スリランカでのホームステイ体験〜workawayを使ってみて〜
スリランカで10日間のホームステイ体験
今回私は、2024年9月7日〜17日まで10日間、スリランカの現地家族のお宅にホームステイをしました。
ホームステイを選んだ理由
約2週間のスリランカ旅の中で、メインとなるほどの時間を使ってまで私がホームステイを選んだのは、
①現地のリアルな生活文化を肌で感じたかったから
②スリランカの家庭料理を学びたかったから
③workawayを使ってみたかったから
が主な理由でした。
高校時代のちょっとしたきっかけから、異文化交流に興味を持ち、国際生がたくさん集まる大学に進学をしました。
そこでの出会いや経験は、今となっても非常に価値のあるものになっていて、今年に入ってからでもネパールや韓国に旅行に行った際、大学時代の友人に再会して、お家に泊めてもらうという素敵な繋がりができました✨
workawayを実際に使ってみて
そんな私が、今回選んだのが「workaway」です。
これは、ホームステイ先の方(ホスト)と旅行者側のいわゆるマッチングアプリです。
ホストの方が求めるものは本当に様々なものがあり、例えばペットシッターやお家のDIY、農業やホステル、コンピューター系のお仕事のお手伝いやNGOや学校でのボランティアまで、調べれば沢山出てきます。
私は今回、主にハウスキーピング(おうちの中のお掃除や家事全般のお手伝い)、2人の子供のチャイルドケア、お庭のお手入れ、ヤギやニワトリのお世話などを希望しているホストのお家にいきました🐓
このアプリを使うことの魅力は、なんといってもホームステイ中の宿泊費が一切かからず、3食の食事もついてくるという点です!
※初期登録料に日本円で約7000円ほどかかります。
(オンラインカード決済)
※ホストによってこちらの待遇の内容は異なり、場合によっては一食しか出なかったりなどもあるので、実際に行ってから聞いていたのと違う!とお互いに嫌な思いをしないようにプロフィールを隅々まで読んで自分にぴったり合ったホストの方をぜひ見つけてみてください🌸
日本国内はもちろん、世界各国のホストの方が登録されているので、気になる国があって、言語を学んだり、文化をより身近に感じたい!ホストファミリーと過ごしてみたい!旅の費用を抑えたい!など、興味がある方はぜひ一度調べて見てください🌱
YouTubeなどでも初期の登録方法をわかりやすく解説してくださっている方もいます😊
そこで今回は、私が体験したホームステイ中の内容をまとめていく前に、
ホームステイ体験をして感じたこと、よかった点と注意点
に分けて紹介できればと思います🙇♀️
workawayのホームステイのメリット
・異文化交流の宝庫
→お家の家族の一員として受け入れてもらうことで、リアルな現地の生活習慣を見て感じて、日本とは全く異なる異文化の生活を実体験することができました。
手食文化やスポーツ、買い物を初め、一分一秒全てのことが新鮮でした!
また、もちろん言語交流もできます。
スリランカの場合は、タミル語とシンハラ語が使われているのですが、私と話す時にはみんな英語で話してくれました。
なので自身の英語の勉強にもなりますし、日本語とタミル語の言語を教えあったりなどの楽しみ方もありました🇯🇵🇱🇰
・現地の料理を学べる
→私は料理が大好きで、ホームステイ中に特にスリランカの家庭料理を学びたいと、ホストマザーに伝えていました。そのため、料理を作る際にはマザーが毎回私のことをよんでくれて、キッチンで一緒にランチや夕食を作りました✨
なんといってもスリランカ料理に欠かせないココナッツ🥥と香辛料!!毎食と言っても過言ではないほど、スリランカでは新鮮なココナッツを使っていました!
