キッチンとお風呂にサヨウナラ
リフォームの工事が始まるのが、来週にせまりました。静かに過ごせるのもいまだけだなあ、と思います。工事が始まると、荷物をどけたりするので、たぶん家全体がごっちゃごちゃな状態になるでしょう。
で、そう考えると、長く使ってきたキッチンやお風呂が、もうすぐ壊されるんだなあ、と気づき、ちょっと寂しい気持ちになりました。
サヨウナラ、キッチン
キッチンは、毎日のごはんを作ってきたところだから、なんだか一番ありがとう、と言いたいところです。
毎日毎日、洗い物が積みあがり、ウンザリしたこと。
食器棚の引き戸が開けにくく、イライラすること。
調理スペースが少なくて、もうなんやらかんやらでいっぱいいっぱいのなか料理したこと。
洗い物しながらなんでこんなに家事大変なんやろとつくづく嫌になったこと。
子どもたちが学校から帰ってきて、ご飯作る横でいろいろお話ししてくれたこと。
など、いろいろ思い出します。
引っ越しするわけではなく、ただきれいになるだけなんですが、今まであったものがなくなるのです。
お母さんにとって、キッチンにいる時間はとても長いので、ひとり感傷に浸ってしまいます。みんなをつくってきたところなのです。
サヨウナラ、お風呂
お風呂もたいがいふるくて汚い(普通に掃除はしてますよ)ですが、こちらも思い出が。
次女は、ここにきた当初は、湯船の壁?が越えられず、なかにはいるのがまだできなかったんだもんなあ。よいしょって、わたしが持ち上げていれてあげてたなあ。
お姉ちゃんはおふろだよーと呼んでも呼んでも来なくて、ほんとにイライラしたなあ。
お風呂ずっと一緒にはいろうね、って次女は言ってたけど、もう一人でさっさと入れるもんなあ。
壁には、お風呂用のプリキュアかなんかのポスター貼ってたなあ、おもちゃセットも置いてたなあ。
思い出すと止まりません。
寂しさを感じるのはわたしだけ
今日、晩御飯のときに「なんか、いまのが壊されるのがちょっと寂しいな」とパパに言うと、「えーっ俺はそんなん全然ないわ。はやくきれいになってほしい」と言ってました。
もちろんわたしも早くきれいに、便利になりたいと思ってます。
でもでも、家事がメインの仕事であるわたしからすると、ひとつ、時代が終わるような気がして、ちょっと寂しいです。主婦ならではの感覚なのかもしれません。
きれいになったら、すっかり忘れるかもしれないですけどね。