【勉強会レポート】ヘルスケア業界の資金調達動向

Japan Healthcare Innovation Hub（JHIH）へのご関心をお持ちいただき、誠にありがとうございます。当コミュニティは、ヘルスケア・ライフサイエンス分野におけるイノベーションに取り組む方々を対象に、定期的に勉強会を開催し、業界の最新トレンドや実務的な情報を提供しております。9月19日（木）に開催された最新の勉強会について、以下にレポートをお届けいたします。

勉強会概要

今回の勉強会では、SMBC日興証券株式会社 産業サステナビリティ戦略部の藤安次郎さんをお招きし、ヘルスケア業界における資金調達の最新動向と新しい機会について深堀りしました。

勉強会内容サマリー

〇グローバルおよび日本国内のヘルスケアセクターの投資動向💰
グローバルおよび日本のヘルスケアセクターの投資動向について、地域や分野ごとの違いが解説されました。特に、アメリカとアジアでの投資の活発さが目立ちました。中でも、デジタルヘルスやバイオテクノロジーが注目されています。

〇大手製薬企業の研究開発動向💊
大手製薬企業では、がん・神経・免疫疾患が研究開発の重点領域となっていることが示されました。また、モダリティ別での開発動向もご解説頂きました。

〇バイオベンチャーの今後🏢
注目される新興分野、ベンチャーと大手の提携・買収、医薬品開発におけるAI技術活用をはじめとした展望についてご解説頂きました。

〇QA🗳️
創薬ベンチャーの資金調達の難しさや細胞医療分野の課題がの他、福祉系スタートアップやDTx、日本のバイオベンチャーの可能性にも触れられました。

参加者の皆様からの感想（抜粋）

グローバル含めた広範な業界動向を端的に学ぶことができ大変勉強になりました。各領域個別の動向を見がちな為、マクロトレンドを定期的に把握しておく良い機会になりました。改めてご講演頂き、誠にありがとうございました。

データだけでなく、肌感覚も含めたご意見も多く盛り込まれており、全体感・市況を把握する上で大変勉強になりました。弊社はDTxを開発しているので、仰られていたDTxの期待感が冷え込んできている状況を打破していけるよう、精進して参りたいと思います。

資金調達の現状について幅広い視野からご講演頂き、まだまだ創薬ベンチャーには厳しい環境が続くことを再認識しました。環境を好転できるよう努めていきたいと思います！

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