(私はココナッツが大好きなので最高でした)硬い実をナイフで割って、専用の道具で中の身を10分ほど擦り続けて細かくしていき、そこにお水を入れてお米のように研ぎぎゅっと絞って出てくるのが美しい真っ白な手作りココナッツミルク🥹✨
これをお魚やチキンのカレーに入れて煮込み、香辛料で香りや色付けをしたり、唐辛子で辛味をつけていきます🔥絞り切った身の部分は、サンボルとして他のお野菜やバナナの花と炒めて、日本でいうふりかけのようなおかずを使っていきます。美味しすぎて食べる手がとまりません…💦
スリランカ料理について、お話ししたいことがまだまだ沢山あるので、別の記事で料理についてはまた詳しく書いていこうと思います🙏
・コミュニティが広がる
→私のホストファミリーは、私が滞在中に彼らの友人や親戚、おじいちゃんおばあちゃんのお家によく連れて行ってくれました。
ホストファザーの両親のお家でおばあちゃんからお料理を学んだり、友人の家に招いてもらって一緒に映画を見ながらお菓子を食べたり、親戚のお家がパン屋さんやアッパー屋さん(スリランカで主食として食べられるお米でできた細麺のようなもの)であったことから実際に作っているところを見せてもらい製造の体験をしたり、マザーの弟ご家族と一緒に綺麗な海に行きダイビングをしたり…🐠🫧
これらはホームステイをしていなければ体験できていなかったと思います。様々な場所にいき、現地の人とのコミュニティをここで沢山作っていくことができました!
・旅の費用を抑えられる
→前文で紹介したように、workawayでは、初期の登録料をのぞいて追加でお金はかかりません。(お金を使ったとしても個人的な移動費やお水などのお金だけでした)
そのため、私の場合は10日間の滞在費と、毎日の3食分の費用を浮かすことができました😊
ホテルで一泊3000円かかると想定しても、これはかなり大きな節約になりました!
初期費用は必要ですが、3日以上滞在するのであれば私はworkawayを使う方が元も取れてお得🉐でした!
ホームステイの注意点
続けて、デメリット…までは言いませんが、ホームステイをして少し残念に感じたことや注意点を書いていきます。
・時間の使い方と場所
→これは、今回私が選んだホームステイ先がたまたまそうだったということもありますが、場所がスリランカのKalmunaiという東海岸のビーチ沿いにあるお宅でした。
現地の方しか住んでいないようなザ・ローカルな場所であったので、どこかに出かけるにせよバスで2時間以上かけないと観光ができそうな場所にはいけず、歩いて行ける場所といえばビーチと、近くのごく小さな日用品が売っているお店のみでした。
そのため、自由時間の使い方が難しかったです。
私は子供たちとひたすら一緒に遊んで時間を潰していました😂
ホームステイをして、ホストの求めるお仕事が終わった後、自分の時間をお出かけしたり、有意義に過ごしたい!という方は事前の場所の調査や、ホストファミリーに、滞在中自由に出かけたりしてもいいかの確認も必要かもしれません。
・生活習慣の違いからのプチストレス
→私は普段、夜10時にはお布団に入り寝たい!というタイプでした。
が、ホストファミリーの家では、毎日夜9時から夕食スタートであったので、慣れるまではお腹が空きすぎたり、お腹いっぱいで寝付けなかったりなどがありました😅食事や就寝の時間などに関しては、滞在させてもらう以上あまりわがままも言えないので、合わせていました。
また、ホストファミリーの子供たちは夜11時を過ぎてから活発になりましたので、9歳と2歳児の男の子と夜遅くまでヘロヘロになるまで遊ぶこともありました😂
あとは、シャワー(蛇口)からは水しか出なかったので、10日間毎日水シャワーで過ごしていました。🚿
(水を使えるだけでもありがたいですが🙏)
そして下の衛生面でも記載しているのですが、お掃除問題でも私は潔癖ではないのですが、これはさすがに…🥲ということが多々ありました。
・衛生面
→これが1番慣れるまでに苦労した部分でした。
「虫問題」。私のホームステイ先の家族の家では、食べ物をそのまま置いておく風習がありました。
例えばバナナやパパイヤを切ったらその皮もまな板も包丁もキッチンにずっと置いたまま。
食べ残しも何時間も片付けず置いたまま(翌日まで置きっぱなしなことも)。
お菓子やアイスがこぼれてもすぐに拭かずに置いたまま、、など…
