わたしの好きな先生
またまたきっかけをいただきまして…
ネタ探しにいろいろな記事を読んでるわけではないのですけど、たまたま、頭のなかのネタ帳にあった内容に近い記事に出会い、今日はそれについて書いてみようと思います。
きっかけとなった記事はこちら↓
数学キライ
noteやってる人って、文章書くのが好きな人が多いのではないかと思うので、
ということは、要するに学生時代、文系だった方も多いのではないでしょうか。
ということは、だいたいは理系に苦手意識を持っている…
とざっくりすぎて、「ちがうわ!」という方にはすみませんが、わたしはやはり、理系苦手でした。数学や物理、無理。
小学生のころ、「理解は遅い」とお母さんが懇談で先生に言われていたのを覚えています。
小学校、中学校はまだましだったかな。高校となるとこれがまた難しい。なにをやったか、はっきり覚えていません。
だけど、ひとつ覚えていることは、基礎解析を教えてくれた先生にすごく教えてもらって、いい点をとれたこと、です。
基礎解析って何だっけ??それさえ忘れちゃった。
高2のとき
高校2年のとき、数学が2教科になり、「基礎解析」とたぶん「代数幾何」だったような気がしますが、科目名さえあやふやです。
もう、なんか全然わかんなかったんですよね。
難しくて。だけどテストがあるので、仕方なく勉強しました。
高校の時、わたしは英語の塾しか行ってなくて、数学は教えてもらいようがなく、学校の先生に聞くしかありませんでした。
で、その基礎解析を教えてくれてた先生、仮に抹茶先生、とします(お茶をイメージできるお名前だったので)。はっきり覚えてないんですが、たぶんみんなに「わからん人は職員室に聞きに来てね」みたいなことを言ってくれたと思うんです。
いま思うに、30歳前後の比較的若い男の先生でした。まあイケメンとは言えない、地味なタイプの先生で(ほんとすみません)先生のなかで決して目立つタイプではありませんでした。
ちょっと気弱そうで、生徒に怒れないタイプの先生(ほんとすみません)です。
なので、聞きやすく、わたしも職員室によく聞きに行きました。
テスト前には、列になるほど質問しにきた生徒でいっぱい。先生が勉強を見ながら、「うわー、いっぱいやなあ」と言ってたのを覚えてます。
わたし、同じような問題を聞いても聞いてもなかなかしっかりと理解できなくて、「前やったのに、またやり方わからんようになった」などと、同じようなことを何回も聞きました。
その度、先生は決して怒らず、「前に教えたよね」とも言わず、何度も根気よく教えてくれました。
何度も何度も同じような問題を解いて、だんだんできるようになってきました。
そしたら、テストで結構いい点が取れて、自分でもびっくり。
担任の先生も(抹茶先生ではない)わたしが理系ダメだと思い込んでいたのに、基礎解析の成績だけがグンとよかったので、びっくりしていました。
基礎解析がどんな勉強だったかもわすれてますが、抹茶先生に丁寧に何度も教えてもらい、いい点が取れてすごく嬉しかったこと。これだけはわすれることがありません。
高校時代は部活の思い出ばかりなんですが、部活以外のいい思い出はなにか、といわれたら、わたしは迷わずコレをあげます。
勉強の楽しさを教えてもらった先生でした。
好き嫌いは先生に左右される
先生されてる方にはプレッシャーかも、ですが、やはり一生懸命教えてくれた先生には、生徒も応えたいと思うし、頑張るもの。すると、結果もついてきて、楽しくなります。さらに楽しいと好きになる…
というように、良い循環になります。
もちろん、先生だけがすべてではないけれど、影響があることは確か。
うちのパパも、中学時代、同じ部活で成績が悪い子がいたそうですが、部活の顧問の先生が教えていた国語だけはいつも100点だったそう。極端だなぁ、と思うけど、子どもってそんなものかなぁ。
抹茶先生、もう定年してると思いますが
担任でもなかったし、一年間基礎解おしえてもらっただけなので、先生は覚えてないでしょう。
でも、あの高校にいた地味な女子生徒は、50歳近くのおばちゃんになっても、数学を丁寧に教えてもらったこと、いまも感謝してますよー😌
と言いたいです。