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「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 -営業DB編【1/2】

JPT最大の特徴とも言える「1人1プロジェクト」。
開発現場といえば、1プロジェクトに複数人が入り役割分担をして開発を進める体制を取っている会社も多いはず。
私自身、今までエンジニアさんと一緒にアプリの改修を進めたり、エンジニアとして開発現場に入った経験も少しあるのですが、どのプロジェクトもチームで動いていました。
そんな中でJPTのエンジニアの皆さんはどんな業務をどんな感じで進めているんだろう?「1人1プロジェクト」って実際どうなんだろう?初めて聞いた時にとても興味を持ちました。
今回は、JPT社内で活用中である「営業データベースプロジェクト(以下営業DB)」について詳しくお話を伺いました。
(※取材日は正式リリース直前の2024年7月26日です。)

計2回のうち、今回は前編をお送りいたします。
「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 1/2 前編(本記事)
「JPTは1人1プロジェクト」を覗いてみた👀 2/2 後編
                                                                               (執筆:アンバサダーみさき)

<社員の自己紹介>
Y.Sさん
入社:2023年10月
得意:諦めないこと
苦手:複数人での会話
趣味: 漁(小型船舶の免許を持っていて、漁具を使って魚を捕る) 、
ゲーム(スプラ、ぷよぷよ、モンハン) 、
youtube(大食い、動物、魚、Vtuber) 、ボウリング/旅行


プログラミングとの出会い、挫折、そしてJPT入社へ

ーまずご自身のことを伺いたいのですが、JPT入社前にエンジニアの経験はあったのでしょうか。またJPT入社までの経緯もあわせて教えてください。

そもそも私が初めてプログラミングをやり始めたのは高校生の頃だったんですよ。実を言うと高校にあんまり行けてなかったんです。でも家庭教師の英語の先生が、高校の勉強にあんまり興味を持てなかった私に、これやってみたらとプログラミングができるような端末を教えてくれて。やってみたら面白かったので、自分がやりたいことだと感じて大学でも学びながら進めていました。
 
その後1年間だけプログラマーをやりました。そこではデスクトップアプリの開発をしていて、一般企業で障害者雇用でもなく働いていました。ただなかなかうまくいかなくて挫折して1年で辞めてしまい、プログラマーではない職を転々としたんです。でもやっぱりそこも続かなくて、なんかおかしいぞっていうことでクリニックを受診したところ、発達障害であることが発覚しました。
 
そこから障害者手帳を取得したのですが、やっぱりプログラマーという職業が好きな思いが忘れられず、また障害者雇用で挑戦できる選択肢を知ったことがきっかけで、もう1回プログラマーとして挑戦してみようと決心しました。
 
プログラマーとしてブランクがあったのと、ウェブアプリケーションを作ったことがなかったので、まず就労移行支援事業所で学び直しました。その途中でJPTの就職説明会を聞いて「絶対ここに入りたい!」と思い、採用インターンに挑戦して入社しました。

入社後に初めて担当した営業DBプロジェクト

ー営業DBの概要について教えてください。

2023年10月に入社して、研修期間を経て2024年1月末から私が初めて担当したプロジェクトです。

JPT社内で使っていくものなのですが、大きく分けて3つの機能があります。

①JGCグループ(JPTに開発案件を依頼してくる顧客)からの案件依頼窓口となる機能
②JPT社員が挑戦したい案件依頼を選べる機能
③JPT社員の業務の進捗と成果を管理する機能

①に関しては、顧客からの案件依頼に対するミーティングが負担になっていることが問題になっていたため、これらのプロセスをシステム化していきたいという目的がありました。

②③に関しては、社員と案件依頼のマッチング機能や社員の業務進捗や成果、作業時間を見える化することが目的です。
これはマネージャーが社員の状況を把握することだけではなくて、社員同士で互いにどんな業務を請け負っているのか把握できたら良いなという思いで作っていますね。

ー顧客からの案件依頼はもちろんJPT社員含めて情報の見える化を目指しているのですね。

このプロジェクトの背景には、JGCグループにJPTのことをもっと知ってもらいたいという意図もありましたが、それに加えて、JPT社内としても分散していた情報を営業DBで一本化していきたいという目的もありました。

「1人1プロジェクト」の開発ってどういう流れで進めるの?

ー「1人1プロジェクト」ということですが、プロジェクトが始まると何から着手するのでしょうか?

まず「何を作りたいか」の部分である「要求」が固まっていなかったので、依頼主であり上長の長尾さん(CTO)と話すところから始めました。どういうものにしていきたいかを2人で話し合い、その後「実際にどう作るか」の部分である「要件」にまとめていったので、要求と要件を決めるのに1か月ぐらいかかりました。
経験がなく上手くまとまらずにいたのですが、お忙しい中長尾さんには時間を割いて助けていただきました。本当に感謝しています。

その後はテーブル設計→画面設計→プログラム→テスト運用というような感じで開発の一連の流れに沿って進めていきました。
私がプログラマーとして成長できるように、そういった一連の流れを経験できる仕事を任せてくださったのかなと感謝しています。

ー なるほどなるほど、「1人1プロジェクト」とは開発現場における一連の流れを全てを1人で担当していくのですね!分からないことがあった時はどうしていましたか?1人でプロジェクトを進める時に行き詰まると大変そうなイメージがあります、、

要求定義から画面設計(どのような画面にするか)までは、長尾さんに何度も見てもらって詰めていきましたが、そこで作るものややることが決まったので、その後実際にプログラムを書いていく段階では、1人で黙々と作業を進めていきました。顧客が上長の長尾さんということもあり、報告は日報でしていましたね。
最初の段階である「何を作るか」を決めるところが、1番私の苦手分野でもあり、1番大切なところだと思っています。

ー1月末に開始してからリリース(画面上で使えるように公開すること)まではどのくらいかかったのでしょうか。

まずは7月から長尾さんと關さん(事業部長)に試しに使ってもらい、使い勝手とバグがないかの確認やフィードバックをもらいました。また一部の社員にも、社員向けの画面のテストを依頼し、フィードバックをもとに修正しているところです。
8月からは社員全員に業務進捗の入力をしてもらい、9月以降案件依頼に対してこれに挑戦したいと思った社員が応募できるような機能を公開しようと思っています。

その先はJGCグループの顧客の方に向けた機能も公開して、顧客の方が案件依頼をできるようにしていく予定です。また社員の資格やスキル管理など、まだまだ機能を追加していく予定です。

あとはこれまでのJPTの案件や業務の実績をJGCグループに公開して、JPTはこういうことができるんだよっていうことを知ってもらい、案件依頼に繋げたいですね。まだまだやらなければいけないことはたくさんあると思います。

7月から別の新しいプロジェクトにも入り始めたので、スピードとしてはゆっくりな形になるかと思いますが進めていく予定です。

ー社員に向けて公開されたらまた色々なフィードバックが来ますね!タイムリーなプロジェクトについて教えていただきありがとうございました。

ここまでご自身のこと、そして営業DBプロジェクトの内容について伺いました。
後半はプロジェクトを進める中で勉強していったことや入社後初のプロジェクトを振り返っていただきお話を伺います!


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