そうなると、網戸もなく外とそのまま繋がっているお家の中にはすぐに大量の虫がわくんです。
ハエが常にブンブンとたくさん飛んでいて、顔や体に何度もとまってくる。
甘いものを嗅ぎつけたアリの大群がやってきて大量発生。
日本より大きな蚊もいっぱい。持って行ったスプレーはもはや効果なし。
ベットバグなのか、他の虫なのかはわかりませんが、起きたら手足は虫たちに噛まれて赤い斑点でボコボコに。。。
もちろんゴキさんもしょっちゅう目にしていました。
ただ、虫がわいていても家族のみんなは何も言わないし、気にもしていなかったのでこれが普通なのだろうと思いながらも、やはり自分が耐えきれず生ゴミや汚れを見つけると即モップがけをしたり、ゴミ袋に入れたりしてお掃除ばかりしていました🥹
(特にわたしのホームステイ先には小さな子供が2人いたので、散らばったおもちゃを片付けても、こぼしたお菓子を片付けても5分後にはぐちゃぐちゃ、、、虫がまたくる、というのが日常でした)
キッチンには虫がたくさんいるので、ハエが大量に止まったものや、アリがたくさん入っているお砂糖なども、もう気にし出したらキリがないので見なかったこととして、普通に食べていました🙏(食べられないと言える方は伝えた方がいいですね!お腹壊しては困るのでお勧めしません😂)
そんなこんなでスリランカに限らず、現地ホームステイに行く前には、上記のようなことがあるかもしれないことも覚悟が必要かもしれません。
・言語
→今回私はタミル語を話す家族の家に行きました。
私と話す時は基本英語で話してくれたのですが、家族同士、親戚や友達の家に行った際には皆タミル語でワイワイと話すので、少し孤立した状態になっていました。
英語を主要言語とする国であればこの問題はないかもしれませんが、今回の場合は全く理解できない言葉なので、今何を話してたの〜?と自分で話に入らない限り、会話に置いていかれます😂
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伝えたいこと
少し愚痴のようになってしまったかもしれませんが、、笑
全ての家がそうであるわけでもないですし、work awayではお金を払ってお客様としてホームステイをしにいくわけでもなかったので、仕方がない部分もありますね🥹
お伝えしたいことは、前向きな気持ちが大事!ということです!私も初めのうちは、10日だけにしてもここでやっていけるかな、と弱気になることもありました。
しかし、ホストファミリーの家族と積極的にコミュニケーションを取り、虫問題でさえも今しかできない貴重な体験だ!と考えをポジティブにすることで後半は虫を見ても無の気持ちでお掃除をしたり、ハエに関しては肩に止まられるとジッと見て、もはや可愛いんじゃないか?とまで思うようになっていました😂
精神も鍛えられました💪笑
持っていくと安心できるもの
最後に、ホームステイを含むスリランカ旅をして、持って行ってよかったものを簡単に紹介していきたいとおもいます!
あると便利だったもの
●衛生面●
・ダニ避けシート(ベットに使いたい)
・虫除けグッズ、虫刺され薬(もはや必須)
・固形石鹸(手洗いの石鹸が置いていないこと多い)
・大人用オムツ(長距離移動の時の安心感。海外は便座がビチャビチャに濡れていて特に女性は座ることを躊躇したくなる時もあるので持っていると心がかなり救われる)
・除菌シート、ウェットティッシュ
●衣類・化粧品類●
・拭き取り化粧水、コットン(水が肌に合わなくて顔を洗えない時などとても便利)
・オールインワン(荷物が楽になる)
・長袖、長ズボン(虫対策にも)
・スリッパ(家の中などで履く用。お風呂なども履いて入れるようにビニール素材がおすすめ)
●防犯グッズ●
・スマホを腕につけるリング(取られるの防止)
・カラナビ(カバン開けられるの防止)
・偽結婚指輪、偽財布(もしもの時の自己防衛)
●その他●
・ネックピロー(バスでも移動が長かったので便利だった)
・地球の歩き方など旅の本(とにかく情報量!)
・折りたたみハンガー(ちょっとした洗濯物干すため)
などなど!
とてもなが〜〜〜い投稿になりましたが、少しでもスリランカ旅行やworkawayに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです😊🌱
次回投稿ではスリランカのホームステイでの様子を書いていければと思います🫧
読んでいただきありがとうございました🌸