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スリランカ旅行記〜シーギリヤ編〜



東海岸からシーギリヤまでの5時間バス旅

10日間のホームステイが終わり、続いての目的地であるシーギリヤまでローカルバスで向かいます。

ホームステイ先からシーギリヤまでは直通のバスがなく、初めてローカルバスというものに乗り移動する必要がありました。しかも途中で乗り換えが必要とのこと、ドキドキ…。

というのもスリランカのローカルバスについては完全に無知。バス停も乗り方もお金の払い方も降り方も何一つわからない状態。。。

なるべくタクシーを使わずに移動したかったので、ホストファザーに家から1番近いメインのバスターミナルを教えてもらい、家からそのバスターミナルまではトゥクトゥクを呼んで20分ほど移動しました。(朝8時ごろだったのですがタクシーの配車が見つかってよかった🥹)

バスターミナルに無事に到着したのですが、バスが何台も止まっていて周りはガチャガチャしていてどのバスにならばいいのかさっぱりわからない。

トゥクトゥクに乗りながら運転手のおじちゃんに、私今日初めてローカルバスに乗るからめっちゃめちゃ不安やねん…と眉毛をハの字にして相談をしていたからか、とても親切な方でバスターミナルでわざわざトゥクトゥクをとめ、私が乗るべきバスをそこの方達に聞いて一緒に探してくださりました🙏

そして無事に乗車!
事前にインターネットで調べた情報だと、降りる場所をバスの人に伝えると値段の書いた切符を貰えるとのこと、集金担当のおじちゃんに(スリランカのローカルバスでは、バスの運転手さんと、お金を集める係の2人体制でどのバスも運行していました。)ポルンナルワ!と降りる場所を伝えて、無事に金額の書かれたチケットをゲットしました💪


まずは最寄りのバス停から乗り換え地のポルンナルワに向かいます。

バス内でのぼったくりに注意!

478ルピー(250円くらい)!安い✨
今回は大丈夫でしたが、スリランカのローカルバスで気をつけなければいけないことが、バスの乗車金額をぼったくられるという事件
これは財布のお金を取られるというわけではなく、(もちろんスリなどには注意が必要)集金係の人が観光客を騙してとんでもない価格を請求してくるというものです。ローカルバスは日本円で50円〜長距離移動でも高くても500円あれば乗れることがほとんどなので、もし高額請求をされた場合はローカルの他のお客さんに値段のチケットを見せて、こんなに高いの?あってる?と確認して、言える方は、これは高すぎるぞおかしいやろ!と伝えた方がいいと思います🥹🙏

※日本のように値段がわかるパネルなどもなく完全に集金の兄ちゃんによっての回収だったので、何が正しい値段なのかとてもわかりにくかったです…。調べたら出てくるのかな?

日本のバスとの大きな違い


ここで、スリランカのローカルバスと日本のバスの大きな違いをいくつか書いていきます。

★バスは2主に種類あり、大型バスは国の運営する国営バスと、民間バスがあります。

また、小型だとマイクロバスのインターシティバス(ACバス)があり、こちらは大型バスよりも値段は高くなりますが、エアコン付きで主要な都市間を走るバスなので所要時間は短く行くことができます。

出発時間が遅れる場合がある
※バスによっては満席にならないと出発しないバスもあるそうです。
②値段がはっきりわからない
③バスの乗り方と降り方

→メインバスターミナル以外では、乗りたいバスがきたら手を挙げるなどしてバスの運転手さんにアピールして止まってもらう。降りる時はボタンなどはないのでバスの天井についている紐を引っ張るか、車体を叩いて降りるぞ、とアピール(私が乗ったバスはこのパターンが多かったです。)
※また、降りる時のバス停の文字案内や、放送なども一切ないので自分がいつどこらへんで降りるかを地図アプリなどで確認しておかないと、知らない間にどんどんと進んで大変なことになります💦
④安全性
→想像できるかもされませんが、運転は超、超超荒いです。笑 ガタガタに揺れるし、耳が痛くなるほどクラクションを何度も鳴らしてます。どうか無事についてくれ〜っと心で祈るばかり😂
⑤バスの中の雰囲気
→まず、ローカルバスの中はすごくむし暑いです。しかし窓を全開にしていると風が入ってきて気持ちがよかったです。お客さんはスマホを見ていたり電話していたりおしゃべりしていたりご飯を食べていたりみんな自由な雰囲気でした。満席になることが多いので、メインターミナルではなく途中から乗り込む場合座れない確率が高いと思いました。


エアコン付きACバス
※荷物が多い場合、荷物=1人分として2名分の料金がかかります。

…そして3時間半ほどして、一つ目の乗り換え地点のポルンナルワに近づいてきました。絶対にちゃんとした場所で降りるぞ!と心に決めて、隣の席の方にポルンナルワ?と聞いたところ、もうすぐだよ!と教えてくれたのですぐに降りやすいようにバスの最前に移動しました。

そして無事に下車。(バス停ではなくよくわからない道端で下ろされました。)
とりあえずの安心からお腹がぺこぺこに空いたので、近くにあったローカルな食堂に入ってみることに。


注文方法がよくわからなかったので、店員さんが運んでいた美味しそうなお皿を指差して、あれと同じものをください!とお願いしました🍛チキンカレープレート。お水も買って500円くらいでした。

店内が狭かったのでスリランカのご夫婦と相席を食べながら、ここからシーギリヤまで行きたいんだ〜とお話しすると、なんとここから直接は行くバスないよ!と言われてしまいました。事前調べではバスがあると聞いてポルンナロワまで来て降りたのに、、計算外。。

