おかえりラジオスター
1月31日 佐久間宣行ANN0のゲストに
Creepy Nuts DJ松永さんが登場した。
Creepy Nutsのオールナイトニッポンリスナーからしたら待ちに待ったニッポン放送への帰還、いや、凱旋とでも言うべきか。
世界的ヒットの曲を生み出したにも関わらず何の疑いもなく深夜に"生放送"で来てくれたのも流石だった。
この人は何を思って体のS字の話を冒頭でしたのだろう。チー牛って呼ばれてて嬉しそうだったな。終盤に熱い話になるのも変わってないな。
圧倒的な言葉数と意味不明な言動で爆笑をかっさらって颯爽と帰っていった。
ただ、最後の最後で出てきた言葉
「ラジオおもしれぇ」
深夜4時30分、人間の生活を捨てた時間にかつてのパーソナリティから聴こえて来た言葉。
そうだよな、そうなんだよな!
ラジオっておもしれぇんだよ!
そうだよ!そうそう!
笑いながら頷いて心ではガッツポーズ
なかなかパーソナリティはストレートなこんな言葉を発してくれないから。
事前に用意してたのかしてないのか真意はわからないけどその言葉に何だか救われた。
自分が色々なパーソナリティの番組を聴く理由はやっぱりラジオが面白いから。
意味不明な言動する人もブースで裸になる人もひたすら趣味について話す人も結局はこれに尽きる、ラジオがおもしれぇんだ。
僕がラジオにハマったきっかけはCreepy Nutsから。cnann0から全てが始まったと言っても過言ではない。
学生時代にSCHOOL OF LOCKをたまーに聴いていたもののラジオとはほぼ無縁の生活。
キムタクが好きだった僕は「木村拓哉 Flow」というTOKYO FMのラジオだけを聴いていた。それも毎週ではなくたま-に。
そんなある日に登場したのがCreepy Nuts。
あーDJとラッパーのコンビだよなーぐらいの感じでほとんど知らなかった。
しかし、2人の掛け合いを聴いた瞬間心を鷲掴みにされどっぷり沼にハマった。
松永さんの軽快なボケと的確なRさんのツッコミ。え、芸人!?と思うほど面白くてすぐさま検索窓にCreepy Nutsと入れて調べたのを今でも覚えている。
この2人のラジオ、
もっとくれ!もっとくれよぉ!の状態になった。
「クリーピーナッツ ラジオ」
こう検索して出てきたのが
Creepy Nutsのオールナイトニッポン0である。
オールナイトニッポン!何か聞いたことあるぞ!
よし、radikoとやらを入れて…
おもしれぇ〜。
そこから僕のラジオ人生が始まった。
初めは放送翌日に夜散歩しながらタイムフリーで聴く。
日々のモヤモヤも、仕事で不安だった時も元気を出したい時に聴くのはいつもCreepy Nutsのラジオだった。
そこから月日は流れ、
やった!
1部昇格だ!
と思ったら、え…今年で終わりなの…?
一番初めに好きになった番組が突然終わった。
理由は音楽活動に専念するため。
本人達が決めたことが全てだけど、本当はこんなこと思いたくはなかったけど、心のどこか隅っこに「週に1度だけのラジオぐらいは続けられなかったもんかなぁ」っていう思いが正直あった。
そこからはメディアに一切姿を見せなくなり。
たまにインスタライブしたと思ったらこんばんは〜連呼事件。
松永さん、相変わらずだな。笑
と思いながらもそろそろ耳が恋しい。
そんな中発表されたスペシャルウィークのゲスト。
おかえりなさい。これ以外ない。
Rさんは来なかった。
Rさんは来れなかった。
Rさんはあえて来なかった?
真意はわからないけど松永さんがピンで乗り込んできて個人的には最高だった。
あの暴走トークは止めないぐらいが久々のオールナイト松永摂取には丁度良かったんだよな。
みんな全員が松永うるせーおかえりーと思っていた時間だったと思う。
ラジオは一人で聴くけど一人じゃない。
深夜3時っていう時間もまた良かった。
数日経った今、
radikoの放送局を切り替え
またタイムフリーのボタンを押す。
これで聴き返すのは何度目だろう。
また言ってるよ。
ラジオおもしれぇ。