人生の最後を考えるゲームがあるらしい
またまたお昼にテレビをつけたら、Eテレで、ハートネットテレビというのをやってました。ちなみに再放送らしい。
で、今日の内容は、「もしバナカード」というものについて。
人生の最後に、自分がどうありたいか、ということをカードを使いながら、考えたり話し合ったりするためのものだそうです。
トランプみたいなそのカードには、
「家族と一緒にいる」
「痛みがない」
など、人が最後に大事にしたい、と思うような、様々な言葉が書かれています。
使い方は、
はじめに自分の前に4,5枚のカードを置きます。そして、残りのカードから、ランダムに1枚とる。その取ったカードと、手持ちのカードのことばを見比べて、「自分はこっちのほうが大事だな」と思うカードのほうを手元に残して、「そこまでじゃないな」と思えるカードは手放していく。そうして最終的に残った4,5枚のカードが、自分が人生を終えるときに、最も大事だと考えることである。
という内容です(だいたいです。合ってるかな、ま、使い方は他にもあるかもです。番組でやってた使い方はこんな感じでした)。
カードについてはこちら↓
これ、すごくいいですね!
番組に出演されてたのは、関根勤さん、りゅうちぇるさん(久しぶり!)看護師の中村恵さんでした。
わたしがテレビをつけた時にりゅうちぇるさんが映って「このひと誰だ…どっかで見たような…、あ、りゅうちぇるか!!」と思いました。
それはさておき…
ゲストのみなさんも、「こっちかな…いや、やっぱりそっちにします!」みたいにとっても迷いながら、ゲームを進めていましたが、最終的に残ったカードに納得のご様子でした。
関根さんは「家族と一緒」といった、ノーマルなカードとともに、「ユーモアも持つ」みたいなカードを残されてて、とても関根さんらしい選択でした。「やっぱり、おじいちゃんはおもしろかったね、と言われたい」とのこと。なんてすてきなのだ!
りゅうちぇるさんも、最後まで悩んでいたけど、最後の最後に、持っているカードと取り換えたのは、「誰かの役に立つ」というカード。「国籍や性別などあらゆることを乗り越えて、人が自分らしくいられるきっかけに、自分はなりたい」というようなことをおっしゃってて、なんか感動しちゃいました。
わたしくらいの年代は親世代も70~80代が多く、最後どうすればいいの?みたいなことはぼんやり思いつつ、なかなか話もしないもの。そういう話、しとかないとな、ということは最近よく言われますよね。
といって、さあ、面と向かって、というのもね…
となりがちですが、これがあればトランプ感覚で、老いも若きも結構気軽に考え方を家族に話したりできるかも。
コロナが収まる気配はもうちょっとないけれど、次回双方の実家に帰るとき、これ持っていきたいな、と思いました。買おうかな。
ちなみに
アマゾンをのぞいたら、売ってはいたけど、種類によっては品切れで人気なようです。ただ、レビューみてると☆5つをつけた人は半分くらい。みんながみんなよかった!ではなさそうです。内容だけにうまく盛り上がらなかった、とか、外国うまれのゲームらしく、日本人には合ってない、というレビューも。
でもまあ、なんかやってみたい気にはなります。どうでしょうね??