食後、また3時間ほどかけてローカルバスとトゥクトゥクをうまく使い分けて利用し、なんとか無事に本日の宿に…🥹


シーギリヤの宿に到着🛺


シーギリヤロックまでトゥクトゥクで20分ほどのところにあるホテル。
一泊3000円、朝食付きですが、1人では勿体無いほど広くて綺麗なホテルでした✨

久しぶりのお湯の出るシャワー🥹ホームステイ中はずっと蛇口からの水シャワーを床に座り込んで使っていたので、立ったまま温かいお湯で全身を流した時には心から幸せを感じました…


この日はお昼の14時30分くらいにホテルに着いたのですが、ホテルの支配人?のおじちゃんに相談したところ、シーギリヤロックに今日登るのならばもう少し日が落ちてから行った方がいいよ!と言われ、(日中は暑すぎて登るのが大変だからだそう)とりあえずお部屋でゆっくりと過ごすことにしました😴

いざ、シーギリヤロックへ!

シーギリヤロックまでのトゥクトゥクを予約しようとしていると、先程の支配人の方が「俺のバイクでいいのならタダで送迎するよ!」と親切に言ってくださり是非!とお願いしました😊

支配人バイクに乗せてもらい大自然の中を走り抜け、シーギリヤロックへ。入場チケットを買う必要があったのですが、支配人がチケット売り場の博物館までも一緒に来てくれて、とても助かりました🥹✨

登り降りで1時間あれば行けると思うから、降りてきたら電話してね!バイクでまたホテルから迎えにいくね〜!と支配人が言ってくださり一度バイバイ👋


入場料35ドル。なかなか高いです😅
カード決済もできます。
ライオンの手のあるところへ。ここまでもかなり坂道と階段があり体力を使いましたが、これから岩の頂上を目指してこの階段を登ります…
この日は祝日であったことから現地の方と観光客の方で大行列。
頂上から降りるのになんと2時間半ほどかかりました🥲


頂上からは夕日がとっても綺麗に見えました🌇

頂上から降りる時にはあたりは薄暗くなってきており、また人もかなり多かったのでこの日は降りるのにかなりの時間を要しました。
気づけばあたりは真っ暗になり、電気もないので皆スマートフォンで足下を照らしながら足場の悪い岩道を降りていきます。また、降りる際の道には手すりやガードがない場所が多く、足をすべらせれば崖から落ちるよ…という道がたくさんありました。高所恐怖症の方は注意です…

皆神経を使いながら慎重に歩くので、それもまた時間がかかり、シーギリヤから降りた時にはもう夜の8時前。

出口につき、支配人に電話をしてバイクで迎えにきてもらいました。
長時間の恐怖との戦いで疲れました、怖かったですと少ししょぼけた私を見て支配人が「ホテルに帰ったら何が食べたい?食べたいものを言ってくれたら、好きなものなんでも作ってあげるよ!」と…!

お迎えまで来てくれて更にご飯まで作ってくれるなんてなんとお優しい方なんだと感動でした😂

フレッシュな野菜とフルーツが食べたい!というリクエストに、こんな素敵なプレートをお部屋に持ってきてくださりました🥭


そして、支配人が明日の朝5時にホテルを出られるのならば朝日を見られる素敵な場所にバイクでまた連れて行ってあげるよー!と誘ってくださり、それは是非とも行きたいです!と答え、朝を楽しみに眠りにつきました😴


シーギリヤロックを眺められる恐怖の岩のお寺へ。

翌朝、早起きをして約束通り支配人と一緒に朝日を見にホテルを出発しました。

ついたのはお寺。しかしこれが普通のお寺ではなく岩の上にあるお寺で、また怖い岩道を登ることに😅


恐怖の岩道。。
命綱なしにあんな怖い場所をよく登ったなと今でも自分頑張ったなと思います、笑もう一生に一度の経験で十分です😂
シーギリヤロックと比べ物にならないほど私は怖かったです🥲
こんないい感じの写真を撮ってもらっていますが、頂上までの道中恐怖心で手足が震えて動けなくなり、しばらく支配人に泣きついて号泣した後です😂

1時間ほどかけて泣きながらも登り切った後の頂上からの美しい朝日、広大な景色は、生涯忘れられないほどに素晴らしいもので、貴重な経験になりました。

ホテルに帰り、次の目的地ヌワラエリアへ

そしてまた岩道をゆっくりと降りていき、(降りるのも少し怖かったです)無事にホテルへ戻りました!

ホテルに帰ってから温かい朝ごはんを作ってくださりました🥹スリランカではお祝い時などに食べられるキリパットというもので、ご飯をココナッツミルクで炊いたものだそうです!
奥にある赤いお漬物のような甘辛い玉ねぎを乗せて食べると更に美味しく、食べる手が止まりませんでした🥥


朝から沢山素敵な場所に連れて行ってくれ、昨日のシーギリヤへの送迎や夜のフルーツプレートなど滞在中ずっと最高のおもてなしをしてくださった支配人にお礼のチップをぜひ渡したい!と思い、朝ごはんの後に差し出したのですが、「君にここでの滞在を楽しんで欲しいという僕の好意でしたことだから、チップなんていらないよ!これでまた次の場所で美味しいものを食べなさい」と。。🥹

本当に素敵すぎるお方でした🥲

ホテルの方々に沢山の感謝を伝え、少し寂しさもありながらも次の場所への移動予定があったため、チェックアウトをしてまたバスに乗り込み、いよいよこれから最後の目的地であるヌワラエリアへの旅が始まります🌱

あの目黒蓮さん出演のCMの場所へ…🛤️

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