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ランチ代今昔物語

先程、写真のような自販機を見た。
なんだかドリンクの自販機にドッキングしたかのような形状だ。これはこれでなんだか面白いのだが、他にも気づいた事がある。

カロリーメイトの値段だ。240円とある。もう30年以上前のことになるが、高校生の時、私のようなどうしようもない田舎の男子学生とは違い、休みの日に渋谷まで遊びに行くようなおしゃれな友達はランチにカロリーメイトを食べている事があった。私はせいぜい茨城県民の東京、大宮止まりだった。大宮大好き!
カロリーメイトが、なんだかアーバンでかっこよく感じたものだ。しかしながらカロリーメイト一箱食べたところで、高校生の私の食欲は満たされなかったし、クッキーみたいなものに200円はだせなかったのだ。
そうそう、30年以上前カロリーメイトは200円くらいだった。
当時贅沢系ラーメンでも600円くらいだった。今では1,200円はするだろうか。そう考えると物価上昇に抗っているように見える。

では、48歳しょぼくれた中年はどうだろう。私はランチは大抵食パンにハムとチーズを挟んで食べるか、そばを茹でて食べている。せいぜい100円くらいしかかかっていない。当時毎日お母さんが作ってくれたお弁当よりもかかっていないだろう。

 学生時代よりランチ代が下がっているのだ。いかに年を取ると欲望が減っていくのか、ということを感じた。食べられる内に食べたいものを適度に食べることは大切だなあ、と思う。

ただ、今みなさんにお伝えしたいことではそういうことではない。
何が言いたいかというと、物の値段とか価値とかが、よく分からないなあ、という稚拙な思いなのだ 藁

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