)
まあとにかくすごかった、乱れまくってたと言っていいと思う
その後、いろいろ知ることになって
金融関係、商社、マスコミ
とにかくお金がある業界は同じような状況があることを知った
学生から新卒で入った時は心底驚いた
そして自分は全然そういうものに興味はなく、また関わりも持たなかった
しかし、飲み会の席や噂話(まあとにかく噂話が鬱陶しかった聞きたくもないのに)
で色々聴きすぎて、毎日目の前にいる人が裏ではこうなってこうなってみたいな相関図を考えると吐き気がした時もあった
なんか、純愛とか結婚とかもこの辺で信じられなくなってしまったところもある
(お金持ちの管理をしたのも大きい、相続での夫婦間や親族間のもつれはもうひどかった)
だから僕は、お金をたくさん持つというのも考えものだと思っている
本当にその人が好きなのか、その人を慕って集まっているのか
わからなくなってしまう
もしお金を持っていたとしても、正しく生きていればそういう人も寄ってこない
だからそういった気持ちの良い人もいるし、そういう人の奥さんも良い人が多い
でも、もうすでに塗れてしまった人はこんなこと言っても信用しない
怖すぎると思った
私は、上記のような人はある種お金やその他諸々得るものを得たが、どんどん失っていることに気がつかない哀れな人だと思っている
究極の損得ができていない人だと思う
コアの部分の信用や信頼を失っては(これは自分だけはなくて相手に対しても)何を得ても元も子もないと思っている
汚い川には残念だけど汚い生き物が住みやすい
そう言った界隈にいても、幸せにはなれないと思う
私はだけども